燃料電池ワールド Vol.1293 (2012/11/28 10:38)

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□燃料電池ワールド Vol.1293
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■2012年11月28日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

☆燃料電池を語る会【再掲】
久しぶりに飲み会をやろうと思います。どなたでも参加は自由ですが、事前に連絡をお願いします。
○日時:12月8日(土)午後4時30分から7時頃まで
○場所:養老の滝 新橋烏森口店(新橋駅烏森口脇のガード下の店)
http://www.yoronotaki.co.jp/seach/detail.php?fid=1&cno=2691
○会費:4000円(当日徴収)
○参加連絡:人数確定のため、12月1日までにお名前を下記メール宛に連絡してください。fc55gogo@gmail.com
○問い合わせなどは、080-5389-3435 坂本まで

■2012年11月27日のWEB LINK NEWS
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2012/11/27 ブルーチャレンジプロジェクト:再生エネで復興後押し 木質バイオマス活用、宮古に協議会 /岩手(毎日新聞)

 間伐材など再生可能な木質バイオマスを使って電気、熱に加え次世代自動車の燃料となる水素エネルギーを生み出し新たな産業を創設する宮古市の官民一体の「ブルーチャレンジプロジェクト協議会」が26日、設立された。商用としては世界初とされる、これら三つのエネルギー供給プラントを建設して14年秋までの操業を目指し、震災復興を後押しする。

 トヨタ自動車をはじめ廃熱利用の施設園芸会社など、オブザーバー2社を含めて12社が参加。会長に西村真・名古屋大経済学部教授、副会長の1人に山本正徳市長が就任した。協議会は事業計画を策定するほか、プラントを建設、操業する民間会社を各社からの出資で年内にも設立する。

 木質バイオマス施設は業界から高い評価を得ているジャパンブルーエナジー(東京)が開発した特殊な技術を利用する。電気は売電し、熱は施設園芸に、水素は燃料電池車の導入に向けた技術開発に使う。70トンのバイオマスから3000キロワットの電気を発電し、1時間当たり40ノルマル立方メートル(0度、1気圧の条件下)の水素を作れる。

 市によると、プラントの建設だけで2ヘクタールの用地が必要で、被災地周辺に確保したい意向だ。事業費は国、県、市の補助金も含めて20億円を見込む。宮古市の名越一郎副市長は「地域の豊かな森林資源を活用することで、新たな事業が起こり、相当の雇用も期待できる」と強調する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121127-00000037-mailo-l03

2012/11/27 「低温」で水から水素=太陽熱活用など期待―広島大(時事通信)

 広島大は27日、約400度という比較的低温で水を分解し、水素を取り出すことに成功したと発表した。水素は有望なエネルギー源だが、化学分解で取り出すには1500度の高温が必要だった。成果は将来、太陽熱など再生可能エネルギーを利用した水素生産に向けた一歩となる。

 広島大の宮岡裕樹特任講師らの研究チームは、金属ナトリウムを使い、熱と化学反応で水から水素を取り出す方法を研究。反応炉の構造を工夫してナトリウムが気化しやすい環境をつくり、これまでより少ない熱で水から水素を取り出すことに成功した。

 現在の水素生産は、天然ガスと水を高温で反応させているが、二酸化炭素も排出するのが難点。水の化学分解も高温が必要だったが、400度であれば小規模な太陽熱設備や工場などの廃熱も利用できるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121127-00000186-jij-soci

■海外ニュース
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<定置用電源>
●ホンダと日本特殊陶業、固体酸化物型燃料電池システムを開発 (2012年9月21日)

 ホンダの伊東孝紳社長は先週の社長会見で、固体酸化物型燃料電池(solid oxide fuel cell)を使った家庭用コージェネレーション・ユニットの開発で日本特殊陶業株式会社(NGK Spark Plug Co. Ltd.)と協力していることに言及した。ホンダは、Hondaスマートホームシステム(Honda Smart Home System:HSHS)を備えた実証実験住宅を使って、このシステムの検証を行う予定である。
http://world.honda.com/news/2012/c120921CEO-Speech/index.html〔参考〕Hondaスマートホームシステム(HSHS)の実証実験は現在、さいたま市でHSHSを備えた二つの住宅を使って行われている。そして2014年度が終了する前に、三番目の住宅を完成させる予定で、その後、三つの住宅を結んで、コミュニティ内でエネルギー管理の実証実験を東芝と協力して行う。ホンダは2015年に燃料電池自動車の市場導入だけでなく、個々の住宅での最適なエネルギー管理を提案するHondaスマートホームシステムの市場導入をめざしている。
現在のHondaスマートホームシステムには、家庭用コージェネレーション機器として自社開発したガスエンジンが使われているが、2015年にはこれに加えて固体酸化物型燃料電池を使ったシステムを発売するということのようだ。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆「第16回 技術者育成コース」(福岡水素エネルギー人材育成センター)【再掲】

 全国で唯一の水素関連人材育成機関「福岡水素エネルギー人材育成センター」では水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者を対象とした「技術者育成コース」を開催します。

 九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を努め、水素関連技術者に必要な知識と技術の習得が可能です。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等

 ※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇日時:12月4日(火)?7日(金)
◇会場:1日目 福岡中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町)

    2日目 水素エネルギー製品研究試験センター(糸島市富)
    3、4日目 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡)
◇受講料:50,000円
◇募集人数(定員):20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇コースの詳細はこちらから
 http://www.f-suiso.jp/info/4231.html
◇受講申込みについて (オンラインでお申込みください)

 https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120925155032
◇お問い合わせ先
  福岡水素エネルギー戦略会議事務局 担当:中村一彦
  TEL:092?802?3303
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

☆「第18回寺小屋式燃料電池講習会」【再掲】
燃料電池の基礎から最新情報まで、分かりやすく丁寧に講義・ご説明します。
◇開催日:12月11日(火)
◇開催場所:中央大学駿河台記念館(東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
◇開催スケジュール
  10:00〜10:10 FCDIC開会挨拶

  10:10〜12:00 基礎編:神谷信行氏(横浜国立大学工学部スーパーバイザー)
  13:00〜13:40 燃料電池の組立・発電体験:FCDIC事務局

  14:00〜14:40 SOFC(固体電解質形燃料電池):堀田照久氏(産業技術総合研究所) 

  14:40〜15:20 FCV(燃料電池自動車):加藤久雄氏(トヨタ自動車(株) )

  15:20〜16:00 水素:廣瀬正典氏(日鉱日石エネルギー(株) 、水素エネルギー協会企画委員会委員長)
  16:00〜16:30 総合質問
  16:30 閉会
◇定員:35名(定員になり次第締め切り)
◇詳細と申し込みは以下のURLをクリックしてください。
 http://www.fcdic.com/ja/koushukai/18th_terakoya_121016.pdf
◇問い合わせ:燃料電池情報開発センター 松田/塩澤 
  e-mail:center@fcdic.jp

  TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232
◇主催:燃料電池情報開発センター

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