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□燃料電池ワールド Vol.1291
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■2012年11月26日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
☆燃料電池を語る会【再掲】
久しぶりに飲み会をやろうと思います。どなたでも参加は自由ですが、事前に連絡をお願いします。
○日時:12月8日(土)午後4時30分から7時頃まで
○場所:養老の滝 新橋烏森口店(新橋駅烏森口脇のガード下の店)
http://www.yoronotaki.co.jp/seach/detail.php?fid=1&cno=2691
○会費:4000円(当日徴収)
○参加連絡:人数確定のため、12月1日までにお名前を下記メール宛に連絡してください。fc55gogo@gmail.com
○問い合わせなどは、080-5389-3435 坂本まで
■2012年11月22〜25日のWEB LINK NEWS
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2012/11/22 「場当たり的」先を読めないパナソニック これからどう戦うの?(SankeiBiz)
トヨタ自動車とパナソニックは日本を代表する製造業であり、電池事業をはじめ、さまざまな形で友好的な関係を築いてきた。業種は違うが、モノづくりに対する真摯(しんし)な姿勢はきわめて似ている。
その両社の業績は今、明暗がくっきりと分かれている。米国でのリコール(回収・無償修理)問題や東日本大震災、タイの大洪水…。ここ数年、難題が相次いだトヨタだが、実は過去10年間で最終赤字に陥ったのは、リーマン・ショックでつまずいた2009年3月期の1度しかない。一方、パナソニックは10年間のうち4度も最終赤字があり、前期は7721億円の巨額赤字を計上。今期も7650億円の最終赤字見通しで、今期を含む直近5年間の赤字総額は2兆円以上におよぶ。
業種の違いは当然、業績に大いに関係している。家電はデジタル技術でコモディティ(汎用)化が進んだため、値崩れが激しく、メーカーの収益を悪化させてきた。これに対し、自動車はアナログ的な要素もあり、すべてが汎用化されることはない。現時点では価格の急落はあり得ないといえる。ただ、両社の明暗はそれだけの差なのか。
パナソニックは今後、何で戦うのか。そこが見えてこない。確かに最先端商品が1年足らずで汎用化する家電業界で「次の主軸」を見きわめるのは容易ではない。しかし、将来を見据えた戦略商品がなければ、収益を安定的に確保し、成長を維持することは難しい。
トヨタはエコカーの本命がEV(電気自動車)とみられる中でもHV(ハイブリッド車)にこだわり、商品群の充実のほか、ライバル企業との連携にも意欲的に動くなど、独自路線にぶれはない。しかも「エコカーは全方位で取り組む」と公言し、EVや燃料電池車の開発も進めるなど、実にしたたかだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121122-00000500-fsi-bus_all
2012/11/22 【ロサンゼルスモーターショー12】ホンダの未来のポリスカーは三輪燃料電池車…デザインチャレンジ(レスポンス)
ホンダは、11月28日に米国で開幕するロサンゼルスモーターショー12の恒例イベント、「デザインチャレンジ」に、『CHiPs』を出品すると発表した。
2012年のテーマは、「2025年のハイウェイパトロールカー」。ホンダ技術研究所の東京アドバンスドデザインスタジオが、今年のデザインチャレンジに出品する作品が、CHiPsだ。
CHiPsは、クラシックな雰囲気が漂う3ホイーラーデザインを採用。細長いオープンボディの中央に、ドライバーは着座するスタイルとした。二輪車のようなハイウェイパトロールカーといえる。パワートレインは燃料電池。
ホンダは2025年、カルフォルニア州の高速道路がロボットカー(自動運転車)に移行する時期と予想。ホンダは、「さらに厳しく困難になる交通状況に対応するために、このハイウェイパトロールカーを提案した」と説明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121122-00000027-rps-ind
※関連画像あり
2012/11/23 スマートコミュニティ国内市場、2020年に3兆8008億円…富士経済(レスポンス)
富士経済は、新しい社会インフラ「スマートコミュニティ」を構成するシステム/サービスの市場を調査し結果を報告書「スマートコミュニティ関連技術・市場の現状と将来展望2012 No.1、2」にまとめた。
調査の結果、国内のスマートコミュニティ関連市場は、2011年に1兆1221億円となった。2012年は前年比30.9%増の1兆4683億円が見込まれ、2020年には2011年比3.4倍の3兆8008億円になると予測。次世代交通・インフラ及びクリーンエネルギー領域が牽引する形で市場は拡大するとみている。
次世代交通・インフラ領域では、鉄道車両・LRV(Light Rail Vehicle)に加え、EVやPHV、燃料電池自動車の普及により大幅に市場拡大すると予想した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121123-00000010-rps-bus_all
2012/11/23 「EVはエコでもクリーンでもローコストでもない」と大前氏指摘(NEWS ポストセブン)
EV(電気自動車)を取り巻く環境が激変している。電力不足が続く中、EVのために化石燃料を燃やしてCO2排出量を増やすわけだから、全くエコではない。つまり、EVに乗ってエコだと思うのは(火力発電所で化石燃料を燃やしていることを失念しているがゆえの)自己満足にすぎないと、大前研一氏は指摘する。以下は、大前氏の解説だ。
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EV本体も国や自治体の補助金があるのでけっこう安く買えるが、それでも、メーカー希望小売価格は『リーフ』が376万円と406万円、『アイ・ミーブ』(三菱)は軽自動車なのに260万円と380万円もする。EVのコストが安いというのは完全に錯覚だ。原発の夜間電力と補助金のないEVは、エコでもクリーンでもローコストでもないのである。
水力発電が主力のスイスやカナダなら、EVは意味があるかもしれない。しかし、スイスのような山岳地帯にEVは適さないし、カナダのような広大な国で充電インフラを整備するのは至難の業だろう。
結局EVは、現状では一定のエリア内を走る循環バスや短距離のコミューター、街乗り専門のシティビークルなど特定の用途しか活躍の場はないのではないか。
それ以外の用途では、今後何らかの画期的な技術革新がない限り、EVが広く普及するのは無理だと思う。量産できるようになれば安くなるというが、今の普及スピードでは、いつまでたっても損益分岐点にさえ達しそうにない。“究極のエコカー”として期待されているFCV(燃料電池車)も、全く同じ問題を抱えている。
日本の自動車メーカーや経済産業省は、原発問題も含めて根本からEV戦略を見直すべきだろう。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121123-00000017-pseven-soci
2012/11/23 中国に狙われる日本の最先端技術 「偽工場」まで準備する周到さ(産経新聞)
7日の決算会見で、東レの田中英造副社長は苦渋の表情を浮かべた。関係者によると、中国の軍事関係者が東レの最先端の炭素繊維を入手するよう大阪の商社に依頼。この商社に依頼された静岡県内のベンチャー企業が東レの子会社に「水素発生装置のボディーに使う」と虚偽説明を行い、平成21年にサンプル約1キロを確保し、経済産業省の許可を得ないまま中国に持ち出したとされる。
米戦闘機の機体に採用される炭素繊維は、ミサイルやロケットの複合材に使われる恐れもあるとして、外為法で輸出が厳しく規制されている。東レによると、このベンチャー企業は実際に炭素繊維を使用するとした工場を準備する周到さ。サンプルを渡した後に社員が行くと、跡形もなくなっていたという。田中副社長は「フェイクの工場は水素発生装置も準備され、よほど仕組まれていたようだ。これほど巧妙に偽装されると今後も危ないかもしれない」と打ち明ける。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121123-00000505-san-bus_all
2012/11/24 マイクロソフト、バイオガスで稼動するデータセンター「データプラント」を開発(Engadget 日本版)
マイクロソフトが、汚泥処理過程で発生するバイオガスを発電に利用したカーボンニュートラルなコンテナ型データセンター「データプラント」の開発に取り組んでいる。
同社は、この開発に550万ドルを投資しており、ワイオミング州シャイアンにあるドライ・クリーク水再生センターでの利用を目指している。また、地元行政機関と燃料電池メーカーの FuelCell Energy 社の協力を得て、2013年春までにはプロジェクトを開始させる予定だ。
マイクロソフトによれば、発電装置はコンテナ型データセンターの稼動に必要な200キロワットの電力供給が可能で、現在よりもコスト削減が見込まれるという。プロジェクトが成功した場合、同社は「データプラント」をゴミ処理場や下水処理施設、酪農場他の再生可能エネルギーが確保できる場所に併設することを目指している(酪農場のアイデアは数年前にHPが発表している)。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121124-00012317-engadget-sci
※関連写真あり
■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●フュエルセル・トゥデイ、「業界レビュー2012」を発刊 (2012年9月05日)
アメリカの非営利団体「フュエルセル・トゥデイ(Fuel Cell Today)」は、「業界レビュー2012(Industry Review 2012)」を発刊した。この報告書は、過去4年間の世界の燃料電池産業の発展についての概要と現在予測、および将来展望について書かれている。この56ページの無料の報告書は、下記からダウロードできる。
http://www.fuelcelltoday.com/analysis/industry-review/2012/the-industry-review-2012
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆「第16回 技術者育成コース」(福岡水素エネルギー人材育成センター)【再掲】
全国で唯一の水素関連人材育成機関「福岡水素エネルギー人材育成センター」では水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者を対象とした「技術者育成コース」を開催します。
九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を努め、水素関連技術者に必要な知識と技術の習得が可能です。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇日時:12月4日(火)?7日(金)
◇会場:1日目 福岡中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町)
2日目 水素エネルギー製品研究試験センター(糸島市富)
3、4日目 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡)
◇受講料:50,000円
◇募集人数(定員):20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇コースの詳細はこちらから
http://www.f-suiso.jp/info/4231.html
◇受講申込みについて (オンラインでお申込みください)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120925155032
◇お問い合わせ先
福岡水素エネルギー戦略会議事務局 担当:中村一彦
TEL:092?802?3303
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
☆「第18回寺小屋式燃料電池講習会」【再掲】
燃料電池の基礎から最新情報まで、分かりやすく丁寧に講義・ご説明します。
◇開催日:12月11日(火)
◇開催場所:中央大学駿河台記念館(東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
◇開催スケジュール
10:00〜10:10 FCDIC開会挨拶
10:10〜12:00 基礎編:神谷信行氏(横浜国立大学工学部スーパーバイザー)
13:00〜13:40 燃料電池の組立・発電体験:FCDIC事務局
14:00〜14:40 SOFC(固体電解質形燃料電池):堀田照久氏(産業技術総合研究所)
14:40〜15:20 FCV(燃料電池自動車):加藤久雄氏(トヨタ自動車(株) )
15:20〜16:00 水素:廣瀬正典氏(日鉱日石エネルギー(株) 、水素エネルギー協会企画委員会委員長)
16:00〜16:30 総合質問
16:30 閉会
◇定員:35名(定員になり次第締め切り)
◇詳細と申し込みは以下のURLをクリックしてください。
http://www.fcdic.com/ja/koushukai/18th_terakoya_121016.pdf
◇問い合わせ:燃料電池情報開発センター 松田/塩澤
e-mail:center@fcdic.jp
TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232
◇主催:燃料電池情報開発センター
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□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
連絡先:fc55gogo@gmail.com
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