燃料電池ワールド Vol.1289 (2012/11/21 08:53)

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□燃料電池ワールド Vol.1289
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■2012年11月21日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

☆燃料電池を語る会【再掲】
久しぶりに飲み会をやろうと思います。どなたでも参加は自由ですが、事前に連絡をお願いします。
○日時:12月8日(土)午後4時30分から7時頃まで
○場所:養老の滝 新橋烏森口店(新橋駅烏森口脇のガード下の店)
http://www.yoronotaki.co.jp/seach/detail.php?fid=1&cno=2691
○会費:4000円(当日徴収)
○参加連絡:人数確定のため、12月1日までにお名前を下記メール宛に連絡してください。fc55gogo@gmail.com
○問い合わせなどは、080-5389-3435 坂本まで

■2012年11月20日のWEB LINK NEWS
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2012/11/20 米カリフォルニア州の規制、電気自動車の販売に拍車(ウォール・ストリート・ジャーナル)

 米自動車メーカーのクライスラー・グループは来週、珍しい自動車を発表する計画だ。すぐに採算が取れる見込みがなく、多くの顧客を引き付けるとも思えないような電気自動車だ。

 ではなぜ、クライスラーはこうした車を製造するのか?必要に迫られているからだ。カリフォルニア州が要求している。

 こうした規制のために、自動車メーカー各社は排気ガスの量がごくわずかかゼロの電気自動車や水素を使用する燃料電池車といった車種の販売を要求されてきた。主要な自動車メーカーは全社、電気自動車の販売を始めているか、来年末までに販売を開始する計画だ。

 カリフォルニア州の規定は今年、一段と厳しくなっている。過去には、自動車メーカーは電気自動車を販売しなくても、ハイブリッドといった燃費の良い車を多く販売することで評価された。しかし、こうした評価は薄れつつあり、自動車メーカーの大半は電気自動車の販売を避けられなくなっている。電気自動車の購入に急ぐ消費者がほとんど見当たらないにもかかわらずだ。

 オバマ政権も、今年承認された燃費効率規制に基づき、より多くの電気自動車を販売する自動車メーカーに報酬を与えている。2025年までには自動車メーカーの全車種は1ガロン当たり平均54.5マイルの燃費(1リットル当たり23キロ)が義務付けられている。これは一部には、一層多くの電気自動車の販売によって達成できる目標だ。欧州連合(EU)も、燃費効率の改善を通じて二酸化炭素排出量の大幅削減を目指す同様の条件を課している。また、中国は毎年増え続ける数百万台の新車のうち、電気自動車の割合の拡大を望んでいる。

 カリフォルニア州は25年までには、同州の140万台の自動車のうち、7台に1台は電気自動車もしくは水素使用車となることを目指している。今年はこれまでのところ、米国全体で発売された電気自動車はわずか2万6000台にとどまっている。これは米国民が購入した1190万台の自動車とライトトラックのうちのごくわずかに過ぎない。販売された電気自動車の約4台に1台はカリフォルニア州で販売された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121120-00000009-wsj-bus_all
※関連写真あり

2012/11/20 <気象庁>日本近海が急速に酸性化…温暖化に拍車の恐れ(毎日新聞)

 気象庁は20日、日本近海を含む北西太平洋で海洋が急速に酸性化し、84年以降は過去250年間と比べて約5倍のペースで進行していると発表した。大気中の二酸化炭素(CO2)が増加して海に溶け込んでいる影響とみられ、このまま酸性化が進むと海がCO2を吸収しにくくなり、地球温暖化に拍車がかかる恐れがあるとしている。

 気象庁は紀伊半島南方の海域で、水素イオン濃度指数(pH)を定期的に観測。今年は北緯10?30度でpH8.07?8.12の弱アルカリ性だった。10年当たり約0.02の割合で低下し、産業革命以前から20世紀末の全海洋の酸性化のペースより大幅に早くなっていた。

 また、気象庁は同日、昨年の世界の大気中CO2濃度が平均390.9ppm(1ppmは100万分の1)で過去最高を記録したと明らかにした。82年の統計開始以来、30年連続の記録更新となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121120-00000072-mai-soci

2012/11/20 IEA:中国自動車保有台数2035年までに3億6000万台増加(済龍 China Press)

 2012年11月19日、国際エネルギー機関 (IEA)が最新の世界自動車需要予測を示した。

 IEAは、世界全体での自動車保有台数について、現時点では8億7000万台となっているが、2035年までに17億台に達すると予測している。

 自動車保有台数増加の中心となるのは中国市場で、中国の自動車保有台数は現在の6000万台から、2035年には4億台に拡大すると見ている。

 またインドの自動車保有台数についても、現在の1400万台から、2035年には1億6000万台にまで、大幅に増加するとの見込みを示した。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20121120-00010005-cnpress-nb

■海外ニュース
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<定置用電源>
●サンタクララバレー交通局、燃料電池に連邦資金を使う予定 (2012年9月18日)

 カリフォルニア州サンタクララ郡のサンタクララバレー交通局(Santa Clara County Valley Transportation Authority:VTA)は、11月に開かれる同評議員会の承認が得られれば、ブルーム・エナジー社の400kW級燃料電池を購入するために連邦資金から75万ドルを受領するかもしれない。交通局にとっては初めての燃料電池設備となるだろう。

 ブルーム社の「ブルーム・ボックス(Bloom Boxes)」として知られている燃料電池は、一般的に100kWの発電を行う。交通局の計画では、2基の200kWのシステムが12の独立したパワーモジュールで構成される。しかし、400kWの燃料電池設備には400万ドルのコストがかかる。そこで、次のような質問が出てくる。「ブルーム・ボックスの価格は1kWにつき1万ドルなのか?」「それは高い方ではないのか?」
 ブルーム社はコメントすることを拒絶した。

 交通局はなお、残りのプロジェクトの資金を調達しなければならないので、ブルーム社と20年間の電力購入契約を結ぶ予定だ。それは、ブルーム社が燃料電池システムを設置して、交通局は20年間にわたって、kWhにつきあらかじめ定められた価格で電力を購入するという内容である。

 交通局はサウスベイで2本の鉄道と450のバス路線を管理しており、カリフォルニアのバスによる排気ガス削減を進めている。
http://www.siliconbeat.com/2012/09/18/vta-gets-750k-for-bloom-energy-fuel-cells/

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆「第16回 技術者育成コース」(福岡水素エネルギー人材育成センター)【再掲】

 全国で唯一の水素関連人材育成機関「福岡水素エネルギー人材育成センター」では水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者を対象とした「技術者育成コース」を開催します。

 九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を努め、水素関連技術者に必要な知識と技術の習得が可能です。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等

 ※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇日時:12月4日(火)?7日(金)
◇会場:1日目 福岡中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町)

    2日目 水素エネルギー製品研究試験センター(糸島市富)
    3、4日目 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡)
◇受講料:50,000円
◇募集人数(定員):20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇コースの詳細はこちらから
 http://www.f-suiso.jp/info/4231.html
◇受講申込みについて (オンラインでお申込みください)

 https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120925155032
◇お問い合わせ先
  福岡水素エネルギー戦略会議事務局 担当:中村一彦
  TEL:092?802?3303
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

☆「第18回寺小屋式燃料電池講習会」【再掲】
燃料電池の基礎から最新情報まで、分かりやすく丁寧に講義・ご説明します。
◇開催日:12月11日(火)
◇開催場所:中央大学駿河台記念館(東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
◇開催スケジュール
  10:00〜10:10 FCDIC開会挨拶

  10:10〜12:00 基礎編:神谷信行氏(横浜国立大学工学部スーパーバイザー)
  13:00〜13:40 燃料電池の組立・発電体験:FCDIC事務局

  14:00〜14:40 SOFC(固体電解質形燃料電池):堀田照久氏(産業技術総合研究所) 

  14:40〜15:20 FCV(燃料電池自動車):加藤久雄氏(トヨタ自動車(株) )

  15:20〜16:00 水素:廣瀬正典氏(日鉱日石エネルギー(株) 、水素エネルギー協会企画委員会委員長)
  16:00〜16:30 総合質問
  16:30 閉会
◇定員:35名(定員になり次第締め切り)
◇詳細と申し込みは以下のURLをクリックしてください。
 http://www.fcdic.com/ja/koushukai/18th_terakoya_121016.pdf
◇問い合わせ:燃料電池情報開発センター 松田/塩澤 
  e-mail:center@fcdic.jp

  TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232
◇主催:燃料電池情報開発センター

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