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□燃料電池ワールド Vol.1272
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■2012年10月29日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■燃料電池関連イベント
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☆経済産業省資源エネルギー庁、一般財団法人新エネルギー財団主催の燃料電池セミナー
●燃料電池セミナーin名古屋
平成24年度、第1回目の燃料電池セミナーを名古屋で開催いたします。
今回のセミナーは、家庭用燃料電池をテーマに前半はメーカーの専門家による基調講演や特別講演、後半は中日新聞の飯尾論説員をコーディネーターとしたパネルディスカッションを実施します。
パネルディスカッションには、タレントで家庭用燃料電池ユーザーでもある大東めぐみさんがパネリストとして出演します。
また、当日会場ではメッセナゴヤ2012が開催され、展示ブースにおいて燃料電池のご紹介も合わせて行っています。
○日時:11月10日(土) 13時00分?16時20分
○場所:ポートメッセなごや 会議ホール(愛知県名古屋市)
http://www.nipc.city.nagoya.jp/pmn/access/index.html
○定員:300人
○申込方法:下記URLから参加申込み下さい。
http://www.nef.or.jp/topics/h24-11nagoya.html
○プログラム
1)開会挨拶:経済産業省
2)基調講演:「家庭用燃料電池の現状と将来展望(仮題)」
講演者:山口知明氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社新エネルギーシステム事業本部システムインテグレート事業部長)
3)特別講演[1]:「環境に配慮した次世代住宅について(仮題)」
講演者:石田建一氏(積水ハウス株式会社温暖化防止研究所所長)4)特別講演[2]: 「海外における家庭用燃料電池の動向について(仮題)」
講演者:清水俊克氏(パナソニック株式会社アプライアンス社燃料電池・ガス事業担当理事(兼)燃料電池プロジェクトリーダー)
5)パネルディスカッション:「家庭から築く低炭素社会(仮題)」
コーディネーター:飯尾歩氏(中日新聞社論説委員)
パネリスト:山口知明氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社新エネルギーシステム事業本部システムインテグレート事業部長)
石田建一氏(積水ハウス株式会社温暖化防止研究所所長)
中野利和氏(豊田市環境部環境政策課長)
大東めぐみ氏(タレント(家庭の省エネエキスパート))
●燃料電池セミナーin福岡
平成24年度、第2回目の燃料電池セミナーを福岡県北九州市で開催いたします。
今回のセミナーは、水素エネルギーをテーマに、学識経験者による基調講演と、各メーカーの技術者による特別講演を実施します。
基調講演では、水素の基本的な性質や特徴、安全性などについて、わかりやすく講演いただく予定です。
また、当日会場では再生可能エネルギー先端技術展2012が開催され、展示ブースにおいて燃料電池のご紹介も合わせて行っています。
○日時:11月15日(木) 13時00分?16時20分
○場所:西日本総合展示場 新館(セミナーA会場)(福岡県北九州市)
http://www.convention-a.jp/access/
○定員:300人
○申込方法:下記URLから参加申込み下さい。
http://www.nef.or.jp/topics/h24-11fukuoka.html
○プログラム
1)開会挨拶:経済産業省
2)基調講演:「水素の安全性及び福岡での取組について(仮題)」
講演者:調整中(学識経験者)
3)特別講演[1]: 「2015年FCV市場投入に向けて(仮題)」
講演者:守谷隆史氏(株式会社本田技術研究所上席研究員)
4)特別講演[2]:「エア・リキードの水素エネルギー関連の取り組みと水素供給設備の
普及初期対応と課題」
講演者:平瀬育生氏(日本エア・リキード株式会社水素ガス事業部水素エネルギー事業推進部長)
5)特別講演[3]:「CO2フリー水素チェーンについて(仮題)」
講演者:井上健司氏(川崎重工業株式会社 技術開発本部技術企画推進センター水素プロジェクト部部長)
●お問合わせ先
燃料電池セミナー事務局(一般財団法人新エネルギー財団計画本部広報普及部)担当:小栗、沼田
TEL: 03-6810-0361、FAX: 03-3982-5101、E-mail: public@nef.or.jp
■2012年10月26〜28日のWEB LINK NEWS
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2012/10/26 インド社と燃料電池システムで提携=英インテリジェント〔BW〕(時事通信)
【ビジネスワイヤ】クリーン電力システムの英インテリジェント・エナジーは、インド最大の石油・ガス企業インディアン・オイルと、インド市場向け燃料電池システム関連の提携で基本合意書を締結したと発表した。インディアン・オイルの生産する水素を、材料処理や動力装置などで活用する実証プロジェクトを進める。インディアン・オイルによる再生可能エネルギー開発は、インドのエネルギー貧困層によるエネルギー利用の改善も目的。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121026-00000012-jijc-biz
2012/10/26 事業費総額7500億円超=経済対策第1弾を決定―政府(時事通信)
政府は26日午前の閣議で、野田佳彦首相が検討を指示していた経済対策の第1弾を決定した。環境・エネルギーなど「日本再生戦略」の重点分野に掲げた事業や、東日本大震災からの復興支援策が柱。2012年度予算の予備費から支出する3926億円に、地方自治体や企業の負担などを合わせた事業費の総額は7500億円を超える。
対策の第1弾には、再生戦略の推進に向け、家庭用燃料電池の購入補助費251億円や農産物加工場などの整備費160億円、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を活用した再生医療の研究費20億円を盛り込んだ。復興支援では、被災企業の工場や店舗の再建に対する補助金に合計1203億円を計上した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121026-00000047-jij-pol
2012/10/26 エネファーム、補助上限45万円=経産省(時事通信)
経済産業省は26日、経済対策に251億円計上された家庭用燃料電池システム「エネファーム」の導入補助金について、上限をこれまでより5万円低い45万円とする方針を明らかにした。価格低下が進んできたためで、補助対象は5万3000件と見込んでいる。
導入補助金は2012年度予算で90億円確保したが、約1万2000件の補助を行い、財源を使い切った。システム設置には、1台200万円程度かかるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121026-00000079-jij-pol
2012/10/26 大赤字のパナソニック 再生の鍵は組織の枠を超えたコラボ(NEWS ポストセブン)
高度経済成長期を支えたモノづくりの“日本代表”と言えるパナソニックが、2012年3月期決算で7721億円という過去最大の赤字を計上した。その背景の一つには、偏った人事や組織戦略の失敗など、縦割り文化があった。
しかし“組織硬直”を打破すれば、成功に近づく――そんな事例はある。2005年11月に発売した「ヒートポンプななめドラム洗濯乾燥機」は、事業部の壁がなくなったことで開発されたヒット商品だ。エアコンや冷蔵庫に使うヒートポンプを、洗濯乾燥機に搭載したのはパナソニックが初めてだった。エアコンの冷熱部隊と洗濯機部隊が共同開発したものだ。
プロジェクトに参加した洗濯機のエンジニアが証言する。「最初は話がかみ合わなかった。同じ会社なのに会うのは初めての技術者ばかりで……。しかし、室外機から外に逃がすエアコンの熱をどう洗濯機で内部循環させるか、時には泊まりがけで一緒に挑戦することで技術の融合ができた」
その結果、大幅な省エネを実現。多くの消費者に受け入れられた。そして今、同じように組織横断的に取り組まれ、今後のパナソニックを支える1つの柱になりそうなのが、「エネファーム」として販売されている家庭用燃料電池である。
燃料電池の研究そのものは30年以上前から始まっていたが、開発に拍車がかかったのは事業部制がなくなってからだ。商品化に携わった幹部エンジニアが語る。「燃料電池の原理そのものは19世紀からあった。それなのに実用化が難しかったのは、気体である水素の取り扱いが難しいというだけではない。大型商品のため化学や材料、電気など、幅広い技術が求められるからだ。半導体、システム設計、インバーター、燃焼、電磁調理器、さらには住宅と、各部署のエンジニアの技術と知恵が結集された」
部品点数は2000点、サプライヤー(納入業者)は300社に及ぶため、総合的な技術とチームワークが必要だったという。
「高い発電効率を実現するのが特に難しかったが、現場は『発電効率を高めた上で手頃な価格を実現したい』と、開発と調達が連携して部品の小型化などを図り、従来品より70万円も安い商品を新たに生み出してくれた」(同前)
この新しいエネファームは震災後の昨年4月に売り出され、脱原発時代に向けた家庭用のエネルギーとして注目されている。
今後も、組織を超えた“技術のコラボレーション”が活かされるかどうか、再生のカギはそこにありそうだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121026-00000025-pseven-soci
■海外ニュース
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<定置用電源>
●ギュッシング公社、クリアエッジ社の燃料電池を設置(2012年9月10日)
オーストリアのギュッシング・リニューアブル・エナジー公社(G〓ssing Renewable Energy GmbH)は、クリアエッジ・パワー社(ClearEdge Power)の5kW級燃料電池システム「クリアエッジ(ClearEdge)」を設置した。この燃料電池は、ギュッシング公社が地域のバイオマスから生産するバイオメタン・ガス「ケアフュエル(CARE FUEL)」を使って操業される。ギュッシング公社とクリアエッジ社は、オーストリアで3年の間に8.5MWの燃料電池を設置し、2020年までに50MWまで増やす協定を結んでいる。
http://www.clearedgepower.com/news/gussing-renewable-energy-successfully-operates-biogas-fuel-cell-austria〔参考〕燃料電池ワールド Vol.1132 2012年04月04日発行「クリアエッジ社、ギュッシング公社と5億ドルの契約を締結 (2012年01月10日)」
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆「福岡水素エネルギー戦略会議 平成24年度 水素研究分科会」【再掲】
福岡水素エネルギー戦略会議では、11月に水素に関連する様々なテーマをもとに研究分科会を開催します。
産学より第一線でご活躍の方々を講師としてお招きし、情報交換の場も設けておりますので、自社の製品開発などにご活用ください。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の方々
◇日時・会場:
○高効率水素製造研究分科会/燃料電池要素研究分科会
日時:11月20日(火)13:30?16:50
会場:九州大学伊都キャンパス(福岡市西区)
プログラム:http://www.f-suiso.jp/info/4094.html
◇受講料:無料
◇募集人数(定員):40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇お問い合わせ先
福岡水素エネルギー戦略会議事務局 担当:中村一彦
TEL:092?802?3303
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
☆「第16回 技術者育成コース」(福岡水素エネルギー人材育成センター)【再掲】
全国で唯一の水素関連人材育成機関「福岡水素エネルギー人材育成センター」では水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者を対象とした「技術者育成コース」を開催します。
九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を努め、水素関連技術者に必要な知識と技術の習得が可能です。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇日時:12月4日(火)?7日(金)
◇会場:1日目 福岡中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町)
2日目 水素エネルギー製品研究試験センター(糸島市富)
3、4日目 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡)
◇受講料:50,000円
◇募集人数(定員):20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇コースの詳細はこちらから
http://www.f-suiso.jp/info/4231.html
◇受講申込みについて (オンラインでお申込みください)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120925155032
◇お問い合わせ先
福岡水素エネルギー戦略会議事務局 担当:中村一彦
TEL:092?802?3303
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
☆「第18回寺小屋式燃料電池講習会」【再掲】
燃料電池の基礎から最新情報まで、分かりやすく丁寧に講義・ご説明します。
◇開催日:12月11日(火)
◇開催場所:中央大学駿河台記念館(東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
◇開催スケジュール
10:00〜10:10 FCDIC開会挨拶
10:10〜12:00 基礎編:神谷信行氏(横浜国立大学工学部スーパーバイザー)
13:00〜13:40 燃料電池の組立・発電体験:FCDIC事務局
14:00〜14:40 SOFC(固体電解質形燃料電池):堀田照久氏(産業技術総合研究所)
14:40〜15:20 FCV(燃料電池自動車):加藤久雄氏(トヨタ自動車(株) )
15:20〜16:00 水素:廣瀬正典氏(日鉱日石エネルギー(株) 、水素エネルギー協会企画委員会委員長)
16:00〜16:30 総合質問
16:30 閉会
◇定員:35名(定員になり次第締め切り)
◇詳細と申し込みは以下のURLをクリックしてください。
http://www.fcdic.com/ja/koushukai/18th_terakoya_121016.pdf
◇問い合わせ:燃料電池情報開発センター 松田/塩澤
e-mail:center@fcdic.jp
TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232
◇主催:燃料電池情報開発センター
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■メルマガ「燃料電池ワールド」
□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
連絡先:fc55gogo@gmail.com
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