燃料電池ワールド Vol.1209 (2012/07/30 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1209
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■2012年07月30日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年07月27〜29日のWEB LINK NEWS
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2012/07/27 停電時も使える燃料電池=大阪ガス(時事通信)

 大阪ガスは、停電しても利用できる家庭用燃料電池「エネファーム(自立運転機能付き)」を発売。都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と反応させて発電する。停電に備え「自立運転機能」を付け、出力350ワットの発電を可能にした。発電効率は38.5%、発電時に生じた熱の回収効率も加味した総合効率は世界最高水準の94.0%。実際の市場価格は200万円強。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20120727-00000068-jijnb_st-nb
※写真あり

2012/07/28 なぜトヨタは欧州で“モテモテ”なのか “HV本家”世界標準に挑戦(産経新聞)

 2012年上半期の世界販売台数で2年ぶりの世界一に返り咲いたトヨタ自動車に対し、欧州自動車大手の“ラブコール”が相次いでいる。独BMWとハイブリッド車(HV)などクルマの電動化技術で協業を決め、仏プジョー・シトロエン・グループ(PSA)とは欧州向け小型商用車の生産委託で合意。いずれも先方からの要請に応える形で実現した提携で、欧州ではシェア4%のトヨタが存在感を際立たせている。その背景には何が…。

 「トヨタはHV技術を世界規模で飛躍的に普及させた企業だ」。6月末、独ミュンヘンのBMW本社で行われた会見で、ノベルト・ライトホーファー会長はトヨタのHV技術をこうたたえた。両社の協業は燃料電池車やスポーツカーの共同開発など。しかし、関係者は「(BMWの)本命は電動化、HVだ」と指摘した上で、トヨタのHV技術が欲しいため、「BMWは自社が保有するスポーツカーの技術などを差し出すのでは…」と推測する。

 欧州の主流はディーゼルエンジン。欧州自動車工業会の集計によると、西欧でのディーゼル比率は5割を超える。しかし、将来的に比率がこれ以上は「上がらない」(自動車調査会社)との見方が一般的で、環境規制が強化される中、ディーゼルだけでは対応しきれないためだ。

 「ディーゼルの次はEV(電気自動車)」。欧州ではそんな見方が強かった。しかし、近年は「欧州でも次の技術としてHVなどへのシフトが進みつつある。内燃機関をもつエコカーはHVとなるかもしれない」と米コンサルティング会社、A.T.カーニーの川原英司パートナーは指摘する。

 同社の予測によると、2020年の世界市場はHVが2割近くを占める一方、EVはわずか1%。電池コストや充電インフラ整備などがネックとなって、EVの普及ペースは予想以上に遅い。エコカーの最終形が何になるにせよ、当面の主役はHVとの見方が強い。「EVより先にHVが普及することは確実。今回の提携に意外感はまったくない」と関係者は口をそろえる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120728-00000526-san-bus_all
※写真あり

2012/07/28 「スマートタウン元年」の期待と課題(サーチナ)

 以前から高まりを見せていた環境問題への意識に加え、震災を契機として広がったエネルギーの安定供給に対する需要等を受け、住宅メーカー各社から相次いで発表されているスマートハウス。昨年はまさに「スマートハウス元年」とでも言うべき様相を見せていたが、今年はさらに進んで、「スマートタウン元年」とも言える動向を各メーカーが見せている。

 その先陣を切ったのが積水ハウスである。今年4月に日本初となるスマートタウン「スマートコモンシティ明石台」のまちびらきを実施。復興の地・宮城県(黒川郡富谷町)に震災後初めて誕生する全431区画の大型分譲地だ。同社が先進的スマートハウスとして展開する「グリーンファーストハイブリッド」による街区を軸に、全戸が太陽光発電システムや燃料電池を搭載した環境配慮型住宅「グリーンファースト」である。開発が終了すれば、まち全体で消費する電力量の1.7倍の発電ができ、いわば「まち全体が発電所」の役割を果たす。

 住宅メーカー各社が計画し、一部では入居も始まっているスマートタウンであるが、電気自動車や家電との連携だけでなく、スマートハウス同士の連携や、ICTを活用した行政サービスとの連携など、今後のスマートタウンに求められる要素は多い。但し、スマートタウンを実現するための個別の技術は積み上げられ、世界的に見ても日本は先進の技術を有していると言ってよい。しかし、スマートメーターの規格統一や家庭・オフィス・工場・公共施設といったまち全体のエネルギーマネジメント(スマートグリッド)のルール化などクリアすべき課題も未だ山積している。国による明確なビジョンが示されず、許認可や規制などで行政の壁が厚い現状では、かつて太陽光発電がそうであったように諸外国にリードを許す展開にもなりかねない。環境技術はグローバル競争において日本を支える主要産業になり得る可能性が十分にあるだけに、国際競争力の観点で取り組んでいくことが必要ではないだろうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120728-00000022-scn-bus_all
※写真あり

2012/07/29 憧れの車に人だかり 自動車フェスタきょう閉幕 仙台(河北新報)

 仙台市宮城野区の夢メッセみやぎで開催中の「とうほく自動車フェスタ」(実行委員会、河北新報社など主催)は29日に閉幕する。期間中2度目の土曜となった28日は、家族連れやモータファンら7000人を超す来場者でにぎわった。

 エコ意識の高まりを反映し、電気自動車や燃料電池車を興味深そうに見学する人が目立った。一方、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーやレーシングカーにも人だかりができた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120729-00000006-khks-l04

2012/07/29 パシフィコ横浜で「キッズエンジニア」-クルマの科学を体験 /神奈川(みんなの経済新聞ネットワーク)

 パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で8月3日と4日、体験型学習イベント「キッズエンジニア2012」が開催される。

 教室プログラムは、「水素で走る燃料電池キットカーを作ろう」、「遊星ギヤってなんだろう-自動車の変速機の心臓部を分解しよう」、「2足歩行ロボットをつくろう」、「カーデザイン教室」、「パソコンで自分だけのオリジナルミニカーを作ろう!」ほか。教室プログラムは事前申込制だが、当日キャンセル待ちで参加することも可能。

 会場はパシフィコ横浜 展示ホールD。開催時間は9時30分?17時。入場無料。詳細はホームページから。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120729-00000003-minkei-l14
※写真あり

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●リライオン社とハイナイン社、共同して燃料処理装置を開発 (2012年05月08日)

 燃料電池メーカーのリライオン社(ReliOn)と水素生成器メーカーのハイナイン社(Hy9)は共同して、燃料電池製品と一体化した燃料処理装置の開発を行っている。これには、新しい液体燃料を使った発電システムのサブシステムや管理、システム統合も含まれている。燃料処理装置または改質器は、液体燃料を高純度の水素に変換する。今回の場合は、メタノールと水をつかってリライオン社の燃料電池で使用する水素を作る。水素を入手できない場所の通信サイトでも、電源のバックアップや系統への接続などが行えるようにする。
http://www.relion-inc.com/news.asp#42

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆国際燃料電池ワークショップ2012 ? PEFCs:基礎から応用まで ?【再掲】

 このワークショップは招待講演(口頭発表)と、ポスター発表から構成されます。日米欧アジアの各分野の研究、開発のリーダーを招待し、講演と討論に十分な時間をかけます。また、ポスターセッションの討論時間も十分とり、通常の学会では得られない深い認識と、研究交流の促進をめざします。なお、イベントして燃料電池車の試乗会、燃料電池関連機器の展示等も企画しています。
◇日時:8月2日(木)、3日(金)(2日9時開会、3日17時閉会)
◇場所:甲府富士屋ホテル( http://www.kofufujiya.jp/
◇参加費および参加登録申込締切
早期参加登録(3万3千円):7月3日(火)(会場定員200名になり次第、締切)通常参加登録(3万8千円):7月19日(木) (余席が有れば、受付可能)
◇ポスター発表申込および要旨提出締切:6月29日(金)
◇ホテル予約締切:7月19日(木)
◇プログラム及び申し込み方法は下記のウェブで↓
 http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/ifcw/index2012.html
◇連絡先
山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター IFCW世話人 犬飼潤治
TEL&FAX 055-254-7129
E-mail: ifcw@yamanashi.ac.jp
◇主催:山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター・クリーンエネルギー研究センター
◇共催:NEDO、山梨県ほか

☆水素エネルギー人材育成センター 第5回「高度人材育成コース」開催【再掲】
   〜 水素エネルギー分野の将来を担う若手研究者を育成 〜

 9月3日(月)から9月5日(水)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。

 燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。

 世界で活躍する研究者、企業の最前線で活躍する技術者が、最新動向を分かりやすく講義します。
 受講料無料! 定員40名に達し次第締切ります。
〜コースの概要〜
◇対象:大学生・大学院生、若手研究者等(原則35歳未満)
◇日程:9月3日(月)から9月5日(水)の3日間
◇会場:(1、2日目) 九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 914号室
    (3日目)水素エネルギー製品研究試験センター
◇受講料:無料(交通費、宿泊費は受講者負担。)
◇交流会(名刺交換会)[初日の講義終了後。全員参加] 参加無料 
 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2,000円/人
◇募集人数(定員):40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◆高度人材育成コースの詳細はこちらから
 http://www.f-suiso.jp/info/3084.html
◆受講申込みについて (オンラインでお申込みください

 https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120620151141
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立大学法人 九州大学 水素エネルギー国際研究センター、独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
◇後援:燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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