燃料電池ワールド Vol.1198 (2012/07/11 08:30)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1198
■□□□□□□□□□
■2012年07月11日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
□□□───────────────────────────
☆福岡水素エネルギー戦略会議からのお知らせ
(1)燃料電池自動車のコンセプト車「FCV-R」を展示(7/14・15)

 福岡水素エネルギー戦略会議では、全国に先駆けてFCV及び水素供給インフラの自立的な市場の立ち上げを目指す「北部九州燃料電池自動車普及促進構想」の実現に取り組んでいます。

 7月14日(土)、15日(日)の2日間、この取り組みの一環として、博多駅で水素エネルギー・燃料電池にかかる普及促進イベントを開催します。

 当日は、水素エネルギーの特徴や燃料電池の仕組みなどを分かりやすく紹介するとともに、トヨタ自動車株式会社の協力を得て、2015年の販売にむけて開発された燃料電池自動車のコンセプト車「FCV-R」を展示します。

 FCV-Rは、昨年12月に東京モーターショーにて初披露されて以来国内初展示となります。是非ご来場ください。
◇日時 7月14日(土)〜15日(日)10時〜20時 
◇場所 博多駅博多口吹き抜けゾーン
◇展示概要
  ・水素・燃料電池自動車の基礎知識
  ・「北部九州燃料電池自動車普及促進構想」
  ・トヨタFCV-R(燃料電池自動車コンセプトモデル)

 ※参考資料をご覧いただけます → http://www.f-suiso.jp/info/3215.html  
◇協力 トヨタ自動車株式会社

(2)福岡水素エネルギー戦略会議総会・記念講演会(7/26)

 今年の総会では、2015年からの燃料電池自動車普及開始に向けて、戦略会議が先導的な役割を果たしていくため今年2月に策定した「北部九州燃料電池自動車普及促進構想」等について事務局から報告いたします。

 記念講演会では、分散型電源として期待が高まる次世代型燃料電池(SOFC)のトリプルコンバインドサイクルシステムの開発に取り組んでいる三菱重工業(株)原動機事業本部新エネルギー事業推進部 小林由則次長から、産学連携による開発の動向や、九州大学次世代燃料電池産学連携研究センターへの期待についてご講演いただきます。

 また、北九州水素タウン実証をはじめ、水素社会の実現に向けて最先端の事業を推進している水素供給・利用技術研究組合 斎藤健一郎理事長から、北九州水素タウン実証の動向や、燃料電池自動車・水素供給インフラの本格普及に向けた最新の動向についてご講演いただきます。

 当日は、情報交換・懇親の場となる交流会も開催します。皆様奮ってご参加ください。
◇日時:7月26日(木) 14:00〜18:00
◇場所:西鉄グランドホテル(「福岡市中央区大名2-6-60)
◇日程:
『福岡水素エネルギー戦略会議総会』 14:00〜15:00
『記念講演会』 15:10〜16:40

 記念講演1「次世代燃料電池への期待と産学連携による研究開発の動向」

   小林 由則氏(三菱重工業株式会社原動機事業本部新エネルギー事業推進部次長)

 記念講演2「水素エネルギー社会の実現に向けた水素供給・利用技術研究組合の取り組み」
   斎藤健一郎氏(水素供給・利用技術研究組合理事長)
『交流会』 16:45〜18:00(5,000円/人)
◇プログラム詳細はこちら→    http://www.f-suiso.jp/info/752.html  
◇申込み方法:7月24日(火)までに入力フォームからお申し込みください。
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120411113236

■2012年07月10日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2012/07/10 中国エコカー計画発表 2020年までの主要目標(サーチナ)

 中国政府網は9日、「省エネ・新エネ車産業発展計画(2012―2020年)」を発表した。同計画によると、純電気自動車およびプラグインハイブリッド車の生産販売台数が、2015年までに計50万台に達することになる。純電気自動車およびプラグインハイブリッド車の生産能力は2020年までに200万台に、生産販売台数が計500万台以上に達する。また燃料電池自動車、水素エネルギー産業を、世界と同時に発展させる。10日付中国証券報が伝えた。

 同計画は、業界が注目する新エネルギー車技術路線を明確に示した。純電気駆動を新エネルギー車の発展、および自動車産業のモデルチェンジの主要戦略とする。当面、純電気自動車およびプラグインハイブリッド車の産業化を重点的に推進し、非プラグインのハイブリッドカー、内燃機関を用いる省エネタイプの自動車を普及させ、中国自動車産業の全体的な技術水準を高める。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120710-00000028-scn-cn

2012/07/10 銘柄パトロール(1):ポーラ・オルビス、JX、ケイブ、ローツェなど(サーチナ)
 キッツ <6498> 323 ?5

 マイナス転換。上昇場面では、燃料電池車に燃料を供給する水素ステーション用のバルブを9月から発売することが買い材料となった。従来と同じ圧力で10倍の体積の水素を送りだすことが可能としている。ガソリンの給油と同程度の時間で充填が可能となる。新バルブの普及に伴う収益拡大期待が高まった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120710-00000034-scn-biz

2012/07/10 <東邦ガス>集合住宅でエネルギー実証実験(毎日新聞)

 東邦ガスは10日、一般向けの集合住宅としては全国で初めて、都市ガスを燃料とする家庭用燃料電池と太陽電池、蓄電池を備えた「スマートエネルギーハウス」の実証実験を岐阜市内で8月から開始すると発表した。約3年間の実験で、省エネ効果やエネルギーの有効利用を検証する。

 賃貸集合住宅の2棟8戸で実験する。各棟で共同利用する電池で作った電力や温水を各戸に配分し、日中の余った電力は中部電力に売る。蓄電池は停電時のバックアップ用で、各戸にはガスや電気の使用量を表示できる電子端末を設置する。

 同社は、同規模の集合住宅に比べ、二酸化炭素(CO2)の排出量を半減し、電気料金の約1割引き下げを見込んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120710-00000092-mai-bus_all

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<定置用電源>
●セラミック・フュエルセルズ社、100万時間のマイルストーンを達成
(2012年05月10日)

 この5月1日までに、セラミック・フュエルセルズ社(Ceramic Fuel Cells Limited:CFCL)のメルボルンとドイツの工場ならびに9か国の顧客サイトで運営されている総計189基の同社の燃料電池ユニットが、総運転時間100万時間を達成した。

 燃料電池の最初の実証試験は、2006年早々からオーストラリアとニュージーランド、ドイツで開始された。2007年になると、現在の製品「ブルーゲン(BlueGen)」の中核となる技術を開発し、ドイツやフランス、イギリスの設備面のパートナー企業と開発を続けているマイクロコージェネ製品に統合された。ブルーゲンは2010年に最初の顧客に設置された。

 5月1日以来、同社はさらに20以上のユニットを配備している。それらの情報は、新しいウェブサイト( www.bluegen.net )で見ることができる。
http://www.cfcl.com.au/Assets/Files/20120510_1m_hours-10_May_2012.pdf

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆国際燃料電池ワークショップ2012 ? PEFCs:基礎から応用まで ?【再掲】

 このワークショップは招待講演(口頭発表)と、ポスター発表から構成されます。日米欧アジアの各分野の研究、開発のリーダーを招待し、講演と討論に十分な時間をかけます。また、ポスターセッションの討論時間も十分とり、通常の学会では得られない深い認識と、研究交流の促進をめざします。なお、イベントして燃料電池車の試乗会、燃料電池関連機器の展示等も企画しています。
◇日時:8月2日(木)、3日(金)(2日9時開会、3日17時閉会)
◇場所:甲府富士屋ホテル( http://www.kofufujiya.jp/
◇参加費および参加登録申込締切
早期参加登録(3万3千円):7月3日(火)(会場定員200名になり次第、締切)通常参加登録(3万8千円):7月19日(木) (余席が有れば、受付可能)
◇ポスター発表申込および要旨提出締切:6月29日(金)
◇ホテル予約締切:7月19日(木)
◇プログラム及び申し込み方法は下記のウェブで↓
 http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/ifcw/index2012.html
◇連絡先
山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター IFCW世話人 犬飼潤治
TEL&FAX 055-254-7129
E-mail: ifcw@yamanashi.ac.jp
◇主催:山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター・クリーンエネルギー研究センター
◇共催:NEDO、山梨県ほか

☆水素エネルギー人材育成センター 第5回「高度人材育成コース」開催【再掲】
   〜 水素エネルギー分野の将来を担う若手研究者を育成 〜

 9月3日(月)から9月5日(水)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。

 燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。

 世界で活躍する研究者、企業の最前線で活躍する技術者が、最新動向を分かりやすく講義します。
 受講料無料! 定員40名に達し次第締切ります。
〜コースの概要〜
◇対象:大学生・大学院生、若手研究者等(原則35歳未満)
◇日程:9月3日(月)から9月5日(水)の3日間
◇会場:(1、2日目) 九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 914号室
    (3日目)水素エネルギー製品研究試験センター
◇受講料:無料(交通費、宿泊費は受講者負担。)
◇交流会(名刺交換会)[初日の講義終了後。全員参加] 参加無料 
 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2,000円/人
◇募集人数(定員):40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◆高度人材育成コースの詳細はこちらから
 http://www.f-suiso.jp/info/3084.html
◆受講申込みについて (オンラインでお申込みください

 https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120620151141
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立大学法人 九州大学 水素エネルギー国際研究センター、独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
◇後援:燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

────────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
  連絡先:fc55gogo@gmail.com

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。PEM-DREAMでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.kaijo.com/
 melma! http://melma.com/contents/taikai/
 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1