燃料電池ワールド Vol.1197 (2012/07/10 10:26)

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□燃料電池ワールド Vol.1197
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■2012年07月10日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年07月09日のWEB LINK NEWS
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2012/07/09 産総研や九大など、貴金属の単原子元素分析に光明(マイナビニュース)

 産業技術総合研究所(産総研)は7月9日、九州大学(九大)と日本電子との共同研究により、最新鋭の「収差補正型透過電子顕微鏡」を用いて単原子からの「特性X線」を検出することに成功したと発表した。

 成果は、産総研 ナノチューブ応用研究センターの末永和知上席研究員、同センター 高度化ナノチューブチームの岡崎俊也研究チーム長、九大 超高圧電子顕微鏡室室長の松村晶教授、日本電子の奥西栄治リーダーらの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、日本時間7月9日付けで英科学誌「Nature Photonics」オンライン版に掲載された。

 今回の手法は、幅広い範囲の元素の極微量検出に応用できるため、物質に関わるさまざま研究分野の発展に大きなインパクトをもたらすという。今まで不可能であった貴金属を原子1つ1つの精度で検出することが可能になるため、白金や金などを触媒とする燃料電池の機能解明など、特に触媒化学などのグリーンテクノロジー分野への貢献が期待されるのだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120709-00000035-mycomj-sci
※画像あり

■海外ニュース
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<輸送>
●ミシガン州で最初の燃料電池バスが運行 (2012年05月29日)

 ミシガン州フリントの公共交通局(Mass Transportation Authority:MTA)は、水素燃料電池バスの運行を同州で初めて開始した。このバスは、ユナイテッド・テクノロジーズ社(United Technologies Corp.)から1ドルでリースしているもの。交通局は、異なる路線でバスを運行し、そのデータをユナイテッド・テクノロジーズ社へ報告する。エアー・プロダクツ社(Air Products)は、このバスのための水素ステーションをすでに開設した。
http://www.mlive.com/business/mid-michigan/index.ssf/2012/05/mta_introduces_hydrogen_fuel_c.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆国際燃料電池ワークショップ2012 ? PEFCs:基礎から応用まで ?【再掲】

 このワークショップは招待講演(口頭発表)と、ポスター発表から構成されます。日米欧アジアの各分野の研究、開発のリーダーを招待し、講演と討論に十分な時間をかけます。また、ポスターセッションの討論時間も十分とり、通常の学会では得られない深い認識と、研究交流の促進をめざします。なお、イベントして燃料電池車の試乗会、燃料電池関連機器の展示等も企画しています。
◇日時:8月2日(木)、3日(金)(2日9時開会、3日17時閉会)
◇場所:甲府富士屋ホテル( http://www.kofufujiya.jp/
◇参加費および参加登録申込締切
早期参加登録(3万3千円):7月3日(火)(会場定員200名になり次第、締切)通常参加登録(3万8千円):7月19日(木) (余席が有れば、受付可能)
◇ポスター発表申込および要旨提出締切:6月29日(金)
◇ホテル予約締切:7月19日(木)
◇プログラム及び申し込み方法は下記のウェブで↓
 http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/ifcw/index2012.html
◇連絡先
山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター IFCW世話人 犬飼潤治
TEL&FAX 055-254-7129
E-mail: ifcw@yamanashi.ac.jp
◇主催:山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター・クリーンエネルギー研究センター
◇共催:NEDO、山梨県ほか

☆水素エネルギー人材育成センター 第5回「高度人材育成コース」開催【再掲】
   〜 水素エネルギー分野の将来を担う若手研究者を育成 〜

 9月3日(月)から9月5日(水)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。

 燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。

 世界で活躍する研究者、企業の最前線で活躍する技術者が、最新動向を分かりやすく講義します。
 受講料無料! 定員40名に達し次第締切ります。
〜コースの概要〜
◇対象:大学生・大学院生、若手研究者等(原則35歳未満)
◇日程:9月3日(月)から9月5日(水)の3日間
◇会場:(1、2日目) 九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 914号室
    (3日目)水素エネルギー製品研究試験センター
◇受講料:無料(交通費、宿泊費は受講者負担。)
◇交流会(名刺交換会)[初日の講義終了後。全員参加] 参加無料 
 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2,000円/人
◇募集人数(定員):40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◆高度人材育成コースの詳細はこちらから
 http://www.f-suiso.jp/info/3084.html
◆受講申込みについて (オンラインでお申込みください

 https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120620151141
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立大学法人 九州大学 水素エネルギー国際研究センター、独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
◇後援:燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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