燃料電池ワールド Vol.1196 (2012/07/09 08:31)

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□燃料電池ワールド Vol.1196
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■2012年07月09日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆水素エネルギー人材育成センター 第5回「高度人材育成コース」開催【再掲】
   〜 水素エネルギー分野の将来を担う若手研究者を育成 〜

 9月3日(月)から9月5日(水)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。

 燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。

 世界で活躍する研究者、企業の最前線で活躍する技術者が、最新動向を分かりやすく講義します。
 受講料無料! 定員40名に達し次第締切ります。
〜コースの概要〜
◇対象:大学生・大学院生、若手研究者等(原則35歳未満)
◇日程:9月3日(月)から9月5日(水)の3日間
◇会場:(1、2日目) 九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 914号室
    (3日目)水素エネルギー製品研究試験センター
◇受講料:無料(交通費、宿泊費は受講者負担。)
◇交流会(名刺交換会)[初日の講義終了後。全員参加] 参加無料 
 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2,000円/人
◇募集人数(定員):40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◆高度人材育成コースの詳細はこちらから
 http://www.f-suiso.jp/info/3084.html
◆受講申込みについて (オンラインでお申込みください

 https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20120620151141
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立大学法人 九州大学 水素エネルギー国際研究センター、独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
◇後援:燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

■2012年07月06〜08日のWEB LINK NEWS
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2012/07/07 東大式「モヤモヤ感、思考停止」の悩み解決【4】(プレジデント)

 まず、燃費効率は重量とあわせて考える必要があることを説明しておこう。図4を見てほしい。横軸に車体の重さを取り、縦軸に燃費の逆数である燃料消費量を取ったグラフである。

 グラフ上に任意の車のデータをプロットしていくと、走行技術が同じレベルにある車であれば、原点を通る直線上にきれいに並ぶ。これは、重量が増すほど燃費が悪くなることを示している。車が一度動き出すと慣性の力が働き、タイヤと地面との間で前に進もうとするのを止まらせる「摩擦抵抗」が起きる。その値は物体の重量に比例して大きくなるため、燃費に跳ね返るのだ。

 つまり、同じ重量の車同士でエネルギー効率を比較すればよいということだ。たとえば同じ1500キログラムの日本車と欧米車を比べると、日本車のエネルギー効率が20%もいいことがわかる。

 車体の重量自体が軽くなることもエネルギー効率改善につながる。今後開発が進めば、重い内燃機関が不要となり、車体の重量はいまの半分くらいにまでなるだろう。

 50年くらいには半分に軽くなった燃料電池車が出るとすると、一台当たりの燃料消費は10分の1から20分の1に激減する。全世界で自動車の台数がいまの5倍になったとしても、10分の1にエネルギー消費量を下げることができれば、全体の消費量はいまの半分ですむ。これを成し遂げるのが技術の役割であり、それをできるのは日本の企業しかない。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120707-00006532-president-bus_all
※図あり

2012/07/07 設置の広がるEV用充電設備、目論見通りにEV時代は到来するのか(サーチナ)

 電気自動車普及にとって大きな壁の一つとなっていた、充電設備の充実が急ピッチで進められている。一度の充電による航行距離が200kmと短いことが、その設置を急ぐ理由であろう。しかし、普通充電で8時間、急速充電でもバッテリー残量警告灯点灯から80%充電までに約30分かかるなど、設置個所が増えるだけでは、従来のガソリン車のようなストレスのないカーライフは望めない。こうした中、トヨタは、水素と酸素を化学反応させて電気をつくる燃料電池を動力源とする燃料自動車の開発を進めており、2015年までに、水素インフラが整備される見込みの大都市周辺で燃料電池ハイブリッド車を一般向けに販売する計画であるという。すでに一回の水素充填の航行距離は約830kmとなっており、電気自動車の比ではない。電気自動車のためのインフラが整った頃には、すでに電気自動車は過去のものとなり、燃料電池車への需要が高まっている。そんな事態に陥る可能性もあるのではないだろうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120707-00000016-scn-bus_all

■海外ニュース
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<素材/部品/試験>
●田中貴金属、燃料電池用触媒の出荷量が過去最高に (2012年05月29日)

 田中貴金属工業(Tanaka Precious Metals)は、燃料電池用触媒の2011年度(2011年4月〜2012年3月)の出荷量が過去最高を記録したと発表した。これは、家庭用燃料電池「エネファーム(ENE-FARM)」に使われる触媒が前年度より67.2%増加したことが原因である。
http://www.marketwatch.com/story/tanaka-precious-metals-records-highest-shipment-volume-of-fuel-cell-catalysts-in-fy2011-2012-05-28

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆国際燃料電池ワークショップ2012 ? PEFCs:基礎から応用まで ?【再掲】

 このワークショップは招待講演(口頭発表)と、ポスター発表から構成されます。日米欧アジアの各分野の研究、開発のリーダーを招待し、講演と討論に十分な時間をかけます。また、ポスターセッションの討論時間も十分とり、通常の学会では得られない深い認識と、研究交流の促進をめざします。なお、イベントして燃料電池車の試乗会、燃料電池関連機器の展示等も企画しています。
◇日時:8月2日(木)、3日(金)(2日9時開会、3日17時閉会)
◇場所:甲府富士屋ホテル( http://www.kofufujiya.jp/
◇参加費および参加登録申込締切
早期参加登録(3万3千円):7月3日(火)(会場定員200名になり次第、締切)通常参加登録(3万8千円):7月19日(木) (余席が有れば、受付可能)
◇ポスター発表申込および要旨提出締切:6月29日(金)
◇ホテル予約締切:7月19日(木)
◇プログラム及び申し込み方法は下記のウェブで↓
 http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/ifcw/index2012.html
◇連絡先
山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター IFCW世話人 犬飼潤治
TEL&FAX 055-254-7129
E-mail: ifcw@yamanashi.ac.jp
◇主催:山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター・クリーンエネルギー研究センター
◇共催:NEDO、山梨県ほか

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