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□燃料電池ワールド Vol.1166
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■2012年05月25日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■2012年05月24日のWEB LINK NEWS
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2012/05/24 神戸製鋼所が新素材開発 燃料電池用、チタンとカーボンで(産経新聞)
神戸製鋼所は24日、チタン箔(はく)の表面をカーボン材料でコーティングし、導電性と耐久性を高めた新素材を開発したと発表した。燃料電池の構成部材として活用できると見て、事業化を検討する。
今回の新素材は、燃料電池のなかで電子を集める「セパレータ」と呼ばれる部材に適用できるという。チタンは軽量で、強度も高いが導電性が低いのが難点だった。同社では、表面をカーボンコーティングすることで導電性を高めた。
カーボン材やステンレスを用いた従来のセパレータに比べ、重量は3分の1から2分の1に軽量化でき、耐久性も大幅に向上する。コストは従来品並みに抑えられるという。
同社では自動車用燃料電池の小型化、長寿命化を実現できるとみている。今後、自動車メーカーなどと技術試験を行い、実用化を目指す考えだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120524-00000598-san-bus_all
■海外ニュース
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<軍事利用>
●ジョーズは気をつけろ! クラゲロボット「ロボジェリー」がやって来るぞ!! (2012年03月21日)
テキサス大学ダラス校(University of Texas at Dallas)とバージニア工科大学(Virginia Tech)の研究者たちは、米国海軍研究所(U.S. Office of Naval Research)からの資金提供に感謝している。彼らはその資金を使って、「ロボジェリー(Robojelly)」という名の水素駆動のクラゲロボットを開発した。
このロボットは、ロボットの表面に塗られた白金を触媒として水中の酸素と水素が化学反応して作られる熱によって動かされる。ロボットの人工筋肉は反応熱によって収縮と拡張を繰り返す。このことは、ロボジェリーが外部動力源やバッテリーを使わずに周りから燃料を再生して動くことができることを意味している。
http://www.bbc.co.uk/news/science-environment-17444008
〔参考〕動画や写真、詳しい情報があります。↓
「ロボジェリーが動く仕組みは、白金処理された形状記憶合金とそれに巻きつけられたカーボンナノチューブが起こす連続した化学反応がポイントとなっています。まず、白金を触媒として海水に含まれる水素と酸素が化学反応を起こし熱を発生させます。この熱に形状記憶合金が反応し収縮・変形。さらに熱をカーボンナノチューブが奪うことで形状記憶合金が冷えて広がります。この一連のサイクルを連続して行うことで、人工筋肉が収縮と拡張を繰り返し、ロボジェリーが泳ぎます。
これらの反応は、環境中の水素や酸素を利用して起こるため、外部電源やバッテリーを装備する必要がありません。そのため、手入れをせずに長期的にロボットを運用する場合などに利用される可能性が高いといいます。また、このロボット技術の研究は将来的に電源を必要としないロボットの開発に繋がるといいます。」
http://commonpost.boo.jp/?p=30830
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