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□燃料電池ワールド Vol.1116
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■2012年03月12日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■燃料電池関連イベント
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☆「ワールド・エコノ・ムーブ」燃料電池部門参加のお誘い【再掲】
毎年5月に、秋田県大潟村で行われている電気自動車エコノミーラン「ワールド・エコノ・ムーブ」。その大会に燃料電池部門が加わったのは2003年のこと。PEM-DREAMも自転車を作って参加しました。
それから10回目の今年は、燃料電池の自作・増設を自由にして、参加できる新部門を設けました。エントリーしてみようと思われる方は、以下の案内をご参照ください。登録受付は3月15日(木)まで。取りあえずのご質問でも歓迎です。
◇WEM(ワールド エコノ ムーブ)のご案内
http://www2.ogata.or.jp/wem/emindex.htm
◇燃料電池部門のご案内
http://www2.ogata.or.jp/wem/11wem/11wempdf/nowplan1.pdf
◇燃料電池についてのご案内
http://www2.ogata.or.jp/wem/fcchemix.htm
◇連絡先
(株)ケミックス WEM担当
E-mail:info-pefc@chemix.co.jp
■2012年03月09〜11日のWEB LINK NEWS
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2012/03/09 (朝鮮日報日本語版) 10年後の韓国をリードする10大有望技術(朝鮮日報日本語版)
韓国科学技術企画評価院(KISTEP)は、10年後の韓国経済をリードする10大有望技術を発表した。KISTEPは国家科学技術委員会の傘下機関で、韓国の中長期にわたる研究開発戦略を立て、成果を分析・評価する役割を担っている。
今回選ばれた技術は、リアルタイム音声自動翻訳、微生物燃料電池、スーパーインフルエンザワクチン、超電導送電技術、バイオプラスチック、がんバイオマーカー分析技術、スピントランジスター、デジタルホログラフィー、「4G+」移動通信、環境配慮型の天然原料農薬だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120309-00000623-chosun-kr
2012/03/09 省エネ・新エネ型の船舶と自動車、車船税を減免(サーチナ)
<中国証券報>財政部、国家税務総局、工業情報化部はこのほど、省エネ型及び新エネルギー型の船舶と自動車に係る車船税を減免すると発表した。2012年1月1日からさかのぼって適用する。8日付中国証券報が伝えた。
省エネ型の船舶と自動車の車船税率を50%優遇するとともに、新エネルギーを動力とする船舶と自動車に対する車船税率を免除する。車船税の徴収対象から外れている電気自動車、燃料電池車については、別途管理する。
省エネ車は、内燃機を主力とした動力系統の燃費が基準値を下回る車、新エネルギー車は、新型の動力系統を採用した電気自動車やプラグインハイブリッド車、燃料電池車などをそれぞれ指すと明確化した。省エネ及び新エネルギー船舶の基準は別途に発表する模様だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120309-00000031-scn-cn
2012/03/09 訂正:パナソニック、白物家電の15年度売上高目標は1.7─1.8兆(ロイター)
[大阪 9日 ロイター] パナソニック<6752.T>の高見和徳常務は9日、白物家電事業の2015年度売上高を1兆7000億─1兆8000億円(11年度予想は1兆3000億円)にする目標を明らかにした。営業利益率は10%(同7%)に引き上げる方針。
また、大型空調機を欧州市場などで企業向けに拡販することで、アプライアンス社として現在4割程度という企業向けの販売構成比率を「半々にもっていく」との考えを示した。欧州では家庭用燃料電池の販売を13年度に開始する計画。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120309-00000099-reut-bus_all
2012/03/10 CO2の資源化技術はまだ開発途上だが大いに期待したい - 山田 高明(アゴラ)
当該記事では、CO2の資源化技術が続々と開発されていること、その一つとして特殊な触媒でCO2をメタノールに変える三井化学のプラントがあること、これが将来的な燃料電池火力と相性がよいこと、メタノールはプラスチック原料や燃料用途にも使えること、ナフサを減産せしめる脱石油路線ともマッチングすること、等について述べました。どのように報じられたか
各種のCO2資源化技術と、その代表例としての三井化学のプラント
ポイントは「トータルでの収支はどうか」
当然、メタン、CO2、水素には、それぞれ調達コストが付きます。火力からのCO2排出削減を容易化するために、将来的に天然ガス(メタン)を燃料とする燃料電池火力が望ましいでしょう。CO2はその改質過程から排出される単なるゴミで、分離工程が不要です。工場などの各種排ガスから分離する場合でも、今後、膜分離法の発達で極めて低コスト化していくと思われます。
鍵は「水素をどこから引っ張ってくるか」ですが、私は同じ燃料電池が供給源にもなるようなことを言ってしまいましたが、これはやめるべきでしょう。研究者は「副生水素」や「光触媒法」を有力視しています。水を電気分解して水素を作るということについては、私は一言も言っておりません。現状では、製鉄所やゴミ処理場からは「水素ゴミ」が出ており、利用できないかという話が昔から出ています。また、光触媒も注目の技術で、水の理論電解電圧よりも小さくてすむため、これは光がエネルギー化していると考えられています。当初の光触媒は紫外線しか利用できなかったので効率が悪かったのですが、今では可視光線型の開発も進んで効率アップの競争が始まっています。CO2削減という観点からすると、この光触媒法も有力な選択肢となります。
CO2の資源化技術で最終的に火力や製鉄所や工場から排出をなくせるのか?その他、「触媒」の不思議
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120310-00000301-agora-sci
■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ロングアイランド水素ステーション、再生可能エネルギーループを備える(2011年12月12日)
ニューヨーク州ロングアイランドにあるヘンプステッドタウン(Town of Hempstead)は、タウンの燃料電池自動車のための水素を生産する最新鋭の100kW級風力発電を初公開した。この風力発電は、ポイントルックアウトにある郡区の水路保全局(Conservation and Waterways Department)に設置されており、121フィートの高さで年間180MWを発電できる。
生産された水素は、風力発電の近くにあるロングアイランドでただ一つの水素ステーションに分配され、排出物を出さない自動車のために完全にグリーンなエネルギーループ・システムをつくる。水素/天然ガスバスはもちろん、タウンが使っているトヨタの燃料電池自動車の動力源として利用される。タウンは、もっと自動車を増やすためにトヨタ以外の大手燃料電池自動車メーカーと交渉している。
http://townofhempstead.org/news/564-towns-answer-to-clean-energy-is-blowin-in-the-wind-new-wind-turbine-powers-hydrogen-car-fuel-station
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