燃料電池ワールド Vol.1096 (2012/02/13 09:50)

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□燃料電池ワールド Vol.1096
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■2012年02月13日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年02月10〜12日のWEB LINK NEWS
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2012/02/10 NEDOなど、熱膨張が小さな樹脂複合材料ペレットの量産化に成功(マイナビニュース)

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、名古屋大学(名大)、理化学研究所(理研)、高純度化学研究所(高純度研)などからなる研究グループは2月9日、大きな「負熱膨張特性」を示す「マンガン窒化物」を熱膨張抑制剤として配合した「樹脂複合材料ペレット」(画像1)を、産業利用に対応できる100kgレベルで製造することに成功したと発表した。NEDOの若手研究グラント(産業技術研究助成事業)の一環として、名大兼理研客員主管研究員の竹中康司准教授が高純度研と共に開発したもので、成果は2月15日から17日に東京ビッグサイトで開催される「nano tech 2012 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」で展示される予定だ。

 また、複数の素材を組み合わせたデバイスでは、構成素材それぞれの熱膨張の違いから、界面剥離や断線といった深刻な障害が生じることがある。このため、例えば加工機械、半導体製造装置、光学機器、計測機器、電子デバイスなど多くの産業分野で、近年は熱膨張制御への強い要請が出ているというわけだ。最近精力的に研究開発が展開される熱電変換や燃料電池といったエネルギー・環境技術についても、それらの機能安定化のためには熱膨張制御が必須とされている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000070-mycomj-sci
※写真あり

2012/02/11 ゲートブリッジで開通式典=電気自動車が渡り初め―東京(時事通信)

 東京湾の中央防波堤外側埋め立て地と東京都江東区若洲を結ぶ海上橋「東京ゲートブリッジ」の開通式典が11日午前、橋を臨む江東区立若洲公園周辺で行われた。橋は恐竜が向かい合うようなユニークな外観が特徴で、開通に伴い周辺の渋滞緩和や物流効率化が期待され、東京の新たな観光名所としても注目されている。

 式典には、前田武志国土交通相や東京都の幹部ら約300人が出席。同相は主催者あいさつで、「東京港の交通混雑が相当解消されると思っている。このブリッジが、世界に発展する日本の拠点都市である東京のシンボルとして機能を果たすとともに、都民、国民に愛され、発展していくことを祈念する」と述べた。テープカットなどのセレモニーに続き、電気自動車、燃料電池自動車といった次世代自動車による渡り初めが行われた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120211-00000016-jij-soci

■海外ニュース
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<素材/部品/試験>
●バラード社、新しいガス拡散層基材を提供(2011年11月)

 バラード社の基材生産部門(Ballard Materials Products)は現在、新しいガス拡散層(gas diffusion layer:GDL)基材として炭素繊維ペーパー「アルカルブ(AvCarb〓)」MGL190とMGL370を提供している。新しい炭素繊維ペーパー「アルカルブ」はとても均一なペーパーで、ガス拡散層として他の産業でも標準的な炭素繊維ペーパーとして使うことができる。ガス拡散層は燃料電池の中核部品であり、セル内のガスや液体(水分)、電気の移動を容易にし、燃料電池の効率とコストに対して重要な役割を持っている。
http://www.ballard.com/material-products/
〔参考1〕ガス拡散層(Gas Diffusion Layer,GDL) ガス拡散層は低温作動燃料電池でのみ使われ、電極表面へ反応物質を供給し,反応生成物の水を陽極から除去する役目があります。また、流路板(集電板)と電極に挟まれているので,電気的導体である必要があります。ガス拡散層は親水・疎水化処理で最適化されています。〔参考2〕Ballard Materials Productsは、昨年のFC EXPO 2011ではバラード社の子会社として出展していたが、現在はバラード社の一事業部門(Ballard’s material products division)となっているようだ。所在地はマサチューセッツ州ローエルで同じである。
・Ballard Power Systemsは米国マサチューセッツ州のTextron Systems社のカーボン素材部門を買収。ボストン郊外に新会社Ballard Material Products社を設立。新会社は固体高分子型燃料電池(PEFC)の主要部品であり、プロトン交換膜(PEM)用ガス拡散層(GDL)等を製造する。(01/10/01の情報、http://www1.hinocatv.ne.jp/himawari/fcev2.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆水素エネルギー協会・水素エネルギー利用開発研究会 合同講演会【再掲】(水素エネルギー協会第137回定例研究会・平成23年度第3回水素エネルギー利用開発研究会 合同講演会)
 「持続可能なエネルギー社会を目指して」
◇日 時  3月9日(金)13:00〜17:40
◇場 所  広島市西区民文化センター 2階ホール(広島市西区横川新町6-1)
◇参加費  ・水素エネルギー利用開発研究会会員:無料
       (当日入会(年会費無料)の場合も無料)
      ・水素エネルギー協会(HESS)会員:無料

       (H24年度より新入会(年会費有料)の場合も無料)

      ※どちらへもご入会されない場合:5000円(資料代含む。税込)
◇講演会
【講演1】「太陽エネルギーによる水からの水素生成用光触媒開発の現状」
   堂免一成氏(東京大学大学院工学系研究科教授)
【講演2】「NH3を用いた水素輸送」
   小島由継氏(広島大学先進機能物質研究センター長・教授)
【講演3】「エネルギー需給の現状と長期展望」

   小宮山涼一氏(東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻助教)【講演4】「高効率エンジンSKYACTIV」

   人見光夫氏(マツダ株式会社執行役員パワートレイン開発本部長)
◇交流会 18:00〜(会費:5000円)
◇申込方法 水素エネルギー協会会員の方は、水素エネルギー協会へお申し込みください。
      http://www.hess.jp/hess_contents/index.html

      水素エネルギー利用開発研究会へのお申込み先はこちらです。

      http://home.hiroshima-u.ac.jp/hih2/H2_Energy/index.html

      参加ご希望の方は、2月29日(水)までにお申し込みください。
◇連絡先  広島市立大学社会連携センター プロジェクト研究推進室

      担当:田村、矢島(水素エネルギー利用開発研究会事務局)

       広島市中区千田町三丁目8番24号(広島市工業技術センター内)
       電話:082-247-0263 ファックス:082-247-9753

       メール:tamura@office.hiroshima-cu.ac.jp(@は半角文字にしてください)
◇主 催  水素エネルギー利用開発研究会(広島大学、中国経済産業局、広島市)
      一般社団法人 水素エネルギー協会(HESS)

☆FC EXPO 2012(第8回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2月29日(水)?3月2日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

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