燃料電池ワールド Vol.1097 (2012/02/14 09:30)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1097
■□□□□□□□□□
■2012年02月14日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年02月13日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2012/02/13 2030年の環境自動車市場、EVがHVとPHVを抜く…富士経済まとめ(レスポンス)

 調査では、国内11社、海外13社の主要自動車メーカーのHV、PHV、EVの投入計画、事業の位置付けと研究開発体制などを整理・分析し、2030年までのHV、PHV、EV市場の長期展望を示した。さらに、モータ・ジェネレータ、バッテリなど環境自動車の構成部品主要14品目と、充電インフラ2品目についても市場動向を調査・分析した。

 米国の排ガス規制への対応のほか、HV自体の技術的限界や陳腐化もあり、中長期的にはエコカー・次世代自動車の主役がHVから他へ交代し、PHVやEVに需要を奪われ2030年の市場はEVを下回ると予測する。それでも2030年のHVは1187万台と、2012年の8.6倍を予想する。

 一方、EVはFCV(燃料電池車)とともに走行時のゼロ・エミッションを実現する究極のエコカーといえる。しかし、現状ではリチウムイオン電池のコスト高と充電時間の長さ、そして、走行可能距離の短さが課題となっている。当面は限られた距離の走行が中心用途と考えられ、2012年は7万台を予想する。

 2013年頃には各社が市場参入を予定しており、充電インフラの整備が進んでいる欧州を中心に市場が拡大していく見通し。車両価格の低下と充電インフラの拡充が徐々に進み、2025年頃には電池性能の向上・技術の革新と走行可能距離の改善、リチウムイオン電池の単価が現状の60?100円/Whから20円/Whに低下すると想定し、2030年には1374万台とHV、PHVを上回る市場規模と予測する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120213-00000003-rps-bus_all
※写真あり

2012/02/13 ENEOS、Sony Tabletセットが当たる新型エネファーム発電クイズキャンペーン(RBB TODAY)

 JX日鉱日石エネルギーは、「新型エネファーム・発電クイズキャンペーン」をインターネットサイトにおいて展開している。キャンペーン期間は3月6日まで。

 本キャンペーンでは、クイズに参加して発電に関する知識を学びながら、抽選で「エネゴリくんタブレットセット」が当たるチャンスや、もれなくPC向けスマートフォン向けの「エネゴリくん壁紙」がプレゼントされる。ENEOSが昨年10月に発売した、固体酸化物形燃料電池(SOFC)を利用した「新型エネファーム」や、家庭でも出来る「発電」について、周知を促進させることが今回のキャンペーンの狙い。

 キャンペーンサイトに設けられた発電に関する知識を題材にしたクイズは全3問。これにすべて解答すると、正解数に関わらずキャンペーンへの応募が可能。解答前に参照できる「ヒント」や、不正解だった場合の「復習」が用意されており、発電に関する知識がなくても楽しくチャレンジできるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120213-00000002-rbb-ent
※写真あり

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<報告書/市場調査>
●パイク社、「補助電源装置用途の燃料電池」を公刊 (2011年11月)

 パイク・リサーチ社(Pike Research)は、調査レポート「補助電源装置用途の燃料電池(Fuel Cells for Auxiliary Power Unit Applications)」を公刊した。この報告書は、海洋や航空、トラック輸送、キャンピングカー市場など主要な4分野で使われる補助電源装置としての燃料電池の市場可能性について分析している。

 補助電源装置は、例えば暖房や照明といったような主要推進システム以外の目的で車両に必要とされる電力を供給する装置であり、燃料電池技術はその可能性を当初から持っていた。特に海洋や航空の分野では、排出物がほとんどなく、騒音も出ない特性が最大の魅力となっている。

 だが、商用化はまだ限定的で、製品のほとんどはヨーロッパで生産された。2010年の出荷量は3100個を少し超えただけだが、2020年には5000個を超える程度となり、収益は6600万ドルに達すると見られている。
http://www.pikeresearch.com/research/fuel-cells-for-auxiliary-power-unit-applications

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆水素エネルギー協会・水素エネルギー利用開発研究会 合同講演会【再掲】(水素エネルギー協会第137回定例研究会・平成23年度第3回水素エネルギー利用開発研究会 合同講演会)
 「持続可能なエネルギー社会を目指して」
◇日 時  3月9日(金)13:00〜17:40
◇場 所  広島市西区民文化センター 2階ホール(広島市西区横川新町6-1)
◇参加費  ・水素エネルギー利用開発研究会会員:無料
       (当日入会(年会費無料)の場合も無料)
      ・水素エネルギー協会(HESS)会員:無料

       (H24年度より新入会(年会費有料)の場合も無料)

      ※どちらへもご入会されない場合:5000円(資料代含む。税込)
◇講演会
【講演1】「太陽エネルギーによる水からの水素生成用光触媒開発の現状」
   堂免一成氏(東京大学大学院工学系研究科教授)
【講演2】「NH3を用いた水素輸送」
   小島由継氏(広島大学先進機能物質研究センター長・教授)
【講演3】「エネルギー需給の現状と長期展望」

   小宮山涼一氏(東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻助教)【講演4】「高効率エンジンSKYACTIV」

   人見光夫氏(マツダ株式会社執行役員パワートレイン開発本部長)
◇交流会 18:00〜(会費:5000円)
◇申込方法 水素エネルギー協会会員の方は、水素エネルギー協会へお申し込みください。
      http://www.hess.jp/hess_contents/index.html

      水素エネルギー利用開発研究会へのお申込み先はこちらです。

      http://home.hiroshima-u.ac.jp/hih2/H2_Energy/index.html

      参加ご希望の方は、2月29日(水)までにお申し込みください。
◇連絡先  広島市立大学社会連携センター プロジェクト研究推進室

      担当:田村、矢島(水素エネルギー利用開発研究会事務局)

       広島市中区千田町三丁目8番24号(広島市工業技術センター内)
       電話:082-247-0263 ファックス:082-247-9753

       メール:tamura@office.hiroshima-cu.ac.jp(@は半角文字にしてください)
◇主 催  水素エネルギー利用開発研究会(広島大学、中国経済産業局、広島市)
      一般社団法人 水素エネルギー協会(HESS)

☆FC EXPO 2012(第8回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2月29日(水)?3月2日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

────────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
  連絡先:fc55gogo@gmail.com

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。PEM-DREAMでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.kaijo.com/
 melma! http://melma.com/contents/taikai/
 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1