燃料電池ワールド Vol.1095 (2012/02/10 09:05)

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□燃料電池ワールド Vol.1095
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■2012年02月10日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年02月09日のWEB LINK NEWS
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2012/02/09 JXと日産、ENEOS創エネハウスでV2Hの実証試験を実施へ(レスポンス)

 JX日鉱日石エネルギーは、日産自動車と共同で、住宅用エネルギーシステムの実証施設として運営しているモデルハウス「ENEOS創エネハウス」(横浜市港北区)を使って、「V2H(ビークル・to・ホーム)」の実証試験を実施する。

 実証試験では、電力を住宅へ供給することが可能なV2H対応の電気自動車とエネファームとを組み合わせ、家とクルマのトータルでのエネルギーの低炭素化を目指す。

 また、昨年10月に発売したSOFC型エネファームや現在開発中のオリジナル家庭用リチウムイオン蓄電池などを連係させた「自立型エネルギーシステム」の実証試験も実施する。

 ENEOS創エネハウスは、高断熱・高気密性能を持ち、自然環境を活かしたパッシブデザインを採用した住宅に、家庭用燃料電池「エネファーム」、太陽光発電、蓄電池の3つの電池をはじめとする最先端のエネルギー機器を設置したスマートハウス。

 居住実証試験などを通じて年間を通じたカーボンフリーや、3電池の利用による系統電源からの電力購入の90%低減(電力自給率90%)を実証した。

 一方、ENEOS創エネハウスは2009年3月のオープン以来、一般消費者や取引先などの来場が多く、累計来場者数が1月末に1万人を突破した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120209-00000000-rps-ind
※写真あり

2012/02/09 ホンダフィットEV、グーグルに納車(レスポンス)

 ホンダの米国法人、アメリカンホンダモーターは8日、『フィットEV』を、カリフォルニア州のグーグル(Google)本社に引き渡した。

 フィットEVは、『フィット』ベースのEV。燃料電池車の『FCXクラリティ』用のモーターを搭載し、米国EPA(環境保護局)方式の予想最大航続距離は198kmを実現する。二次電池は、蓄電容量20kWhのリチウムイオンバッテリー。充電は240Vチャージャーなら、約3時間だ。

 ホンダは今回、グーグルやスタンフォード大学、トーランス市が共同で行う「ホンダEVデモンストレーションプログラム」の一環として、フィットEVをグーグルへ納車。同車は米国では2012年夏、一般顧客向け販売が開始されるが、それを前に、最終的な性能確認などが行われる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120209-00000010-rps-ind
※写真あり

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ノルウェー、新しく水素ステーションが開設 (2011年11月21日)

 ノルウェーの首都オスロ郊外のガウスタッドに、デンマークのH2ロジック社(H2 Logic)が70Mpaの新しい水素ステーションを開設した。この予算2000万ユーロのステーションは、ダイムラー(Daimler)とヒュンダイ(Hyundai)が提供する燃料電池自動車に約3分で安全に水素を供給していく予定で、この事業はEUの「H2ムーブス・スカンジナビア実証(H2MOVES Scandinavia demonstration)」プロジェクトの一部として行われている。
http://www.h2logic.com/com/shownews.asp?lang=en&id=368

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆水素エネルギー協会・水素エネルギー利用開発研究会 合同講演会【再掲】(水素エネルギー協会第137回定例研究会・平成23年度第3回水素エネルギー利用開発研究会 合同講演会)
 「持続可能なエネルギー社会を目指して」
◇日 時  3月9日(金)13:00〜17:40
◇場 所  広島市西区民文化センター 2階ホール(広島市西区横川新町6-1)
◇参加費  ・水素エネルギー利用開発研究会会員:無料
       (当日入会(年会費無料)の場合も無料)
      ・水素エネルギー協会(HESS)会員:無料

       (H24年度より新入会(年会費有料)の場合も無料)

      ※どちらへもご入会されない場合:5000円(資料代含む。税込)
◇講演会
【講演1】「太陽エネルギーによる水からの水素生成用光触媒開発の現状」
   堂免一成氏(東京大学大学院工学系研究科教授)
【講演2】「NH3を用いた水素輸送」
   小島由継氏(広島大学先進機能物質研究センター長・教授)
【講演3】「エネルギー需給の現状と長期展望」

   小宮山涼一氏(東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻助教)【講演4】「高効率エンジンSKYACTIV」

   人見光夫氏(マツダ株式会社執行役員パワートレイン開発本部長)
◇交流会 18:00〜(会費:5000円)
◇申込方法 水素エネルギー協会会員の方は、水素エネルギー協会へお申し込みください。
      http://www.hess.jp/hess_contents/index.html

      水素エネルギー利用開発研究会へのお申込み先はこちらです。

      http://home.hiroshima-u.ac.jp/hih2/H2_Energy/index.html

      参加ご希望の方は、2月29日(水)までにお申し込みください。
◇連絡先  広島市立大学社会連携センター プロジェクト研究推進室

      担当:田村、矢島(水素エネルギー利用開発研究会事務局)

       広島市中区千田町三丁目8番24号(広島市工業技術センター内)
       電話:082-247-0263 ファックス:082-247-9753

       メール:tamura@office.hiroshima-cu.ac.jp(@は半角文字にしてください)
◇主 催  水素エネルギー利用開発研究会(広島大学、中国経済産業局、広島市)
      一般社団法人 水素エネルギー協会(HESS)

☆FC EXPO 2012(第8回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2月29日(水)?3月2日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

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