燃料電池ワールド Vol.1088 (2012/01/31 10:38)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1088
■□□□□□□□□□
■2012年01月31日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
□□□───────────────────────────
☆FC EXPO 2012(第8回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2月29日(水)?3月2日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

■2012年01月30日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2012/01/30 カリフォルニア州2025年規制…EVやPHVの販売比率を15.4%に(レスポンス)

 米国で、最も厳しい排出ガス基準を適用しているカリフォルニア州。同州が自動車メーカーに対して、さらなる環境対応車の販売増を求める新規制を発表した。

 これは27日、CARB(カリフォルニア州大気資源局)が公表したもの。「カリフォルニア・アドバンスド・クリーンカー」と名付けられた規制で、カリフォルニア州で販売される乗用車とライトトラック(SUV、ミニバン、ピックアップトラックなど)に適用される。

 新規制では2025年までに、EVや燃料電池車といったZEV(ゼロエミッション車)とPHV(プラグインハイブリッド車)の販売比率を、15.4%に引き上げるのが柱。自動車メーカーには現行の4%に対して、大幅な販売台数の引き上げが求められることになった。

 CARB は2017年モデルから、この新規制を導入する計画。CARBは、「車1台あたり1900ドル(約15万円)コストは増すが、廃車までの間に燃料費は6000ドル(約46万円)節約できる」と試算している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120130-00000023-rps-soci
※写真あり

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<燃料/改質器/貯蔵>
●ITMパワー社、エコアイランドの多数のパートナーに仲間入り(2011年11月08日)

 ITMパワー社(ITM Power)は、「エコアイランド(EcoIsland)」という連合体とのパートナーシップ協定に加わった。これは、一つの島で持続可能性を探るプロジェクトとして英国で最大のもので、パートナーには、IBMや東芝、スコティッシュ・アンド・サザン・エナジー社(Scottish and Southern Energy:SSE)、サザン・ウォーター社(Southern Water)、ケーブル&ワイヤレス・ワールドワイド社(Cable & Wireless Worldwide)が参加している。英国南部のワイト島(isle of wight)で開発されている再生可能エネルギー・スマートグリッドシステム(renewable energy smart grid system)に統合するために、ITMパワー社は水素エネルギーの貯蔵とクリーン燃料技術を提供する。

 エコアイランド・プロジェクトは、将来のエネルギーシステムをどのように設定できるかを実証するために、ワイト島という一つの島のエネルギーシステムの範囲の中でスマートエネルギー技術の臨界質量(critical mass)をまとめる。風力や太陽光、潮流、地熱などの再生可能発電とともに、この島はバッテリーによるエネルギー貯蔵と水素によるエネルギー貯蔵、そして需要側管理(demand side management)を使用して需要と供給を同等にしなければならない。これらの技術は、IBMやケーブル&ワイアレス社、SSE社、東芝によって供給されるスマートグリッド技術で一元的に調整される。

 ITMパワー社は水素燃料のパートナーであり、水素充てん設備を提供する。この設備は、再生可能エネルギーの貯蔵と、燃料電池自動車および水素内燃エンジン自動車の両方に燃料を供給するために最適化されたスマートグリッド技術で管理される。この目的は、2013年から始められる予定の先進的な低公害水素自動車を展示紹介するためでもある。
http://www.itm-power.com/news/81/EcoIsland+Agreement.html
〔参考1〕スコティッシュ・アンド・サザン・エナジー社(Scottish and Southern Energy:SSE) 英国第2の総合エネルギー企業で、1130万kWを超える総発電容量と12万km以上の送配電網を持つ。火力、バイオマス、再生エネルギーなどを手掛け、スコットランド北部とイングランド中・南部の350万世帯に電力を供給している。
http://www.mhi.co.jp/news/story/1007164963.html
〔参考2〕サザン・ウォーター社(Southern Water) イギリス南部のハンプシャー州やワイト島、ウエスト・サセックス州、イースト・サセックス州などで廃水収集と処理に、これらの地域のほぼ半分で給配水に責任を持っている公営企業。
〔参考3〕需要側管理(demand side management) 電力消費に関して、需要家(消費者)側が管理制御に関わること。従来はもっぱら電力会社が供給量の制御によって電力量の調整を行っていたが、デマンドサイドマネジメントにおいては需要家が制御に参与し、需要量の制御を行うことによって、需給の協調を実現、より効率的で無駄のない需給システムを形成しようというもの。デマンドサイドマネジメントと似た言葉に、デマンドレスポンス(DR)がある。デマンドレスポンスは供給側で需要家側の電力消費を制御するという概念である。(新語時事用語辞典)

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆大阪科学技術センター 燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会【再掲】公開シンポジウム「ここまで来た定置用燃料電池〜本格普及に向けて〜」
 http://www.ostec-tec.info/08/
◇開催日:2月1日(水)
◇時間:13:00〜18:00(講演会)、18:00〜(交流会)
◇場所:キャンパスプラザ京都 第1講義室
◇定員:150名
◇参加費:
 ○講演会参加費:

  ・協賛団体会員は(企業)10,000円、(大学・公的研究機関)5,000円
  ・それ以外の一般参加の方は15,000円 
 ○交流会参加費:3,000円
◇申込み方法(下記URLから)
  http://www.ostec-tec.info/08/
◇問い合わせ先
  (財)大阪科学技術センター技術振興部 大原、大浦

  E-mail:m.ohara@ostec.or.jp  TEL:06-6443-5322 FAX:06-6443-5319 
◇プログラム:
【講演会】13:00〜18:00
1、講演『家庭用燃料電池エネファームの現状について』

   西崎邦博氏(東京ガス株式会社商品開発部PEFC開発グループマネジャー)2、講演『JX日鉱日石エネルギーにおけるSOFCの開発状況』

   南條 敦氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社新エネルギー事業本部システムインテグレート推進事業部副部長)
3、講演『固体酸化物形燃料電池の耐久性・信頼性について』

   横川晴美氏(産業技術総合研究所エネルギー技術研究部門招聘研究員)4、講演『フッ素系電解質材料の高性能化と高耐久化』

   三宅直人氏(旭化成イーマテリアルズ株式会社新事業開発総部燃料電池材料事業推進部部長)
5、総合討議『ここまで来た定置用燃料電池〜本格普及に向けて〜』

   進行:江口浩一氏(京都大学教授・燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会代表)

      稲葉 稔氏(同志社大学教授・燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会代表)【交流会】18:00〜 アパホテル京都駅前レストラン四季
◇主催:大阪科学技術センター 燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会
◇協賛:(一社)エネルギー・資源学会、(公社)化学工学会関西支部、(社)化学工学会エネルギー部会、(社)近畿化学協会、(社)電気化学会関西支部、(社)電気化学会 電池技術委員会、(一社)日本電機工業会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会

☆水素先端世界フォーラム2012【再掲】
◇会期:2月1日(水)、2月2日(木)
◇会場:グランドハイアット福岡(2月1日)、九州大学伊都キャンパス(2月2日)
◇参加費:無料(2月1日レセプションのみ5000円/1名)
◇定員:400名(見学会は各100名)
◇参加登録:下記のフォーラムホームページより(定員になり次第締切)→ http://www.congre.co.jp/hydrogen2012/index.html
◇プログラム
●2月1日:
9:30〜9:50 開会式
9:50〜12:00  セッション1 「2015年FCV・水素供給インフラ普及開始に向けた世界のシナリオ」
  (日欧の発表者による講演)
13:15〜17:10  セッション2 「水素エネルギー社会への各国の挑戦」
  (日米欧の発表者による講演)
17:30〜19:00 レセプション(参加費5000円)
●2月2日:
9:50〜17:30 研究シンポジウム

 各研究チーム(水素材料強度特性、水素高分子材料、水素トライボロジー、水素物性、九州大学燃料電池・水素製造研究シンポジウム)による国内外の研究発表、開始時間は各チームにより異なります。
10:00〜12:00 九州大学施設見学(定員:100名)
11:30〜13:30 合同ポスターセッション
14:30〜15:30HyTReC施設見学(定員:100名)
◇主催:独立行政法人産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、国立大学法人九州大学
◇問い合わせ先
運営事務局 info-hydrogen@congre.co.jp
(株式会社コングレ九州支社内 担当: 木村、土井)

────────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
  連絡先:fc55gogo@gmail.com

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。PEM-DREAMでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.kaijo.com/
 melma! http://melma.com/contents/taikai/
 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1