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□燃料電池ワールド Vol.1087
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■2012年01月30日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■燃料電池関連イベント
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☆FC EXPO 2012(第8回国際水素・燃料電池展)
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2月29日(水)?3月2日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
■2012年01月27〜29日のWEB LINK NEWS
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2012/01/27 オートスポーツ・インターナショナルショーで思うこと(Impress Watch)
毎年1月中旬にイギリスのバーミンガムで、「Autosport International Show(オートスポーツ・インターナショナルショー:以下オートスポーツショー)」が開催される。イギリスではその昔、ロンドンでレーシングカーショーが開催されていたが、それが形を変えてこのバーミンガムでのショーとなった。
■低炭素モータースポーツ会議が開催
このオートスポーツショーの開催前日には、重要なイベントが開かれた。それは自動車の環境対策技術とモータースポーツに関する会議で、昨年までは「Pan European Greener Motorsport Conference(ヨーロッパ環境対策モータースポーツ会議)」と呼ばれていたが、今年は「Low Carbon Racing Conference(低炭素モータースポーツ会議)」という名称で開催された。これは、MIA(英国モータースポーツ産業会)とUKTI(英国貿易投資総省)が中心になって開催しているものだが、イギリスを主体としながらも参加者はヨーロッパ、アメリカ大陸、日本とグローバルに広がっている。
会議はパネルディスカッションを中心に展開され、自動車の環境対策技術向上が急務とされる中で、ディーゼル、電気式やフライホイール式などのハイブリッド、電気自動車、燃料電池車、車体の軽量化や高効率化、リサイクル技術など、モータースポーツが「再び走る実験室」になれることが幾度も唱えられた。
■電動モーターで走る「ローラB12/69EV」
■電動フォーミュラカーの実現可能性を示したFormulec
ドライソン卿のローラB12/69EVも、フォーミュレックも、会場の大多数も思うところはほぼ一致していた。
それは、ガソリンエンジン車やディーゼルエンジン車がここまで発展できたのは、モータースポーツにおける技術競争が大きな役割を果たしてきたということ。将来、電気自動車や燃料電池車が自動車の主流技術になるためにも、モータースポーツはその技術発展に大きな貢献ができるはずであり、その技術革新と技術競争がモータースポーツの新たな魅力になるはず。
■今後のF1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120127-00000002-impress-ind
※写真あり
2012/01/27 脱石油に向かって動き始めたアメリカと動かない日本 - 山田 高明(アゴラ)
対して、日本はどうか。ブッシュ政権のエネルギー政策大転換よりも後に策定された経済産業省の「新・国家エネルギー戦略」は、石油消費に関して以下の二つの目標を掲げている。
第一、2030年までに石油依存度を40%以下とすること。
第二、同年までに運輸部門の石油依存度を80%とすること。
これではとうてい「脱石油」の方針とはいえない。「依存度は遅々として低減しましょう」という消極的な方針でしかない。この調子では2030年までに富を奪われ尽くした日本は世界から同情される国になっているだろう。私の意見を言えば、問題の根幹は運輸部門対策だ。バイオ燃料の混合や燃料の多様化政策は不必要だと思う。同省にはなぜか燃料電池車と水素エネルギー社会に非常にこだわっている人々がいるが、よく考えてほしい、こんなものは不要なのだ。機会を改めるが、日本はEV一筋で必ずや大正解となる。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120127-00000302-agora-bus_all
2012/01/27 東京電力、山梨県甲府市のメガソーラー発電所を運転開始(Impress Watch)
東京電力は、山梨県甲府市の米倉山(こめくらやま)に建設していたメガソーラー発電所「米倉山太陽光発電所」について、本日より運転を開始したと発表した。
発電所の運転開始に合わせて、敷地内に山梨県が運営するPR施設「ゆめソーラー館やまなし」も、1月28日より一般公開される。ここでは太陽光発電の普及啓発活動の推進、山梨県の環境への取り組み、次世代エネルギーに関する情報発信を行なうという。また、屋上に設置する太陽光パネルや燃料電池など、施設の電力を供給する実機も展示する。
ゆめソーラー館やまなしの所在地は、山梨県甲府市下向山町3443-1。営業時間は9時半から16時半で、最終入館時間は16時まで。休館日は月曜日と、祝日の翌日、年末年始。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120127-00000036-impress-ind
※写真あり
2012/01/27 米電池ベンチャー破綻=伊藤忠も出資(時事通信)
【ニューヨーク時事】車載用リチウムイオン電池メーカーのエナール・ワン(ニューヨーク市)は、連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用をニューヨーク州の連邦破産裁判所に申請した。電気自動車(EV)の普及ペースが遅いことなどが原因。同社には伊藤忠も出資している。
エナール・ワンは、子会社を通じて連邦政府から1億1850万ドル(約92億円)の融資保証を受けた。昨年以降、太陽光発電パネルメーカーのソリンドラなど、再生可能エネルギー促進を目的とした政府融資を受けた企業の破綻が相次いでおり、共和党からの批判が強まる可能性もある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120127-00000048-jij-int
■海外ニュース
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<定置用電源>
●バラード社の燃料電池、廃棄物発電システムとして韓国で実証中(2011年10月26日)
「廃棄物からのエネルギー回収発電(waste-to-energy power generation)」の実証のためにバラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)がGSプラテック社(GS Platech)に供給した燃料電池システムは、韓国の電力網に電力を供給して順調に稼働している。青松郡(Cheongsong)にあるGSプラテック社の実証プラントは、有機固形廃棄物を処理するためにプラズマガス化技術を使い、クリーンで排出物のない50kWの電力を生産するために十分な純水素を製造することが可能である。この水素を燃料として、バラード社の燃料電池スタックとともに働かせる発電システムは、バラード社の補助電源システムを提供する子会社であるダンシーム・パワー社(Dantherm Power)から供給される。
http://www.ballard.com/about-ballard/newsroom/news-releases/news10191102.aspx〔参考〕『燃料電池ワールドVol.928/2011年05月31日発行●バラード社、廃棄物発電システムの実証でGSプラテック社とパートナーに(2011年03月15日)』
●バラード社、フロスト&サリバン社の革新賞を獲得(2011年10月06日)
市場調査会社フロスト&サリバン社(Frost & Sullivan)は、バラード社の独特な複数メガワット級分散型発電システム「クリアゲン(CLEARgen)」に対して、米定置用陽子交換膜型燃料電池分野の「2011新製品革新賞(New Product Innovation Award)」を授与している。
http://www.ballard.com/about-ballard/newsroom/news-releases/news10061101.aspx
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆大阪科学技術センター 燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会【再掲】公開シンポジウム「ここまで来た定置用燃料電池〜本格普及に向けて〜」
http://www.ostec-tec.info/08/
◇開催日:2月1日(水)
◇時間:13:00〜18:00(講演会)、18:00〜(交流会)
◇場所:キャンパスプラザ京都 第1講義室
◇定員:150名
◇参加費:
○講演会参加費:
・協賛団体会員は(企業)10,000円、(大学・公的研究機関)5,000円
・それ以外の一般参加の方は15,000円
○交流会参加費:3,000円
◇申込み方法(下記URLから)
http://www.ostec-tec.info/08/
◇問い合わせ先
(財)大阪科学技術センター技術振興部 大原、大浦
E-mail:m.ohara@ostec.or.jp TEL:06-6443-5322 FAX:06-6443-5319
◇プログラム:
【講演会】13:00〜18:00
1、講演『家庭用燃料電池エネファームの現状について』
西崎邦博氏(東京ガス株式会社商品開発部PEFC開発グループマネジャー)2、講演『JX日鉱日石エネルギーにおけるSOFCの開発状況』
南條 敦氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社新エネルギー事業本部システムインテグレート推進事業部副部長)
3、講演『固体酸化物形燃料電池の耐久性・信頼性について』
横川晴美氏(産業技術総合研究所エネルギー技術研究部門招聘研究員)4、講演『フッ素系電解質材料の高性能化と高耐久化』
三宅直人氏(旭化成イーマテリアルズ株式会社新事業開発総部燃料電池材料事業推進部部長)
5、総合討議『ここまで来た定置用燃料電池〜本格普及に向けて〜』
進行:江口浩一氏(京都大学教授・燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会代表)
稲葉 稔氏(同志社大学教授・燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会代表)【交流会】18:00〜 アパホテル京都駅前レストラン四季
◇主催:大阪科学技術センター 燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会
◇協賛:(一社)エネルギー・資源学会、(公社)化学工学会関西支部、(社)化学工学会エネルギー部会、(社)近畿化学協会、(社)電気化学会関西支部、(社)電気化学会 電池技術委員会、(一社)日本電機工業会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会
☆水素先端世界フォーラム2012【再掲】
◇会期:2月1日(水)、2月2日(木)
◇会場:グランドハイアット福岡(2月1日)、九州大学伊都キャンパス(2月2日)
◇参加費:無料(2月1日レセプションのみ5000円/1名)
◇定員:400名(見学会は各100名)
◇参加登録:下記のフォーラムホームページより(定員になり次第締切)→ http://www.congre.co.jp/hydrogen2012/index.html
◇プログラム
●2月1日:
9:30〜9:50 開会式
9:50〜12:00 セッション1 「2015年FCV・水素供給インフラ普及開始に向けた世界のシナリオ」
(日欧の発表者による講演)
13:15〜17:10 セッション2 「水素エネルギー社会への各国の挑戦」
(日米欧の発表者による講演)
17:30〜19:00 レセプション(参加費5000円)
●2月2日:
9:50〜17:30 研究シンポジウム
各研究チーム(水素材料強度特性、水素高分子材料、水素トライボロジー、水素物性、九州大学燃料電池・水素製造研究シンポジウム)による国内外の研究発表、開始時間は各チームにより異なります。
10:00〜12:00 九州大学施設見学(定員:100名)
11:30〜13:30 合同ポスターセッション
14:30〜15:30HyTReC施設見学(定員:100名)
◇主催:独立行政法人産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、国立大学法人九州大学
◇問い合わせ先
運営事務局 info-hydrogen@congre.co.jp
(株式会社コングレ九州支社内 担当: 木村、土井)
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□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
連絡先:fc55gogo@gmail.com
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