燃料電池ワールド Vol.1086 (2012/01/27 08:58)

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□燃料電池ワールド Vol.1086
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■2012年01月27日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2012年01月26日のWEB LINK NEWS
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2012/01/26 明らかになったSQと次世代パワートレインの相関、PHVや燃料電池が高ポイント(レスポンス)

 SQ(Social Quotient:“かかわり”の知能指数)を提唱した社会学者の鈴木謙介氏によれば、東日本大震災を経たことで日本人の価値感が「社会・他者とのかかわりあい」を重視する社会になったという。「他者への貢献」「広範囲で協力」「モノより心」「次世代志向」というのが新しい幸せにつながるかかわりの態度だとまとめている。

 イード社ではウェブ購読者の一部にアンケートを行い、次のクルマ選びについての質問と同時にSQと自動車購入の間にどのような関係があるか調査を行った。調査期間は1月17日から19日の3日間、合計1917名の有効回答を得られた。

 そこで得られた結果は、車種別以上にSQと車選びの相関関係が明らかになっているので紹介したい。

 じつは、73.1ともっとも平均SQが最も高かったのは2.1%の読者が次期購入パワートレインとして選んだ燃料電池であった。まだ実験段階であり市販車両が存在しない燃料電池車だが、40人の読者は航続距離の問題をクリアした燃料電池EV車両こそが次に購入すべきクルマだと考えている。

 燃料電池、PHV、EV、HV…SQと次世代パワートレイン選択の間に関係があることはこの調査でも明らかになった。社会とのかかわりを重視するユーザーが今後の次世代エコカーの普及を支えてゆく構図が続きそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120126-00000006-rps-bus_all
※図あり

2012/01/26 (朝鮮日報日本語版) ハイブリッド車:現代自とトヨタが燃費競争(朝鮮日報日本語版)

 各メーカーが最近、ハイブリッド車に力を入れているのは、燃費を画期的に改善すると期待された電気自動車、水素燃料電池車の大衆化が当初見通しより遅れているためだ。日産の電気自動車「リーフ」は昨年、米国で2万台の販売を目標としていたが、販売台数は9674台にとどまった。GMのシボレー・ボルトも販売目標の2万5000台に遠く及ばない7671台と低迷した。

 しかし、ハイブリッド車の最大のライバルは、競合ハイブリッド車ではなく、高燃費のガソリン・ディーゼル車だという見方もある。ボストン・コンサルティング・グループは、2020年までに既存の内燃機関自動車の燃費を少ない費用で40%改善できると指摘し、内燃機関自動車の時代が予想よりも長続きするとの見方を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120126-00000712-chosun-kr
※写真あり

2012/01/26 長期保存可の燃料電池開発=年内実用化、災害で活用期待―東北大(時事通信)

 東北大は26日、塩水を入れると発電するマグネシウム燃料電池を開発したと発表した。リチウム電池と違い、長期保存による放電がなく、災害時の非常用電源として医療機関や通信基地、家庭向けの活用が期待できるという。

 電気自動車にも応用でき、共同開発したバッテリー製造業「古河電池」が年内にも商品化する。価格は車のバッテリーなどで流通する鉛蓄電池の半額程度を目指す。

 マグネシウムは海水中に含まれるため、資源が枯渇したり価格が高騰したりする心配がないのが強み。これまでにも燃料電池の原料として有力視されてきたが、燃えやすく、発電に用いる電解液に溶けてしまう難点があった。産業技術総合研究所が別の研究で開発した「難燃マグネシウム」を利用することで、これらの問題が解決したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120126-00000114-jij-soci
※写真あり↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120126-00000028-jijp-soci.view-000

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●エレメント・ワン社、新型燃料改質器を発表(2011年11月04日)

 エレメント・ワン社(Element One, LLC,:e1)は、燃料改質器「Hシリーズ(H-Series)」の配送を始めた。「Hシリーズ」は、同社の初代の「ペガサス(Pegasus)」に変わって、改質技術の重要な前進を象徴している。「Hシリーズ」はH13、H35、H65の3機種で販売され、水素の供給が1Kw級から5Kw級の陽子交換膜型燃料電池(PEM fuel cell)の要件を満たしている。
http://www.e1na.com/pdf/E1PressRelease110411.pdf

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆大阪科学技術センター 燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会【再掲】公開シンポジウム「ここまで来た定置用燃料電池〜本格普及に向けて〜」
 http://www.ostec-tec.info/08/
◇開催日:2月1日(水)
◇時間:13:00〜18:00(講演会)、18:00〜(交流会)
◇場所:キャンパスプラザ京都 第1講義室
◇定員:150名
◇参加費:
 ○講演会参加費:

  ・協賛団体会員は(企業)10,000円、(大学・公的研究機関)5,000円
  ・それ以外の一般参加の方は15,000円 
 ○交流会参加費:3,000円
◇申込み方法(下記URLから)
  http://www.ostec-tec.info/08/
◇問い合わせ先
  (財)大阪科学技術センター技術振興部 大原、大浦

  E-mail:m.ohara@ostec.or.jp  TEL:06-6443-5322 FAX:06-6443-5319 
◇プログラム:
【講演会】13:00〜18:00
1、講演『家庭用燃料電池エネファームの現状について』

   西崎邦博氏(東京ガス株式会社商品開発部PEFC開発グループマネジャー)2、講演『JX日鉱日石エネルギーにおけるSOFCの開発状況』

   南條 敦氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社新エネルギー事業本部システムインテグレート推進事業部副部長)
3、講演『固体酸化物形燃料電池の耐久性・信頼性について』

   横川晴美氏(産業技術総合研究所エネルギー技術研究部門招聘研究員)4、講演『フッ素系電解質材料の高性能化と高耐久化』

   三宅直人氏(旭化成イーマテリアルズ株式会社新事業開発総部燃料電池材料事業推進部部長)
5、総合討議『ここまで来た定置用燃料電池〜本格普及に向けて〜』

   進行:江口浩一氏(京都大学教授・燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会代表)

      稲葉 稔氏(同志社大学教授・燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会代表)【交流会】18:00〜 アパホテル京都駅前レストラン四季
◇主催:大阪科学技術センター 燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会
◇協賛:(一社)エネルギー・資源学会、(公社)化学工学会関西支部、(社)化学工学会エネルギー部会、(社)近畿化学協会、(社)電気化学会関西支部、(社)電気化学会 電池技術委員会、(一社)日本電機工業会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会

☆水素先端世界フォーラム2012【再掲】
◇会期:2月1日(水)、2月2日(木)
◇会場:グランドハイアット福岡(2月1日)、九州大学伊都キャンパス(2月2日)
◇参加費:無料(2月1日レセプションのみ5000円/1名)
◇定員:400名(見学会は各100名)
◇参加登録:下記のフォーラムホームページより(定員になり次第締切)→ http://www.congre.co.jp/hydrogen2012/index.html
◇プログラム
●2月1日:
9:30〜9:50 開会式
9:50〜12:00  セッション1 「2015年FCV・水素供給インフラ普及開始に向けた世界のシナリオ」
  (日欧の発表者による講演)
13:15〜17:10  セッション2 「水素エネルギー社会への各国の挑戦」
  (日米欧の発表者による講演)
17:30〜19:00 レセプション(参加費5000円)
●2月2日:
9:50〜17:30 研究シンポジウム

 各研究チーム(水素材料強度特性、水素高分子材料、水素トライボロジー、水素物性、九州大学燃料電池・水素製造研究シンポジウム)による国内外の研究発表、開始時間は各チームにより異なります。
10:00〜12:00 九州大学施設見学(定員:100名)
11:30〜13:30 合同ポスターセッション
14:30〜15:30HyTReC施設見学(定員:100名)
◇主催:独立行政法人産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、国立大学法人九州大学
◇問い合わせ先
運営事務局 info-hydrogen@congre.co.jp
(株式会社コングレ九州支社内 担当: 木村、土井)

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