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□燃料電池ワールド Vol.1080
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■2012年01月19日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■燃料電池関連イベント
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☆水素貯蔵材料先端基盤研究事業(HYDRO-STAR)最終報告会【再掲】
◇日時:1月26日(木)13:00〜17:05
◇場所:東京国際交流館 国際交流会議場(〒135-8630 東京都江東区青海2-2-1)
http://www.tiec.jasso.go.jp/info/map.html
ゆりかもめ「船の科学館」下車
◇参加費:無料
◇問い合わせ先:高エネルギー加速器研究機構水素貯蔵材料先端基盤研究事業推進室
電話 029-864-5607 E-mail: hydro-star@ml.post.kek.jp
◇申込方法:下記のURLからお申し込み下さい。
http://hydro-star.kek.jp/lastmeeting.html
◇プログラム
13:00 開会
13:05〜13:15 来賓挨拶
経済産業省資源エネルギー庁燃料電池推進室
新エネルギー・産業技術総合開発機構新エネルギー部
【招待講演】(13:20〜14:30)
13:20〜13:55 1)「自動車技術から見た水素貯蔵材料に関して期待するもの」
齋藤信広(株式会社本田技術研究所四輪R&Dセンター第5技術開発室上席研究員)13:55〜14:30 2)「定置型水素精製・貯蔵と水素貯蔵材料」
三浦真一(株式会社神戸製鋼所技術開発本部機械研究所化学環境研究室主任研究員)
【休憩・ポスターセッション】(14:30〜15:00)
【水素貯蔵材料先端基盤研究事業の成果発表】(15:00〜17:00)1.「事業全体の成果」
秋葉悦男(プロジェクトリーダー 産業技術総合研究所エネルギー技術研究部門客員研究員)
2.「金属系水素貯蔵材料の成果」
中村優美子(金属系Gサブリーダー 産業技術総合研究所エネルギー技術研究部門水素エネルギーグループ長)
3.「非金属系水素貯蔵材料の成果」
小島由継(非金属系Gサブリーダー 広島大学先進機能物質研究センター長・教授)4.「物性研究の成果」
町田晃彦(材料物性Gサブリーダー 日本原子力研究開発機構量子ビーム応用研究部門副主任研究員)
5.「計算科学の成果」
小川 浩(計算科学Gサブリーダー 産業技術総合研究所ナノシステム研究部門主任研究員)
6.「中性子技術の成果」
大友季哉(中性子Gサブリーダー 高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所教授)
17:00〜17:05 閉会
◇主催:高エネルギー加速器研究機構水素貯蔵材料先端基盤研究事業
☆大阪科学技術センター 燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会【再掲】公開シンポジウム「ここまで来た定置用燃料電池〜本格普及に向けて〜」
http://www.ostec-tec.info/08/
◇開催日:2月1日(水)
◇時間:13:00〜18:00(講演会)、18:00〜(交流会)
◇場所:キャンパスプラザ京都 第1講義室
◇定員:150名
◇参加費:
○講演会参加費:
・協賛団体会員は(企業)10,000円、(大学・公的研究機関)5,000円
・それ以外の一般参加の方は15,000円
○交流会参加費:3,000円
◇申込み方法(下記URLから)
http://www.ostec-tec.info/08/
◇問い合わせ先
(財)大阪科学技術センター技術振興部 大原、大浦
E-mail:m.ohara@ostec.or.jp TEL:06-6443-5322 FAX:06-6443-5319
◇プログラム:
【講演会】13:00〜18:00
1、講演『家庭用燃料電池エネファームの現状について』
西崎邦博氏(東京ガス株式会社商品開発部PEFC開発グループマネジャー)2、講演『JX日鉱日石エネルギーにおけるSOFCの開発状況』
南條 敦氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社新エネルギー事業本部システムインテグレート推進事業部副部長)
3、講演『固体酸化物形燃料電池の耐久性・信頼性について』
横川晴美氏(産業技術総合研究所エネルギー技術研究部門招聘研究員)4、講演『フッ素系電解質材料の高性能化と高耐久化』
三宅直人氏(旭化成イーマテリアルズ株式会社新事業開発総部燃料電池材料事業推進部部長)
5、総合討議『ここまで来た定置用燃料電池〜本格普及に向けて〜』
進行:江口浩一氏(京都大学教授・燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会代表)
稲葉 稔氏(同志社大学教授・燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会代表)【交流会】18:00〜 アパホテル京都駅前レストラン四季
◇主催:大阪科学技術センター 燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会
◇協賛:(一社)エネルギー・資源学会、(公社)化学工学会関西支部、(社)化学工学会エネルギー部会、(社)近畿化学協会、(社)電気化学会関西支部、(社)電気化学会 電池技術委員会、(一社)日本電機工業会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会
■2012年01月18日のWEB LINK NEWS
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2012/01/18 日本国のエネルギーの流れと「超省エネ法」の紹介 - 山田 高明(アゴラ)省エネ余地のもっとも大きい部分
巷間でよくある決まり文句が、「日本のエネルギー利用効率は世界一だ」というものだ。これは本当だが、その後にしばしば追加される、「雑巾を絞り切ったので、もう省エネ余地は少ない」という文句は嘘である。なぜなら、大幅な省エネ余地が二つの部分で残されているからだ。
一つが今言ったエネルギー転換プロセスである。ここで国全体として3割もの損失が生じているので、最大部分だ。1・8兆kWhものロスをいかに削減するか。解決策は発電効率の上昇だが、それが期待できるのが火力発電である。切り札となるのが、高温型燃料電池にガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたトリプル発電の技術だ。
この天然ガス版はすでに実証段階である。一方、石炭もまたガス化技術によって燃料電池との組み合わせが可能となる。この石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)もまた実証段階に入っている。商用化の暁には、天然ガス版で70%以上、石炭版で60%以上の発電効率が期待できる。現火力の平均効率が40%なので、大幅な上昇である。私はさらに最新の低位熱発電も最後尾に据えて“四重発電”にしたらよいと、素人なりに思う。脱石油は先んず運輸部門から
今日、先進国はE10化(*ガソリンの10%にバイオ燃料を混合)やE20化を標準化し、さらにその先を目指している。成功モデルとされるブラジルなどは、ガソリンとエタノールをどのような比で混合した燃料でも給油可能なフレックス車(FFV=flexible-fuel vehicles)が主流で、レギュラーガソリンでE25を実用化している。日本もE10化がほぼ規定路線になってしまっている。
だが、「日本はバスに乗るな」と言いたい。今後、せっかく作ったバイオ燃料は自動車のタンクに入れず、ジェット機と船舶に回すべきだ。こうすれば、日本の運輸部門全体を石油から切り離すことができる。そうすれば、新たな石油危機が到来しても、日本経済は決定的な打撃を回避できよう。私の予想では、フレックス車と燃料電池車は最終的に淘汰される。EVは今世紀だけでなく、22世紀も、23世紀も、この先、人類がずっと使い続けることになる自動車だ。日本は道草を食わず、EV一本で行けばいい。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120118-00000306-agora-sci
■海外ニュース
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<ポータブル/バックアップ電源>
●イギリス気象庁、燃料電池を試用(2011年11月08日)
UPSシステムズ社(UPS Systems)はイギリス気象庁(Met Office)に1カ月間、水素燃料電池「コンパック(Commpac)500」を提供した。イギリス気象庁は、イングランド南西端のコーンウォール州カンボーンにある同庁の測候所で試用し、簡単に電力網に接続できない無人測候所に、通信やその他の作業に必要な独立電源を供給するための燃料電池の信頼性を評価している。
http://www.upssystems.co.uk/blog/2011/11/08/met-office-trials-fuel-cell-for-remote-power/〔参考〕イギリス気象庁(Met Office) 観測所の機械化・自動化・無人化が進行しており、昼間(業務時間)や機器の故障時に有人観測を行うほかは、ほとんど無人である。多くの観測所では、天気を現在天気計や監視カメラで観測する手法が普及している。(Wikiより)
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆水素先端世界フォーラム2012【再掲】
◇会期:2月1日(水)、2月2日(木)
◇会場:グランドハイアット福岡(2月1日)、九州大学伊都キャンパス(2月2日)
◇参加費:無料(2月1日レセプションのみ5000円/1名)
◇定員:400名(見学会は各100名)
◇参加登録:下記のフォーラムホームページより(定員になり次第締切)→ http://www.congre.co.jp/hydrogen2012/index.html
◇プログラム
●2月1日:
9:30〜9:50 開会式
9:50〜12:00 セッション1 「2015年FCV・水素供給インフラ普及開始に向けた世界のシナリオ」
(日欧の発表者による講演)
13:15〜17:10 セッション2 「水素エネルギー社会への各国の挑戦」
(日米欧の発表者による講演)
17:30〜19:00 レセプション(参加費5000円)
●2月2日:
9:50〜17:30 研究シンポジウム
各研究チーム(水素材料強度特性、水素高分子材料、水素トライボロジー、水素物性、九州大学燃料電池・水素製造研究シンポジウム)による国内外の研究発表、開始時間は各チームにより異なります。
10:00〜12:00 九州大学施設見学(定員:100名)
11:30〜13:30 合同ポスターセッション
14:30〜15:30HyTReC施設見学(定員:100名)
◇主催:独立行政法人産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、国立大学法人九州大学
◇問い合わせ先
運営事務局 info-hydrogen@congre.co.jp
(株式会社コングレ九州支社内 担当: 木村、土井)
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