燃料電池ワールド Vol.1066 (2011/12/22 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1066
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■2011年12月22日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年12月21日のWEB LINK NEWS
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2011/12/21 新エネルギー用パワーコンディショナー市場、2015年に298億円 矢野経済予想(レスポンス)

 矢野経済研究所は、国内の新エネルギー用パワーコンディショナー市場の調査を実施した。

 パワーコンディショナーは、太陽光発電システムや燃料電池で発電した電気を家庭などで利用できるように変換する機器。今回の調査では、太陽光発電、風力発電、燃料電池の新エネルギー発電システム(住宅用および産業用)に用いられるパワーコンディショナーについて9?11月にかけて調査した。

 用途別では、住宅用の普及が進む太陽光発電分野が需要の中心。産業用もスクールニューディール構想での需要が見込まれ、新規参入メーカーも多い。風力発電分野は、中小型機の普及が進まず、需要に目立った変化は見受けられない。燃料電池向けは、2011年度に入って住宅用で需要が拡大したものの、低価格化が進まず、市場規模は小さい。

 東日本大震災後、新エネルギー発電に注目は集まるものの、初期費用の低減ニーズが強く市場は補助金頼みの面が強い。

 新エネルギー発電向けパワーコンディショナーの市場予測では、今後も数量で順調な拡大が見込まれるが、同時に低価格化も進み、2015年度は298億円を予測する。産業用ではメガソーラ需要に期待が集まっている。同社では、高機能化と低価格化が進行する中で、補助金制度と電力全量買取制度が市場拡大のカギを握ると指摘する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111221-00000008-rps-bus_all

2011/12/21 スマートグリッド拡大へ 電機各社が技術連携の共通規格を公開(産経新聞)

 三菱電機やパナソニックなどの電機メーカーなどでつくる企業連合「エコーネットコンソーシアム」(東京都港区)は21日、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)と無線通信機能を持った次世代電力計「スマートメーター」などの共通規格「エコーネットライト」を一般公開すると発表した。22日から同コンソーシアムのHPに掲載する。市場拡大が見込まれるスマートグリッド(次世代送電網)事業で、メーカー間の相互連携を高めるほか、中小企業などの新規参入を促す狙いがある。

 エコーネットライトは6月に策定。家庭用太陽光発電、燃料電池や蓄電池などスマートグリッドに必要な機器の規格を追加した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111221-00000532-san-bus_all

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●2012年の水素学生デザインコンテスト、募集始まる(2011年09月)

 水素教育財団(Hydrogen Education Foundation)が主催する第8回水素学生デザインコンテスト(8th annual Hydrogen Student Design Contest)のテーマは、「複合熱と水素、そして電力(Combined Heat, Hydrogen and Power)」である。米国エネルギー省の後援を受けているこのコンテストは、学生が地域の資源を使って熱と水素と電力の3つのエネルギーを産出するトライジェネレーション・システム(tri-generation system)を設計することを競う。参加登録は世界中の大学生チームのために以下のサイトで行うことができる。 http://www.hydrogencontest.org/

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆水素先端世界フォーラム2012【再掲】
◇会期:2012年2月1日(水)、2月2日(木)
◇会場:グランドハイアット福岡(2月1日)、九州大学伊都キャンパス(2月2日)
◇参加費:無料(2月1日レセプションのみ5000円/1名)
◇定員:400名(見学会は各100名)
◇参加登録:下記のフォーラムホームページより(定員になり次第締切)→ http://www.congre.co.jp/hydrogen2012/index.html
◇プログラム
●2月1日:
9:30〜9:50 開会式
9:50〜12:00  セッション1 「2015年FCV・水素供給インフラ普及開始に向けた世界のシナリオ」
  (日欧の発表者による講演)
13:15〜17:10  セッション2 「水素エネルギー社会への各国の挑戦」
  (日米欧の発表者による講演)
17:30〜19:00 レセプション(参加費5000円)
●2月2日:
9:50〜17:30 研究シンポジウム

 各研究チーム(水素材料強度特性、水素高分子材料、水素トライボロジー、水素物性、九州大学燃料電池・水素製造研究シンポジウム)による国内外の研究発表、開始時間は各チームにより異なります。
10:00〜12:00 九州大学施設見学(定員:100名)
11:30〜13:30 合同ポスターセッション
14:30〜15:30HyTReC施設見学(定員:100名)
◇主催:独立行政法人産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、国立大学法人九州大学
◇問い合わせ先
運営事務局 info-hydrogen@congre.co.jp
(株式会社コングレ九州支社内 担当: 木村、土井)

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