燃料電池ワールド Vol.1057 (2011/12/09 10:13)

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□燃料電池ワールド Vol.1057
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■2011年12月09日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年12月08日のWEB LINK NEWS
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2011/12/08 【ジュネーブモーターショー12】リンスピード Dock+Go …トレーラーに補助電源(レスポンス)

 スイスのリンスピード社は7日、2012年3月に開幕するジュネーブモーターショー12に、コンセプトカーの『Dock+Go』を出品すると発表した。

 リンスピードは、フランク・M. リンダークネヒト氏が1977年、スイスに設立したエンジニアリング会社。主にドイツ車のチューニングを得意とする。毎年ジュネーブモーターショーに斬新なコンセプトカーを出品し、話題を集めることでも知られる。

 2012年のジュネーブに出品するDock+Goは、スマート『フォーツー』のEV、『フォーツーed』をベースに開発されたコンセプトカー。現状のEVが抱える問題点、航続距離の短さに対する回答が、このDock+Goなのだ。

 Dock+Goは、フォーツーedの後部にトレーラーのようなボディを接続。このトレーラーには、「エナジーパック」を内蔵。エナジーパックには、二次電池としてのリチウムイオンバッテリーだけでなく、燃料電池やレンジエクステンダー用の発電専用エンジンなど、さまざまな補助電源が搭載できる。

 リンスピードは「EVの航続距離は、現状の120km程度では不十分。Dock+GoはEVの問題点にとって、最高の解決策」と自信をのぞかせている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111208-00000032-rps-ind
※写真あり

2011/12/08 【東京モーターショー11】ダイハツ FC商CASE…“ぶっ飛んだ”デザイン(レスポンス)

 ダイハツ工業は第42回東京モーターショーにゼロエミッション・次世代モビリティとして開発した『FC商CASE』を出展した。

 取締役社長の伊奈功一氏は、「自社開発の貴金属フリー液体燃料電池ユニットを搭載し、ガソリン車の低燃費化によるCO2削減のさらに先、CO2排出ゼロを目指したのがこのモデル」だとし、「2007年に基礎技術にめどをつけたこの技術は、CO2排出ゼロはもちろん、取扱いの容易な液体燃料を使用し、貴金属フリーによる低価格の実現など、トータルバランスに優れた次世代技術です。小さいクルマに相応しいゼロエミッション次世代ビークルとして提案します」と述べる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111208-00000052-rps-ind
※写真あり

2011/12/08 積水ハウス、第3四半期業績は増収増益(サーチナ)

 積水ハウス <1928> は12月8日に平成24年1月期第3四半期決算(連結)を発表、売上高は1兆1120億9100万円と前年同期と比べ4.9%増加した。また、営業利益は前年同期比の約70%増となる497億400万円、経常利益は同71%増の498億5600万円、純利益も同83.4%増の248億4700万円で、前年同期と比べて増収・増益となり、全般的に好調であった。

 その要因としては、東日本大震災後に国民の間に高まった住宅の安全・安心に対する意識や、太陽電池・燃料電池などの創エネ技術を搭載した環境配慮型住宅の受注増加、都市部における賃貸住宅の需要が上昇したことなどが挙げられる。また、オーストラリアやアメリカなどで展開している国際事業の受注が本格化してきたことも好調要因として加えられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111208-00000080-scn-biz

■海外ニュース
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<輸送>
●サフセル社、ノルディック・パワーシステムズ社に最新のスタックを配送(2011年09月13日)

 サフセル社(SAFCell, Inc.)はノルディック・パワーシステムズ社(Nordic Power Systems:NPS)に、ノルディック社との18か月の開発契約の中で最新の技術的到達点となる1.2kW級固体酸型燃料電池(solid acid fuel cell:SAFC)スタックを配送した。このスタックは、ノルディック・パワーシステムズ社のディーゼル補助電源ユニットに組み込まれる予定である。
http://www.safcell-inc.com/_press/20110913-Milestone%204%20PR.pdf

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆水素先端世界フォーラム2012【再掲】
◇会期:2012年2月1日(水)、2月2日(木)
◇会場:グランドハイアット福岡(2月1日)、九州大学伊都キャンパス(2月2日)
◇参加費:無料(2月1日レセプションのみ5000円/1名)
◇定員:400名(見学会は各100名)
◇参加登録:下記のフォーラムホームページより(定員になり次第締切)→ http://www.congre.co.jp/hydrogen2012/index.html
◇プログラム
●2月1日:
9:30〜9:50 開会式
9:50〜12:00  セッション1 「2015年FCV・水素供給インフラ普及開始に向けた世界のシナリオ」
  (日欧の発表者による講演)
13:15〜17:10  セッション2 「水素エネルギー社会への各国の挑戦」
  (日米欧の発表者による講演)
17:30〜19:00 レセプション(参加費5000円)
●2月2日:
9:50〜17:30 研究シンポジウム

 各研究チーム(水素材料強度特性、水素高分子材料、水素トライボロジー、水素物性、九州大学燃料電池・水素製造研究シンポジウム)による国内外の研究発表、開始時間は各チームにより異なります。
10:00〜12:00 九州大学施設見学(定員:100名)
11:30〜13:30 合同ポスターセッション
14:30〜15:30HyTReC施設見学(定員:100名)
◇主催:独立行政法人産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、国立大学法人九州大学
◇問い合わせ先
運営事務局 info-hydrogen@congre.co.jp
(株式会社コングレ九州支社内 担当: 木村、土井)

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