燃料電池ワールド Vol.1048 (2011/11/28 10:42)

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□燃料電池ワールド Vol.1048
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■2011年11月28日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆JCREフォーラム:「水素・燃料電池」〜燃料電池実用化最先端セミナー【再掲】

 この講演会は12月5〜7日、幕張メッセで開催される第6回再生可能エネルギー世界展示会および国際フォーラムにて行われます。
◇日時:12月6日(火)10:00〜12:00
◇場所:幕張メッセ 1F 103会議室
◇参加費:2000円(テキストを含む)
◇プログラム(司会:第7分科会リーダー秋葉悦男(九州大学)、里見知英(燃料電池実用化推進協議会))
10:00-10:20 「我が国における燃料電池・水素の取組み〜燃料電池自動車と定置用燃料電池の普及に向けた取組み」

  縄田 俊之氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー新エネルギー部新エネルギー対策課燃料電池推進室課長補佐)
10:20-10:50 「エネファームの普及拡大に向けた商品化開発機開発」
  永田 裕二氏(東芝燃料電池システム株式会社技師長)
10:50-11:20 「家庭用燃料電池エネファームの住宅へ導入状況と今後の市場展望」

  岡村 潔氏(東京ガス株式会社燃料電池事業推進部燃料電池企画グループマネージャー兼燃料電池技術グループマネージャー)
11:20-11:50 「2015年普及開始に向けた燃料電池自動車開発状況」
  大仲 英巳氏(トヨタ自動車株式会社FC開発部担当部長)
11:50-12:20 「2015年燃料電池自動車普及開始に向けた水素インフラの取組み」
  北中 正宣氏(水素供給・利用技術研究組合技術本部長)
◇お問合せ先:再生可能エネルギー協議会事務局 03・5294・3888
◇申込方法:下記のURLからお申し込み下さい
http://www.renewableenergy.jp/forum_detail.html#date1206_no04
◇主催: 再生可能エネルギー協議会(第7分科会)
◇協力: 燃料電池実用化推進協議会、財団法人高橋産業経済研究財団

■2011年11月25〜27日のWEB LINK NEWS
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2011/11/25 バイク二極化「街乗り」VS「速さ」東京モーターショー(産経新聞)

 世界を席巻する日本製バイク。趣味性の高い先進国向けの中、大型「ファンバイク」と、電気や燃料電池を利用した「エコバイク」が、東京モーターショーの二輪車のキーワードだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111125-00000135-san-bus_all
※写真あり

2011/11/25 東北大、下水汚泥から高純度の水素を製造する技術を開発(マイナビニュース)

 東北大学(東北大) 多元物質科学研究所の張其武 助教と齋藤文良 教授の研究グループは、下水汚泥 (含 水率約 80%)から高純度の水素を90%以上の効率で発生させる手法を開発した。

 すでに同研究グループでは、木質バイオマスから純度98%の水素をセルロース基準で97%の収率で発生することに成功していたが、今回の成果は、その手法を改良することで、下水汚泥から粉砕と乾燥工程なしに高純度水素を高い収率で発生させることに成功したというもの。

 具体的には、下水汚泥に無機粉体を添加、混合後、600℃程度で加熱するとH2:89.4%、CH4:0.7%、CO:2.1%、CO2:7.8%が発生する。この際の無機粉体は低廉な物質で、ガス発生の促進剤として機能するという。下水汚泥は細かい粒子であり、無機粉体と簡単に混合され、それを過熱することで、ガスが発生する。加熱時の雰囲気は水蒸気で、過熱後の固体残渣は炭酸カルシウムが主だという。

 同手法は混合-加熱処理のみで、従来の木質バイオマスから高純度水素を発生させる手法で用いていた破砕処理は不要なため、これを活用することで、水素などのこれからの燃料電池や燃料ガスなどに向けた有価ガスが手軽に、かつ処理コストを低減して得られることが可能に入手可能になると研究グループでは説明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111125-00000015-mycomj-sci

2011/11/25 豊田自動織機、燃料電池フォークリフトを開発・実証実験(レスポンス)

 豊田自動織機は、経済産業省と北九州市が進める「北九州スマートコミュニティ創造事業」にトヨタ自動車、豊田合成とともに参画し、2012年度から燃料電池フォークリフトの実証実験を実施すると発表した。

 トヨタと共同開発する小型・高効率なフォークリフト用燃料電池システムを搭載した2.5t積フォークリフト2台を豊田合成の北九州工場で運用し、環境負荷低減効果と作業性、経済性を検証する。実験期間は12月から2014年3月まで。

 水素ステーション1基設ける予定で、水素燃料は、製鉄工場から副産物として発生する副生水素を利用する。

 開発するフォークリフト用燃料電池システムは、工場のエネルギーマネジメントシステム(FEMS)に対応し、フォークリフト非稼働時は工場の電力システムへ給電する。

 燃料電池フォークリフトは、作業性でも、わずかな時間で燃料充填を行い、充電や電池交換なしで連続稼働が可能となることから、電動フォークリフトと比べて稼働効率の大幅な向上を図ることが期待されている。

 豊田自動織機は燃料電池システムを搭載したフォークリフトのプロトタイプを2005年10月に発表し、以降、次世代フォークリフトの実用化に向けて研究開発を進めてきた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111125-00000042-rps-bus_all

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●カリフォルニア州エネルギー委員会、水素ステーションに850万ドルの資金運用(2011年09月08日)

 カリフォルニア州エネルギー委員会(California Energy Commission)は、代替できて再生可能な燃料と自動車の技術計画(Alternative and Renewable Fuel and Vehicle Technology Program)のために1億ドルの州資金を優先する州の第3年次(2011年度)輸送エネルギー投資計画(third annual transportation energy Investment Plan)を満場一致で採択した。このうち、850万ドルは水素充てんステーションと燃料電池の実証に割り当てられている。2015年以降、カリフォルニア州では数万台の燃料電池自動車が予想されている。
http://www.energy.ca.gov/releases/2011_releases/2011-09-08_green_transportation_nr.html〔参考〕カリフォルニア州の輸送エネルギー投資計画は、エネルギー委員会が7年の間、毎年およそ1億ドルを提供することが州議会によって許可されている。最初の投資計画は2008〜009年度に1億7600万ドルを、2回目の投資計画は2010年度に8300万ドルを提供した。州はこの投資によって、いろいろな連邦機関や研究機関、民間投資家、自動車メーカー、そして他の利害関係者に影響を与え、彼らからの投資を呼び込もうとしている。

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