燃料電池ワールド Vol.1044 (2011/11/18 08:59)

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□燃料電池ワールド Vol.1044
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■2011年11月18日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年11月17日のWEB LINK NEWS
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2011/11/17 東京モーターショーに続々お目見え PHV車はどこがすごいのか(J-CASTニュース)

 低燃費のエコカー「ブラグインハイブリッド」(PHV車)が、2011年12月に開催される東京モーターショーに続々と登場する。

 PHV車は現行のハイブリッド車(HV)よりもさらに低燃費で、電気自動車(EV)よりも長距離走行が可能。そのうえ、東日本大震災以降はクルマから電気を引いて生活家電を動かす「電力」としても使えると注目を集めている。
■電気モーターだけでトヨタ23キロ、ホンダ50キロ

 トヨタは2012年1月に、現在のプリウスをベースにしたPHV車を発売する。クルマに搭載する燃料電池を、従来のニッケル水素電池から高性能リチウムイオン電池に代え、電気モーターだけで1回のフル充電で23.4キロメートルを走行する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111117-00000000-jct-bus_all
※この記事は明らかな間違い。

2011/11/17 【ロサンゼルスモーターショー11】ホンダ フィット EV に市販版…2012年夏発売(レスポンス)

 6日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー11。ホンダのブースでは、新型『CR-V』とともに、『フィットEV』の市販モデルがワールドプレミアを飾った。

 フィットEVの市販モデルは、燃料電池車の『FCXクラリティ』用のモーターを搭載。米国EPA(環境保護局)方式の予想最大航続距離は198kmだ。二次電池は、蓄電容量20kWhのリチウムイオンバッテリー。充電は240Vチャージャーなら、約3時間で完了する。

 ホンダは2012年夏から、フィットEVを米国カリフォルニア州メインに発売。2013年初頭には、米国東海岸の6州に販売エリアを拡大し、向こう3年間で1100台を生産する計画だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111117-00000014-rps-ind
※写真あり

2011/11/17 燃料電池システム市場、15年間で135・5倍に急拡大(産経新聞)

 調査会社の富士経済(東京都中央区)が17日発表した燃料電池関連の市場調査結果によると、世界の燃料電池システムの市場規模は、自動車用途の増加が牽引(けんいん)し、2010年の350億円から2025年には4兆7439億円と135・5倍に急拡大するとの予測を示した。

 同社によると燃料電池市場は、住宅と自動車分野で広く使われ、規模が最も多い「PEFC(固体高分子形燃料電池)」など3システムで、市場の約85%以上を占める。

 10年のPEFCの市場規模は、住宅分野の135億円に対して、自動車分野は56億円にとどまる。しかし、その後、日本を中心に世界的に燃料電池車向けでPEFCの導入が進み、20年には自動車向けが5668億円と、住宅の5237億円を逆転する。さらに25年には、住宅の7640億円に対して、自動車向けが2兆5100億円と、全体の半分以上を占めるまで伸長することが規模を押し上げる。

 一方、燃料電池車の普及に不可欠な水素ステーション市場も、2025年に938億円と、10年の41億円から22・9倍に増える見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111117-00000568-san-bus_all

2011/11/17 IMS、多孔構造の表面を自在に制御して構築できる手法を開発(マイナビニュース)

 自然科学研究機構 分子科学研究所(IMS)の江東林 准教授らの研究グループは、多孔性有機構造体表面に官能基を導入することで、多孔構造の表面を自在に制御して構築できる手法を開発した。同成果は、英学際的Natureの姉妹誌「Nature Communications」に掲載された。

 この技術を活用することで、例えば水素吸着に適した多孔構造を意図的に作ることが可能となり、大容量の水素を貯蔵できる高分子の創出に繋がるほか、光機能性ユニットを巨大な多孔構造の表面に導入することで、電子移動や電荷分離が促進され、高効率な太陽電池の創製に資する新規な光機能性多孔材料を構築することができるようになるという。また、表面に官能基を持たない多孔体に比べ、このように設計して作られた多孔性材料では表面積やポアサイズを系統的かつ精密に制御することができるため、例えば、メソポアの3.5nmからウルトラミクロポアの0.7nmまで、きめ細かくポアサイズを調整することができることから、テーラーメードで2次元高分子の多孔構造をつくるという、機能高分子の開発につながる技術的なブレークスルーが可能になるとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111117-00000048-mycomj-sci
※図あり

■海外ニュース
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<マイクロ燃料電池>
●デンマークの科学者、燃料電池補聴器を開発中(2011年08月23日)

 デンマーク技術研究所(Danish Technological Institute)の科学者たちは、補聴器で使用されている既存のバッテリーを再充電可能なメタノール燃料電池に置き換えようと研究を続けている。この燃料電池は、30秒ほどの少ない時間で再充電され、バッテリーよりも長持ちする。デンマーク技術研究所は、デンマーク工科大学マイクロ・ナノテクノロジー学科 (DTU Nanotech) およびオーフス大学化学研究所(Institute of Chemistry at the University of Aarhus)と協働して、2012年には燃料電池補聴器を発表しようとしている。
http://www.deafhh.net/wp/2011/08/23/hearing-aids-running-on-methanol/〔参考〕デンマーク技術研究所(Danish Technological Institute) デンマーク国内外の業務用、産業用関連の幅広い技術開発やその普及拡大を目的に、デンマーク政府から認可された非営利研究所。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆平成23年度第2回水素エネルギー利用開発研究会・講演会【再掲】「持続可能なエネルギー社会を目指して〜水素・電気のベストミックス〜」
◇日 時 11月29日(火)13:20〜17:00
◇場 所 鯉城会館 5階 サファイア(広島市中区大手町1-5-3)
◇会 費 無料(ただし、交流会は有料)
◇講演会
【講演1】「水素社会を目前とした水素技術の現状と課題」
   岩下博信氏(岩谷瓦斯株式会社技術部理事担当部長)
【講演2】「水電解・燃料電池一体型セルを用いた蓄電システムの開発」

   加藤敦史氏(高砂熱学工業株式会社総合研究所研究開発1部主査)【講演3】「ヒートポンプの利用技術と最新技術動向」

   佐々木正信氏(財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター業務部課長)
◇交流会 17:30〜19:30(会費:3000円)
◇申込方法 参加ご希望の方は、11月21日(月)までに、
1)団体・企業名(個人の方は不要)、2)お名前、3)電話番号、4)ファックス番号、5)メールアドレス、6)参加対象(講演会、交流会)をご記入の上、電子メールまたはファックスでお申し込みください。

 なお、定員になり次第締め切らせていただきます。参加者には折り返し、入場整理券をお送りします。入場整理券が届かない場合は、ご連絡ください。
参加申込書→ http://home.hiroshima-u.ac.jp/hih2/H2_Energy/index.html
◇申込・連絡先 広島市立大学社会連携センター プロジェクト研究推進室

    担当:田村、矢島(水素エネルギー利用開発研究会事務局)

     広島市中区千田町三丁目8番24号(広島市工業技術センター内)
     電話:082-247-0263 ファックス:082-247-9753

     メール:tamura@office.hiroshima-cu.ac.jp(@は半角文字にしてください)
◇主 催 中国経済産業局、広島大学(先進機能物質研究センター、水素プロジェクト研究センター)、広島市(広島市立大学プロジェクト研究推進室)
◇協 賛 公益社団法人日本化学会、公益財団法人ちゅうごく産業創造センター、独立行政法人科学技術振興機構JSTイノベーションプラザ広島、社団法人中国地域ニュービジネス協議会、中国経済連合会

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