燃料電池ワールド Vol.1041 (2011/11/15 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1041
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■2011年11月15日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年11月14日のWEB LINK NEWS
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2011/11/14 日産 PIVO 3 先行公開…赤池先生とメガネ助手による講義(レスポンス)

 日産自動車は12日、横浜の日産グローバル本社ギャラリーにおいて、『PIVO 3(ピボ3)』を先行公開。会場では、ユニバーサルデザイン総合研究所所長の赤池学氏が特別講師として「未来のまちと未来のくるま」と題した講義を行った。

 講義では、まず、2025年に実現したい街のイメージをスクリーンに映し出し、燃料電池のほか、間伐材を利用した発電所や地熱発電など、小型の発電所をつなげて電力を供給する未来のまちのイメージについて語り、これを実現する具体的な技術開発がすすんでいることを紹介。

 講義の最後には、住むところや働くところなどが小さくまとまる“コンパクトシティ”の実現により移動にかかるエネルギーを小さくできるという考えについて触れた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111114-00000013-rps-ind
※写真あり

2011/11/14 TPP交渉で日米自動車摩擦再燃懸念も(産経新聞)

 米国がTPP交渉の事前協議の議題として日本の自動車市場開放を挙げたことが日本側に衝撃を与えている。TPPによる関税撤廃に期待してきた自動車業界にとって「まったく想定していなかった事態」(大手メーカー幹部)だ。業界内では「言いがかり」(別の大手幹部)との受け止め方が大勢だが、来秋の大統領選を控えるオバマ政権が米国業界の意向を無視できそうにない。日本側は日米自動車摩擦が再燃するかのような動きを懸念している。

 米自動車政策評議会(AAPC)も「日本の自動車市場は先進国で最も閉鎖的だ」などと批判。米側はこれまでも、次世代エコカーの有力分野とされる燃料電池車を日本に持ち込む際の手続きが不透明だとして日本側に改善を求めていた。

 これに対して、日本側では「水素を扱う燃料電池車は現行法で危険物積載車扱いだが、これは米車だけでなく日本車も欧州車も同じだ」(日本自動車工業会幹部)と反論する。ただでさえ日本の国内市場が縮小する中で新たな市場開放を求められても対処できないというのが共通認識だ。

 日本側には、米国車が伸びないのは米側の努力不足だという認識が根強い。2010年の輸入車販売台数に占める欧州車の割合が8割程度なのに対し米国車はわずか4%。業界団体の幹部は「なぜ“アメ車”が日本で売れないのかを学んでいない。学習効果がなさすぎる」と切り捨てる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111114-00000590-san-bus_all

■海外ニュース
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<定置用電源>
●セラミック・フュエルセルズ社、100基の燃料電池「ブルーゲン」を受注(2011年09月26日)

 セラミック・フュエルセルズ社(Ceramic Fuel Cells Limited:CFCL)は、今年7月に代理店契約を結んだばかりのゼスティック社(Zestiq B.V.)から燃料電池「ブルーゲン(BlueGen)」100基の注文を獲得した。ゼスティック社はオランダで家庭用燃料電池を小規模市場向けに販売をしている。

 これらのユニットは、ドイツのエネルギー企業エネコ社(Eneco)のサービス会社であるエネコ・インストラテ社(Eneco Installatie Bedrijven)によって設置され保守される。
http://www.cfcl.com.au/Recent_announcements/?Year=2011
〔参考〕燃料電池ワールド Vol.1013 2011年09月30日発行「セラミック・フュエルセルズ社、ゼスティック社と販売契約結ぶ(2011年07月21日)」

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第14回「技術者育成コース」開催【再掲】

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇日程 11月29日(火)〜12月2日(金)
◇対象 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等

  ※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一
   定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇会場 ・1日目 福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区)

    ・2日目 (公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(糸島市)

    ・3、4日目 九州大学伊都キャンパス内(福岡市西区元岡)
◇定員 20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇受講料 50,000円/人
◇名刺交換会 初日講義終了後(参加自由。3,000円/人)
◇参加申込み 11月15日(火)締切
★コース詳細はこちら
   http://www.f-suiso.jp/14th_gijutusya.html
★★オンライン申込みはこちら

   http://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080908193159
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

☆平成23年度第2回水素エネルギー利用開発研究会・講演会【再掲】「持続可能なエネルギー社会を目指して〜水素・電気のベストミックス〜」
◇日 時 11月29日(火)13:20〜17:00
◇場 所 鯉城会館 5階 サファイア(広島市中区大手町1-5-3)
◇会 費 無料(ただし、交流会は有料)
◇講演会
【講演1】「水素社会を目前とした水素技術の現状と課題」
   岩下博信氏(岩谷瓦斯株式会社技術部理事担当部長)
【講演2】「水電解・燃料電池一体型セルを用いた蓄電システムの開発」

   加藤敦史氏(高砂熱学工業株式会社総合研究所研究開発1部主査)【講演3】「ヒートポンプの利用技術と最新技術動向」

   佐々木正信氏(財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター業務部課長)
◇交流会 17:30〜19:30(会費:3000円)
◇申込方法 参加ご希望の方は、11月21日(月)までに、
1)団体・企業名(個人の方は不要)、2)お名前、3)電話番号、4)ファックス番号、5)メールアドレス、6)参加対象(講演会、交流会)をご記入の上、電子メールまたはファックスでお申し込みください。

 なお、定員になり次第締め切らせていただきます。参加者には折り返し、入場整理券をお送りします。入場整理券が届かない場合は、ご連絡ください。
参加申込書→ http://home.hiroshima-u.ac.jp/hih2/H2_Energy/index.html
◇申込・連絡先 広島市立大学社会連携センター プロジェクト研究推進室

    担当:田村、矢島(水素エネルギー利用開発研究会事務局)

     広島市中区千田町三丁目8番24号(広島市工業技術センター内)
     電話:082-247-0263 ファックス:082-247-9753

     メール:tamura@office.hiroshima-cu.ac.jp(@は半角文字にしてください)
◇主 催 中国経済産業局、広島大学(先進機能物質研究センター、水素プロジェクト研究センター)、広島市(広島市立大学プロジェクト研究推進室)
◇協 賛 公益社団法人日本化学会、公益財団法人ちゅうごく産業創造センター、独立行政法人科学技術振興機構JSTイノベーションプラザ広島、社団法人中国地域ニュービジネス協議会、中国経済連合会

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