燃料電池ワールド Vol.1040 (2011/11/14 08:30)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1040
■□□□□□□□□□
■2011年11月14日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年11月11〜13日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2011/11/11 低公害車出荷実績、EVが急増…2010年度(レスポンス)

 日本自動車工業会は、2010年度(2010年4月〜11年3月)の低公害車の出荷台数実績を公表した。

 2010年度の低公害車の出荷実績は全車種合計で357万4105台、前年度比11.3%減となった。低燃費+2005年基準排出ガス75%低減レベルが全体の8割以上を占めた。

 内訳では、電気自動車が339.8%増の7503台と大幅に増加し、低公害車で唯一前年を上回った。

 燃料電池車は1台。天然ガス車が同16.5%減の1000台、ディーゼル代替LPG車が同10.0%減の405台だった。前年5台だった水素自動車はゼロになった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111111-00000038-rps-bus_all
※写真あり

2011/11/12 冬の節電対策に向けて動き出す企業と消費者の意識(サーチナ)

 11月1日に経済産業省から今冬における電力需給対策が発表され、需給の見通しは夏季ほど深刻にならないとはしたものの、ピーク時の抑制を目指す方向であり、家庭内での節電も積極的に呼びかけている。そして、様々な業界も今度は冬季向け節電対策に向けて動き出している。

 将来に向けて、低炭素化社会の実現を目指し、スマートハウスの普及にも力を注ぐ住宅メーカーだが、太陽光発電設備を導入する住宅が震災以降、急激に増加傾向を示し、またもうひとつの“創エネ”として、家庭用燃料電池の普及にも積極的だ。大和ハウスは業界初のHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)制御による家庭用リチウム蓄電池を登載したスマートハウスを販売、そして積水ハウスは先日、発電効率の高いSOFC型の小型燃料電池を世界で初めて市販機として発売し、今後の燃料電池普及に向けての足がかりを作っている。また、6月にはオーナーを対象とした「節電アクションコンテスト」を開催し、夏季電力節電15%削減に向けて積極的に呼びかけを行うなど、家庭での節電意識向上に向けた取組みにも積極的だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111112-00000011-scn-bus_all

2011/11/12 バイオマス水素工場:世界初、大牟田エコタウンに完成 来春から本格稼働 /熊本(毎日新聞)

 地場石油販売大手の新出光(福岡市、出光泰典社長)の子会社が福岡県大牟田市健老町の大牟田エコタウンに建設したバイオマス水素工場の完成式が先月17日、現地であった。水素製造に木材チップを原材料とする世界初の商用プラントで、来春から本格稼働する。

 従来の天然ガスを原材料とするのに比べ、二酸化炭素排出量を75%削減できるという。地元の間伐材などを利用するため、農水省の助成事業として設備整備費21億4000万円の3分の2が交付された。

 計画では、1日当たり木材15トンから最大で水素約7200立方メートルを製造する。発電利用に換算して約600〜700世帯をまかなう規模という。ただ当面は、主に新出光の販路で工業用原料として販売する。

 事業を手がける100%子会社、イデックスエコエナジーの社長も兼ねる出光社長は「二酸化炭素を出さずにつくったバイオ水素として売り込みたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111112-00000242-mailo-l43

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<輸送>
●メルセデス・ベンツ社、フランクフルト・モーターショーで燃料電池コンセプトカー「F125!」を発表(2011年09月12日)

 2011フランクフルト・オートショーで、メルセデス・ベンツ社(Mercedes Benz)はコンセプトカー「F125!」を発表した。同車には、最新の燃料電池と高効率リチウム硫黄高圧バッテリーで構成される燃料電池ハイブリッド車「エフセル(F-CELL)」のプラグイン・ハイブリッド技術が使われている。燃料貯蔵には、全てを新開発して車体構造と一体化した水素タンクが提供されている。これにより、620マイルを走行するのに十分な水素7.5kgを貯蔵することができる。燃費効率は、5秒以内に0-62mph(マイル毎時)に達するとともに、105mpg(1ガロンあたりの走行距離)と推定されている。
http://www.emercedesbenz.com/autos/maybach/maybach-concept-vehicles/mercedes-benz-f125-concept-revealed-at-frankfurt-motor-show/

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆第14回「技術者育成コース」開催【再掲】

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇日程 11月29日(火)〜12月2日(金)
◇対象 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等

  ※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一
   定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇会場 ・1日目 福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区)

    ・2日目 (公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(糸島市)

    ・3、4日目 九州大学伊都キャンパス内(福岡市西区元岡)
◇定員 20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇受講料 50,000円/人
◇名刺交換会 初日講義終了後(参加自由。3,000円/人)
◇参加申込み 11月15日(火)締切
★コース詳細はこちら
   http://www.f-suiso.jp/14th_gijutusya.html
★★オンライン申込みはこちら

   http://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080908193159
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

☆平成23年度第2回水素エネルギー利用開発研究会・講演会【再掲】「持続可能なエネルギー社会を目指して〜水素・電気のベストミックス〜」
◇日 時 11月29日(火)13:20〜17:00
◇場 所 鯉城会館 5階 サファイア(広島市中区大手町1-5-3)
◇会 費 無料(ただし、交流会は有料)
◇講演会
【講演1】「水素社会を目前とした水素技術の現状と課題」
   岩下博信氏(岩谷瓦斯株式会社技術部理事担当部長)
【講演2】「水電解・燃料電池一体型セルを用いた蓄電システムの開発」

   加藤敦史氏(高砂熱学工業株式会社総合研究所研究開発1部主査)【講演3】「ヒートポンプの利用技術と最新技術動向」

   佐々木正信氏(財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター業務部課長)
◇交流会 17:30〜19:30(会費:3000円)
◇申込方法 参加ご希望の方は、11月21日(月)までに、
1)団体・企業名(個人の方は不要)、2)お名前、3)電話番号、4)ファックス番号、5)メールアドレス、6)参加対象(講演会、交流会)をご記入の上、電子メールまたはファックスでお申し込みください。

 なお、定員になり次第締め切らせていただきます。参加者には折り返し、入場整理券をお送りします。入場整理券が届かない場合は、ご連絡ください。
参加申込書→ http://home.hiroshima-u.ac.jp/hih2/H2_Energy/index.html
◇申込・連絡先 広島市立大学社会連携センター プロジェクト研究推進室

    担当:田村、矢島(水素エネルギー利用開発研究会事務局)

     広島市中区千田町三丁目8番24号(広島市工業技術センター内)
     電話:082-247-0263 ファックス:082-247-9753

     メール:tamura@office.hiroshima-cu.ac.jp(@は半角文字にしてください)
◇主 催 中国経済産業局、広島大学(先進機能物質研究センター、水素プロジェクト研究センター)、広島市(広島市立大学プロジェクト研究推進室)
◇協 賛 公益社団法人日本化学会、公益財団法人ちゅうごく産業創造センター、独立行政法人科学技術振興機構JSTイノベーションプラザ広島、社団法人中国地域ニュービジネス協議会、中国経済連合会

────────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
  連絡先:fc55gogo@gmail.com

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。PEM-DREAMでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.kaijo.com/
 melma! http://melma.com/contents/taikai/
 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1