燃料電池ワールド Vol.1037 (2011/11/09 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1037
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■2011年11月09日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆平成23年度第2回水素エネルギー利用開発研究会・講演会【再掲】「持続可能なエネルギー社会を目指して〜水素・電気のベストミックス〜」
◇日 時 11月29日(火)13:20〜17:00
◇場 所 鯉城会館 5階 サファイア(広島市中区大手町1-5-3)
◇会 費 無料(ただし、交流会は有料)
◇講演会
【講演1】「水素社会を目前とした水素技術の現状と課題」
   岩下博信氏(岩谷瓦斯株式会社技術部理事担当部長)
【講演2】「水電解・燃料電池一体型セルを用いた蓄電システムの開発」

   加藤敦史氏(高砂熱学工業株式会社総合研究所研究開発1部主査)【講演3】「ヒートポンプの利用技術と最新技術動向」

   佐々木正信氏(財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター業務部課長)
◇交流会 17:30〜19:30(会費:3000円)
◇申込方法 参加ご希望の方は、11月21日(月)までに、
1)団体・企業名(個人の方は不要)、2)お名前、3)電話番号、4)ファックス番号、5)メールアドレス、6)参加対象(講演会、交流会)をご記入の上、電子メールまたはファックスでお申し込みください。

 なお、定員になり次第締め切らせていただきます。参加者には折り返し、入場整理券をお送りします。入場整理券が届かない場合は、ご連絡ください。
参加申込書→ http://home.hiroshima-u.ac.jp/hih2/H2_Energy/index.html
◇申込・連絡先 広島市立大学社会連携センター プロジェクト研究推進室

    担当:田村、矢島(水素エネルギー利用開発研究会事務局)

     広島市中区千田町三丁目8番24号(広島市工業技術センター内)
     電話:082-247-0263 ファックス:082-247-9753

     メール:tamura@office.hiroshima-cu.ac.jp(@は半角文字にしてください)
◇主 催 中国経済産業局、広島大学(先進機能物質研究センター、水素プロジェクト研究センター)、広島市(広島市立大学プロジェクト研究推進室)
◇協 賛 公益社団法人日本化学会、公益財団法人ちゅうごく産業創造センター、独立行政法人科学技術振興機構JSTイノベーションプラザ広島、社団法人中国地域ニュービジネス協議会、中国経済連合会

■2011年11月08日のWEB LINK NEWS
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2011/11/08 【東京モーターショー11】スズキ、5車種の二輪車を出展予定(レスポンス)

 スズキは11月8日、東京モーターショー2011で出展予定の二輪車を発表した。世界初出展となるのは、電動スクーター『e-Let’s』。一度の充電で30kmを走行可能な小型軽量の電動バイクだ。

 さらに、2009年の東京モーターショーに出展した燃料電池スクーター『バーグマン フューエルセル・スクーター』が、進化して再出展。700気圧の高圧水素タンクを搭載し、350kmの航続距離を実現している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111108-00000018-rps-ind
※画像あり

2011/11/08 ホンダ、中国・広州で現地法人が電気自動車の実証実験を開始(サーチナ)

 Honda <7267> の中国現地法人、本田技研工業(中国)投資有限公司8日、中国・広州市政府および広州汽車集団股有限公司(以下、広州汽車集団)と共同で行う電気自動車(EV)実証実験の開始すると発表した。記念式典では、実証実験用の車両基地が初公開された。

 今回のEV実証実験に使用する車両は、フィットをベースに燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」で培った同軸モーターなどの電動化技術と、先進的なリチウムイオンバッテリーを搭載した「フィットEV」(実証実験車)。充電時間は220V電源で6時間以下、航続走行距離は150km以上。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111108-00000062-scn-bus_all

2011/11/08 風力発電を水素として貯蔵---日立がシステムを開発(レスポンス)

 日立製作所は、国立極地研究所から風力発電機利用水素発電システム一式を受注した。

 システムは今年11月から2012年3月まで、秋田県にかほ市で風力発電機と接続して稼動し、南極昭和基地のエネルギー自給率向上のための基礎データ取得に活用される予定。

 南極昭和基地では、ディーゼル発電機で発電した電力を、各種観測機器の運用や生活用の電力源として使用している。南極観測に必要な物資は、南極観測船「しらせ」で輸送するが、これらの物資のうち、ディーゼル発電や車両用の燃料が総輸送量の約半分を占めている。

 今後、発電燃料消費量の増大に対しては、必要な燃料輸送に限界があるため、将来の燃料不足対策の一案として風力発電や太陽光発電など、再生可能な自然エネルギーを利用することを検討している。ただ、自然エネルギーは時間や季節による発電量の変動が大きいため、効率的に備蓄し、安定的に再利用(回収)するシステムが求められている。

 今回受注した風力発電機利用水素発電システムは、発電電力の変動が大きい風力発電でも効率よく水素生成が可能な「水素製造システム」、と、生成した水素を有機化合物であるトルエンに固着させ常温・常圧の液体であるメチルシクロヘキサンの形態で貯蔵する「備蓄システム」、そして貯蔵システムから必要なときに水素を取り出し、水素混合ディーゼル発電機で発電する「回収システム」で構成する。

 日立は今回の受注を機に、燃料移送が困難・割高となる離島や極地、マイクログリッドなどで、再生可能エネルギーから安定したエネルギーを供給しCO2の削減に貢献するシステムとして普及拡大を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111108-00000010-rps-bus_all
※図あり

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●サザン・カリフォルニア大学、アンモニアボランから水素を取り出す触媒システムを開発(2011年08月30日)

 サザン・カリフォルニア大学(University of Southern California)スティーブンス・インスティチュート・フォー・イノベーション(Stevens Institute for Innovation)の研究者たちは燃料源として使えるようにするために、アンモニアボラン(ammonia borane)に豊富に含まれている水素をその保管から取り出すルテニウム触媒システムを開発した。この触媒システムは、水素抽出量が多く、燃料電池に有害な副産物が非常に少ない上に、空気中で安定し再利用できる。同校はこのシステムの特許を出願している。この研究は、炭化水素研究財団(Hydrocarbon Research Foundation)とアメリカ国立科学財団(National Science Foundation)から資金を提供された。
http://uscnews.usc.edu/science_technology/usc_breakthrough_in_hydrogen_fuel_cells.html〔参考〕サザン・カリフォルニア大学(University of Southern California)スティーブンス・インスティチュート・フォー・イノベーション(Stevens Institute for Innovation)

 USCの卒業生であり、ベンチャーキャピタルとして成功しているセコイア・キャピタル社の重役であるマーク・スティーブンス夫妻からの寄付によって設立された。USCスティーブンスのトップは、マサチューセッツ工科大学から招いたクリスティーナ・ホリー氏で、同氏は学制や教員にイノベーションを誘発する術を熟知している。最近のデータからその成功ぶりを知ることができる。具体的には、2007年にはUSCの知的財産をもとにしたスタートアップ企業を8社設立し、50人以上の雇用を南カリフォルニアにもたらし、5000万ドル以上の収入を上げている。(「平成20年度海外技術動向調査報告書ー米州編ー」経済産業省より)

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第1回「経営者(燃料電池自動車)コース」開催 ★新設★【再掲】

 11月17日(木)、自動車関連企業の経営幹部の皆様を対象に、第1回経営者(燃料電池自動車)コースを開催します。燃料電池自動車の基礎知識の習得を目指すとともに、2015年の燃料電池自動車市場化に向けた経営判断に役立つ業界動向の最新情報をお伝えします。

 水素とは何か、これまでの自動車と燃料電池自動車は何がちがうのか。2015年の市場化をきっかけに何が変わるのか。

 皆様の疑問に一流の講師陣がお応えします。水素ビジネスへの参入を目指す経営者や幹部のみなさまのご参加を心からお待ちしています。
◇日程 11月17日(木)12:50?17:00
◇会場 九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 914、915号
    (福岡市西区元岡744番地)
    http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
◇定員 40名(定員に達し次第、申込を締め切ります)
◇受講料 3,000円/人
◇名刺交換会 2,000円/人
◇申込締切 11月10日(木)
◇カリキュラム
12:50〜13:00 開講式  戦略会議
13:00〜13:40 校長講話 渡邉浩之校長(トヨタ自動車(株)技監)13:50〜15:20 燃料電池自動車の市場化に向けた取組み

   大仲英巳氏(トヨタ自動車(株)FC開発本部主査・担当部長)15:30〜16:30 燃料電池自動車の普及に伴う業界動向予測
   丹下昭二氏(山梨大学客員教授)
16:40〜17:00 施設見学(選択制)
17:10〜18:30 交流会
★コース詳細はこちら
  http://www.f-suiso.jp/1st_fcv-course.html
★オンライン申込みはこちら

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20110915110527

☆第14回「技術者育成コース」開催【再掲】

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇日程 11月29日(火)〜12月2日(金)
◇対象 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等

  ※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一
   定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇会場 ・1日目 福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区)

    ・2日目 (公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(糸島市)

    ・3、4日目 九州大学伊都キャンパス内(福岡市西区元岡)
◇定員 20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇受講料 50,000円/人
◇名刺交換会 初日講義終了後(参加自由。3,000円/人)
◇参加申込み 11月15日(火)締切
★コース詳細はこちら
   http://www.f-suiso.jp/14th_gijutusya.html
★★オンライン申込みはこちら

   http://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080908193159
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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