燃料電池ワールド Vol.1021 (2011/10/17 10:07)

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□燃料電池ワールド Vol.1021
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■2011年10月17日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年10月14〜16日のWEB LINK NEWS
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2011/10/14 ブラウン管を断熱材に パナ、草津に再利用実証工場(京都新聞)

 パナソニックは13日、滋賀県草津市を本拠とする家電生産部門「ホームアプライアンス(HA)社」で省エネ製品の拡大などで二酸化炭素(CO2)排出量増加を抑えるとする環境貢献活動方針を発表。草津工場内に新設し、廃棄テレビのブラウン管を断熱材に再利用する実証工場を公開した。

 実証工場は「循環型モノづくりの確立」を掲げた取り組みで、廃ブラウン管ガラスを繊維状に加工、冷蔵庫の断熱材として活用する。

 このほか、草津工場内には太陽電池や燃料電池を設置し、節電型製品の機能や活用法を紹介する「エコナビハウス」を開設。今後、一般公開を予定している。同工場の一角には「共存の森」(1万3千平方メートル)も整備していく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00000003-kyt-l25
※写真あり

20111014 国内最大規模のエコ住宅街誕生へ、太陽光発電と燃料電池を装備/藤沢(カナロコ)

 藤沢市辻堂に、国内最大規模のエコ住宅街が誕生する。一戸建て住宅約100戸すべてに、太陽光発電と家庭用燃料電池システムを標準装備。駐車場には電気自動車充電用の200ボルト充電設備も備える。11月下旬に第1期の発売、2013年1月の全体完成を目指す。

 都市ガスで発電し、発生する熱で給湯もできる家庭用燃料電池システムと、太陽光発電を全戸標準装備する分譲住宅では建設戸数が国内最大という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111015-00000011-kana-l14
※写真あり

2011/10/14 日本人、電気自動車「関心ない」が4割 - 独テュフ調査(マイコミジャーナル)

 テュフ ラインランドは10月13日、先月発表した電気自動車に関する国際意識調査の結果について、日本における調査内容の詳細を明らかにした。同調査では、対象となった世界12ヵ国の中で、日本の電気自動車への関心が低いという結果が出ていた。

 日本では18歳以上のドライバー520人(男性267/女性253)から有効回答を得た。このうち、30%は電気自動車についてよく知っていると回答。その多くは男性だった。一方で23%はよく知らない、44%は関心がないと回答している。

 電気自動車技術に関し、最も開発が進んでいる国として「日本」を挙げる人が最も多かったが、電気自動車を購入したいという回答はインド(92%)、中国(88%)などと比べて低く、34%にとどまった。

 また、電気自動車に使われる電気は再生可能エネルギーであるべきと考える人は、イタリア(95%)、インド(94%)、ポルトガル(94%)、中国(90%)などで多いが、日本は59%と過半数ながら他国と比べて最も低い結果となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00000008-mycomj-sci

2011/10/15 パナホーム、CO2±0のくらしを提案する戸建住宅を新発売(サーチナ)

 パナホーム <1924> は今月、エコアイディアの新技術でCO2±0(ゼロ)のくらしを実現する住まい「CASART TERRA(カサート・テラ)」を新発売した。節約志向の高まりによって光熱費をできるだけ抑えることができる住まいやくらしが求められ、また、社会全体が低炭素化を目指し、省エネルギーで快適にくらすことへの価値観が高まる中、エネルギーをできるだけ使わず、CO2を出さない住まいとして開発された。

 天井や外壁のほか、基礎にも高性能断熱材を充填し、床下の地熱を室内へ取り入れる「家まるごと断熱」を新たに採用した。さらに、建物内外の気温差に応じて自然換気と機械換気を自動で切り替え、快適で省エネルギーな空調を行う「エコナビ搭載換気システム」も採用。快適性を維持しながら熱ロスを抑え、換気にかかるコストや冷暖房費の節約に貢献する。そして、太陽光発電システムを基本に、高効率給湯器「エコキュート」や家庭用燃料電池「エネファーム」を組み合わせた2タイプのエコパッケージを用意。光熱費を節約し、CO2の排出量と創エネによる削減量が収支ゼロになるくらしを実現する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111015-00000010-scn-ind
※写真あり

2011/10/16 ガスを含めた家庭エネルギー管理システムの実証実験 東京ガス(レスポンス)

 東京ガスは、エネルギー消費量の見える化を中心としたホーム・エネルギー・マネジメントシステム(HEMS)の試行サービスの実証実験を、新築と既築の集合住宅約600戸を対象に、今年度から順次開始する。

 HEMSは、スマートグリッドの一種で、家庭内のエネルギーの見える化や機器の遠隔操作などの機能を通じて、消費者の省エネ行動をサポートするシステム。現在、市場で導入されているHEMSの多くには、ガスやお湯の消費量の見える化が含まれていない。

 今回の実証では、利用者にとってどのような情報提供が省エネの推進に有効なのかを分析するとともに、ガスやガス機器のエネルギー使用に関するデータを出力する方式の仕様についても分析する。

 具体的には、電力に加えて、ガス・お湯を含めたエネルギー消費量を見える化し、データ分析に基づいた省エネをアドバイスするほか、自宅内で多機能端末を利用したガス機器の操作も可能にする。

 東京ガスが、多機能端末を利用したHEMSを一般家庭に導入するのは初めて。端末は『iPad』を用いる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111016-00000003-rps-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<定置用電源>
●日本の2011年度の家庭用燃料電池予算、注文の増大で底をつく(2011年07月27日)

 大地震と津波、それに原発事故によって要望が増大したために、日本の家庭用燃料電池製品「エネファーム」の注文は急速に拡大した。そして、2011年度の国の補助金として確保された予算は、予想より8カ月早く底をついてしまった。補助金は、前年度より60%増の8000ユニット分が割り当てられていたが、7月に達してしまった。
http://www.asiacleantechgateway.com/2011/07/japanese-fy11-home-fuel-cell-subsidies-already-used-up-amidst-soaring-post-quake-demand/

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第1回「経営者(燃料電池自動車)コース」開催 ★新設★【再掲】

 11月17日(木)、自動車関連企業の経営幹部の皆様を対象に、第1回経営者(燃料電池自動車)コースを開催します。燃料電池自動車の基礎知識の習得を目指すとともに、2015年の燃料電池自動車市場化に向けた経営判断に役立つ業界動向の最新情報をお伝えします。

 水素とは何か、これまでの自動車と燃料電池自動車は何がちがうのか。2015年の市場化をきっかけに何が変わるのか。

 皆様の疑問に一流の講師陣がお応えします。水素ビジネスへの参入を目指す経営者や幹部のみなさまのご参加を心からお待ちしています。
◇日程 11月17日(木)12:50?17:00
◇会場 九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 914、915号
    (福岡市西区元岡744番地)
    http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
◇定員 40名(定員に達し次第、申込を締め切ります)
◇受講料 3,000円/人
◇名刺交換会 2,000円/人
◇申込締切 11月10日(木)
◇カリキュラム
12:50〜13:00 開講式  戦略会議
13:00〜13:40 校長講話 渡邉浩之校長(トヨタ自動車(株)技監)13:50〜15:20 燃料電池自動車の市場化に向けた取組み

   大仲英巳氏(トヨタ自動車(株)FC開発本部主査・担当部長)15:30〜16:30 燃料電池自動車の普及に伴う業界動向予測
   丹下昭二氏(山梨大学客員教授)
16:40〜17:00 施設見学(選択制)
17:10〜18:30 交流会
★コース詳細はこちら
  http://www.f-suiso.jp/1st_fcv-course.html
★オンライン申込みはこちら

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20110915110527

☆第14回「技術者育成コース」開催【再掲】

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇日程 11月29日(火)〜12月2日(金)
◇対象 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等

  ※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一
   定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇会場 ・1日目 福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区)

    ・2日目 (公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(糸島市)

    ・3、4日目 九州大学伊都キャンパス内(福岡市西区元岡)
◇定員 20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇受講料 50,000円/人
◇名刺交換会 初日講義終了後(参加自由。3,000円/人)
◇参加申込み 11月15日(火)締切
★コース詳細はこちら
   http://www.f-suiso.jp/14th_gijutusya.html
★★オンライン申込みはこちら

   http://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080908193159
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

☆「水素エネルギー先端技術展2011」/「燃料電池アジアセミナーin福岡」開催!【再掲】

 今後急速な市場が拡大が見込まれる燃料電池・水素関連分野に関する最新の技術・製品や研究成果、この分野でのビジネス展開を目指す意欲的な中小・ベンチャー企業の技術を紹介(展示)します。燃料電池自動車を実際に体験できる試乗会も同時開催。入場料は無料。情報交換・懇親の場となる交流会とあわせて、皆様の参加をお待ちしております。
◇日程 11月9日(水)〜11日(金) 10:00〜17:00
◇場所 西日本総合展示場 新館 (北九州市小倉北区浅野3?8?1)
◇自動車3社の『燃料電池自動車』を一同に展示。カットモデルも。
 ・日本初の実証を開始した『燃料電池スクーター』
 ・北九州水素タウンで稼働中の『燃料電池フォークリフト』

 ・分散型電源として注目される『家庭用SOFCコジェネシステム』
★詳細はこちら
  → http://www.f-suiso.jp/H23sentangijutsuten.html
★大韓民国の最新動向!「燃料電池アジアセミナーin福岡」を同時開催!

  → http://www.f-suiso.jp/sentangijututen/2011/seminar.pdf

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