燃料電池ワールド Vol.1020 (2011/10/14 11:08)

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□燃料電池ワールド Vol.1020
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■2011年10月14日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆「水素エネルギー先端技術展2011」/「燃料電池アジアセミナーin福岡」開催!【再掲】

 今後急速な市場が拡大が見込まれる燃料電池・水素関連分野に関する最新の技術・製品や研究成果、この分野でのビジネス展開を目指す意欲的な中小・ベンチャー企業の技術を紹介(展示)します。燃料電池自動車を実際に体験できる試乗会も同時開催。入場料は無料。情報交換・懇親の場となる交流会とあわせて、皆様の参加をお待ちしております。
◇日程 11月9日(水)〜11日(金) 10:00〜17:00
◇場所 西日本総合展示場 新館 (北九州市小倉北区浅野3?8?1)
◇自動車3社の『燃料電池自動車』を一同に展示。カットモデルも。
 ・日本初の実証を開始した『燃料電池スクーター』
 ・北九州水素タウンで稼働中の『燃料電池フォークリフト』

 ・分散型電源として注目される『家庭用SOFCコジェネシステム』
★詳細はこちら
  → http://www.f-suiso.jp/H23sentangijutsuten.html
★大韓民国の最新動向!「燃料電池アジアセミナーin福岡」を同時開催!

  → http://www.f-suiso.jp/sentangijututen/2011/seminar.pdf

☆第14回「技術者育成コース」開催【再掲】

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇日程 11月29日(火)〜12月2日(金)
◇対象 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等

  ※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一
   定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇会場 ・1日目 福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区)

    ・2日目 (公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(糸島市)

    ・3、4日目 九州大学伊都キャンパス内(福岡市西区元岡)
◇定員 20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇受講料 50,000円/人
◇名刺交換会 初日講義終了後(参加自由。3,000円/人)
◇参加申込み 11月15日(火)締切
★コース詳細はこちら
   http://www.f-suiso.jp/14th_gijutusya.html
★★オンライン申込みはこちら

   http://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080908193159
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

■2011年10月13日のWEB LINK NEWS
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2011/10/13 日産、燃料電池車を販売へ…2015年以降(レスポンス)

 日産自動車は、燃料電池車(FCV)に搭載する燃料電池スタックの性能を高め、これまでリース販売してきたFCVを2015年以降には売り切りのかたちで販売する計画を明らかにした。

 FCVをめぐっては、開発で先行してきたトヨタ自動車とホンダが15年から売り切りできる車両を投入する計画を示している。出遅れていた日産だが、性能やコストを大幅に改善した新スタックを開発しており、先行2社への追い上げを図る。

 日産は13日、2005年に実用化した『X-TRAIL FCV』に搭載したスタックに比べ、出力密度を2.5倍に高めて大幅にコンパクト化した新スタックを発表した。コストは同様の比較で6分の1になるという。

 同社のEVシステム研究所で燃料電池開発を担当する酒井弘正主任研究員は、「新スタックをベースに更に改良を進める」としたうえで、2015年以降には車両の売り切りを目標にしていることを明らかにした。FCVの売り切り販売では各社とも、乗用車だと1000万円を下回るレベルをめどとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111013-00000023-rps-bus_all
※写真あり

2011/10/13 日産、出力密度世界一の燃料電池スタック(Impress Watch)

 日産自動車は13日、燃料電池車(FCEV)用の新型燃料電池スタック(2011年モデル)を公開した。

 FCEVは、燃料電池スタックで水素と酸素から発電し、モーターを駆動する。実用化に向けて、燃料電池を小型化しつつ出力を上げる、つまり出力密度を上げることが必要とされている。

 2011年モデルの出力密度は、スタックの体積1Lあたり2.5kWで、世界トップとしている。同社が2005年に発表し、実験FCEV「エクストレイルFCV」に搭載した燃料電池重量スタックと比較すると、出力密度は2.5倍。また、白金使用量が1/4、部品種類が1/4、スタックコストが1/6まで低減された。

 2011年モデルは、スタック内の膜電極複合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)の材料とセパレータを改良し、発電に必要な水素と酸素、また発電により発生した水と電子が移動しやすいようにすることで、高出力化した。

 またMEAにフレームを一体成型することで、小型化とコスト低減を実現した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111013-00000045-impress-ind
※写真あり

2011/10/13 「メタンハイドレートは資源ではない」石井吉徳・元国立環境研究所長(1)(オルタナ)

 今回の原発事故の後、メタンハイドレートを原子力の代替として注目すべきとの論も出てきた。しかし東京大学名誉教授で元国立環境研究所長の石井吉徳さんは「そもそもメタンハイドレートは使えるような資源ではない」と断言する。その論を寄稿して頂いた。
■資源は質がすべて
■在来型ガス田と全く違う
■日本での取り組みの経過
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111013-00000306-alterna-soci

2011/10/13 「メタンハイドレートは資源ではない」石井吉徳・元国立環境研究所長 (2)(オルタナ)
■いわゆるメタンハイドレートは、濃集されていない
■膨大なメタン回収エネルギー
■長年の研究プロジェクト、その経過と成果
■膨大な回収エネルギー、見積もられない収支比、EPR
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111013-00000307-alterna-soci

■海外ニュース
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<輸送>
●燃料電池を補助電源としたヨット、アゾレス&バックレースで優勝(2011年07月)

 燃料電池を搭載したヨット「タイカ(Taika)」は、2011アゾレス&バック(Azores and Back:AZAB)レースで優勝した。このヨットはSFCエナジー社(SFC Energy)の燃料電池「イーフォイ(EFOY)2200」を補助電源として使った。

 AZABは、ロイヤル・コーンウォール・ヨットクラブ(Royal Cornwall Yacht Club)によって4年ごとに開催されている。今年は60艘が参加して、ファルマスからアゾレスまでを往復する2500マイル(約4000km)のレースを行った。クリス・ティブスとドン・ライトの両氏が操舵したメタノール燃料の燃料電池はフュエルセル・システムズ社(Fuel Cell Systems)によって提供され、ヨットの行く先案内と交信に使う動力として90Wの電力を出力した。
http://fuelcellsystems.co.uk/
http://www.azab2011.co.uk/
〔参考〕アゾレス(Azores)諸島は大西洋の中央部に浮かぶポルトガル領の群島。日本を中心とした世界地図では、ちょうど一番左端、大西洋上の地図の切れ目のあたりに小さく出ている。ロイヤル・コーンウォール・ヨットクラブ(Royal Cornwall Yacht Club)はイギリスの南西部コーンウォール(Cornwall)半島にあるファルマス(Falmouth)を根拠地としており、1975年から始まったこのヨットレースは、イギリス南西部から大西洋の真ん中までを往復する。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第1回「経営者(燃料電池自動車)コース」開催 ★新設★【再掲】

 11月17日(木)、自動車関連企業の経営幹部の皆様を対象に、第1回経営者(燃料電池自動車)コースを開催します。燃料電池自動車の基礎知識の習得を目指すとともに、2015年の燃料電池自動車市場化に向けた経営判断に役立つ業界動向の最新情報をお伝えします。

 水素とは何か、これまでの自動車と燃料電池自動車は何がちがうのか。2015年の市場化をきっかけに何が変わるのか。

 皆様の疑問に一流の講師陣がお応えします。水素ビジネスへの参入を目指す経営者や幹部のみなさまのご参加を心からお待ちしています。
◇日程 11月17日(木)12:50?17:00
◇会場 九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 914、915号
    (福岡市西区元岡744番地)
    http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
◇定員 40名(定員に達し次第、申込を締め切ります)
◇受講料 3,000円/人
◇名刺交換会 2,000円/人
◇申込締切 11月10日(木)
◇カリキュラム
12:50〜13:00 開講式  戦略会議
13:00〜13:40 校長講話 渡邉浩之校長(トヨタ自動車(株)技監)13:50〜15:20 燃料電池自動車の市場化に向けた取組み

   大仲英巳氏(トヨタ自動車(株)FC開発本部主査・担当部長)15:30〜16:30 燃料電池自動車の普及に伴う業界動向予測
   丹下昭二氏(山梨大学客員教授)
16:40〜17:00 施設見学(選択制)
17:10〜18:30 交流会
★コース詳細はこちら
  http://www.f-suiso.jp/1st_fcv-course.html
★オンライン申込みはこちら

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20110915110527
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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