燃料電池ワールド Vol.1019 (2011/10/13 08:50)

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□燃料電池ワールド Vol.1019
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■2011年10月13日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆「水素エネルギー先端技術展2011」/「燃料電池アジアセミナーin福岡」開催!【再掲】

 今後急速な市場が拡大が見込まれる燃料電池・水素関連分野に関する最新の技術・製品や研究成果、この分野でのビジネス展開を目指す意欲的な中小・ベンチャー企業の技術を紹介(展示)します。燃料電池自動車を実際に体験できる試乗会も同時開催。入場料は無料。情報交換・懇親の場となる交流会とあわせて、皆様の参加をお待ちしております。
◇日程 11月9日(水)〜11日(金) 10:00〜17:00
◇場所 西日本総合展示場 新館 (北九州市小倉北区浅野3?8?1)
◇自動車3社の『燃料電池自動車』を一同に展示。カットモデルも。
 ・日本初の実証を開始した『燃料電池スクーター』
 ・北九州水素タウンで稼働中の『燃料電池フォークリフト』

 ・分散型電源として注目される『家庭用SOFCコジェネシステム』
★詳細はこちら
  → http://www.f-suiso.jp/H23sentangijutsuten.html
★大韓民国の最新動向!「燃料電池アジアセミナーin福岡」を同時開催!

  → http://www.f-suiso.jp/sentangijututen/2011/seminar.pdf

☆第14回「技術者育成コース」開催【再掲】

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇日程 11月29日(火)〜12月2日(金)
◇対象 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等

  ※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一
   定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇会場 ・1日目 福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区)

    ・2日目 (公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(糸島市)

    ・3、4日目 九州大学伊都キャンパス内(福岡市西区元岡)
◇定員 20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
◇受講料 50,000円/人
◇名刺交換会 初日講義終了後(参加自由。3,000円/人)
◇参加申込み 11月15日(火)締切
★コース詳細はこちら
   http://www.f-suiso.jp/14th_gijutusya.html
★★オンライン申込みはこちら

   http://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080908193159
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

■2011年10月07〜12日のWEB LINK NEWS
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2011/10/07 三洋電機が6年かけ残存率5%向上! 新エネループの大進化(nikkei TRENDYnet)

 三洋電機は、充電式ニッケル水素充電池「エネループ(eneloop)」の新製品を、2011年11月14日から発売する。

 第第3世代となる今回の新エネループでは、繰り返し使用回数を従来の約1500回から約1800回へと20%向上するとともに、自然放電抑制性能を向上。日常使いだけでなく、長期保管をしておいても、万が一の際に使用できるように進化させたのが特徴だ。

 では、エネルギー残存率を高めるために、三洋電機ではエネループにどんな改良を加えたのだろうか。

 最大の進化は、負極に使用する水素吸蔵合金を改良したことだ。充電により水素吸蔵合金に蓄えられた水素を安定化させることで、自然放電が抑制できるという仕組みだ。

 「結晶格子サイズを適正にすることで、水素が安定して存在することが可能になる。材料を見直し、自然放電を抑制できる最適な材料バランスを導き出すことによって実現した」とする。

 さらに、正極に使用する水酸化ニッケルや、充電池の内部部品のひとつであるセパレータなどに改良を加えたことも、エネルギー残存率を高めることにつながっている。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111007-00000000-trendy-ind

2011/10/08 次世代環境エンジン開発、今度はGMとBMWが協力か(レスポンス)

 8月末、トヨタ自動車とフォードモーターが、後輪駆動車用ハイブリッドシステムの共同開発で合意したのが記憶に新しい。今度はGMとBMWが、次世代環境エンジンの開発で協力する可能性が出てきた。

 これは9月29日、『フォーブス』の電子版が伝えたもの。同メディアによると、GMとBMWは燃費性能に優れる次世代エンジン技術の開発で協力できないか、模索しているという。

 両社の狙いは何か。GMは燃料電池車やEVに関する技術で先行。一方、BMWはガソリンとディーゼルエンジンの分野で優れたノウハウを持つ。「両社の得意とする技術を持ち寄ることで、低コストでの次世代エンジンの研究開発が可能になる」と同メディアはレポートする。

 GM、BMW、ダイムラークライスラー(当時)の3社は、2005年、ハイブリッドシステムの共同開発で合意。2006年に完成した「2モードハイブリッド」システムは、2007年以降、3社の市販車に搭載された実績がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111008-00000004-rps-bus_all
※写真あり

2011/10/08 マツダ、ロータリー撤退 RX?8生産終了、水素燃料に活路(フジサンケイ ビジネスアイ)

 日本発の自動車エンジンが姿を消すことになる。マツダは7日、ロータリーエンジン(RE)を搭載したスポーツカー「RX?8」の生産を来年6月に終了すると発表した。REは同社独自の技術だが、世界的に高まる低燃費競争には不利となっていることが要因とみられる。RE車の販売台数は少ないことから、同社の経営への影響は軽微とみられるが、世界で唯一のRE車からの事実上の撤退となる。ただ、REの「研究開発は継続する」(山内孝社長)としており、将来の自動車用燃料として期待される水素用エンジンとしての実用化を狙う。

 マツダにとって、REは世界に優位性をアピールする技術だったが、生き残る道はある。それは水素燃料だ。REは排気、吸気、燃焼のエリアが異なることから、開発者の山本氏も当初から水素燃料向きと指摘していた。04年からは水素REを搭載した実験車の公道走行試験を始めている。

 REが日本発の環境対応エンジンとして、再び脚光を浴びる日がくるかもしれない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111007-00000001-fsi-bus_all

2011/10/11 鳥越俊太郎 自分の世代が日本の将来像提言する必要性感じる(NEWS ポストセブン)

 非婚化、少子化が浸透した現代の日本では、人生の晩年に孫を愛でることはある意味貴重な体験となりつつある。しかし、時間や愛情、お金をどう注いでいくべきか、頭を悩ませている人も少なくない。いま、孫とどう向き合うべきか。4回目の手術の40日後、孫が生まれたジャーナリストの鳥越俊太郎氏(71)は、「孫のことを考えるなら、日本がどうなるか考えなければ」という。
 * * *

 だから、孫のことを本当に考えるのなら、たんに自分の孫をかわいがったり自分の孫の将来を考えるだけではダメで、日本の国がこれからどうなるかをちゃんと考えなければいけない。日本の社会や政治のあり方を、ゼロベースから全部考え直していかないと、本当に孫たちは大変な時代を生きることになるんです。

 例えば、今回の原発事故をチャンスに変えて、太陽光エネルギーや水素エネルギーに思い切って切り換えていくとか、強引でもいいから官僚主導の政治をひっくり返すとか。

 残念ながら、10年後、20年後の日本国のあり方について明確にビジョンを示している政治家は見当たらない。だから意識的に、僕たちおじいちゃん世代が考えて提言して、政治をちょっとでも変えていくしかない。まだ力をもっている世代だから、大いに発言して、政治にももっと関心をもつべきだと思う。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111011-00000021-pseven-pol

2011/10/12 基盤技術を蓄積、最先端領域に挑戦 国際セラミックス総合展(フジサンケイ ビジネスアイ)

 国際セラミックス総合展2011は「セラミックス基盤技術の蓄積と最先端領域へのチャレンジ」をテーマに開催される。主催は日本セラミックス協会、ファインセラミックスセンター、日本ファインセラミックス協会、フジサンケイ ビジネスアイ。

 今後のエネルギーをどうするのか、国際的な動きのなかで希少元素をどのように確保していくのか。環境負荷低減、自然環境の保全に対して何ができるのか?。また、高齢社会の到来により、医療・介護のあり方も転換点を迎えている。直面する諸々の課題の解決策の一つがセラミックスであることは誰しもが認めるところ。太陽光電池や燃料電池、バイオセラミックス、自動車排ガス浄化用セラミックスフィルターなど、セラミックスが応用されている分野は広く、今後の可能性にも大きな期待が寄せられている。セラミックスへの社会ニーズが高まっているなか開催される本展示会。会場には未来へのヒントと希望がちりばめられている。

 ★アーカイブでセラミックスの魅力を知る=主催者テーマコーナー

 ★エネルギー、環境問題解決への糸口探る=シンポジウム、セミナー

 このほか、会場内の特設会場では最先端のテーマをピックアップした参加料無料のセラミックスセミナーが開催される。燃料電池、全固形リチウム二次電池、リチウム資源の回収など、先端の研究者によるホットなテーマでの講演が予定されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111011-00000037-fsi-bus_all

2011/10/12 【レポート】CEATEC JAPAN 2011 - CEATECにみるエネルギー問題解決のキーテクノロジー(マイコミジャーナル)

 家庭用蓄電池、高効率太陽光発電、スマートグリッド……。そんなエコ社会への提言的コンセプトテクノロジーは従来、技術品評会等には毎回登場するものの、メインとなる花形の商材やサービスの裏側に隠れてしまうことが多く、世間に対しても「ちゃんとやってますよ」というアピールの域を出ることはなかなか多くなかったように思う。

 だが、今年のCEATECではそれが明らかに一変した。多くの企業ブースのメインステージで地域単位のエネルギーコントロールや家庭内節電システムフローが提示され、多くのプロダクトが文字どおり製品化を前提に開発されており、中にはすでに販売されているものも少なくない。そして、メーカーやサプライヤーの動向に、どのブースでも来場者の熱い視線が注がれていた。
○安全で長寿命なリチウムイオン蓄電池を開発 - ソニー
○太陽光発電パネルは単結晶、高集光効率の時代へ
○インテリジェントに電気をコントロールするスマートハウスに熱い視線

 エネルギーを創る太陽電池やガスなどの燃料電池と、創ったエネルギーを貯めて必要なときに備える蓄電池をつなぎ、家全体のエネルギーを賢くマネジメントする……。たとえば、晴天時には発電した電力を生活に利用しつつ、余剰電力を蓄電、さらに余れば電力会社に売電する。夜や曇りの日には蓄電池の電力を利用し、不足すれば電力会社から購入する。また、人のいない部屋の照明や電気製品の稼働状況を監視、ムダを見つけて節電方法をアドバイス。さらに、スマートメーターを接続して地域スマートグリッドと連携、街全体でバランスを取りつつ節電を実現する。その基本的なシステムはどのメーカーもほぼ同じだけに、機器ごとの性能やソフトウェアの機能、独自のアイデアで差別化を図る各メーカーの工夫に今後、いっそう目が離せなくなりそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111012-00000067-mycomj-sci

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●Gテック社、ニューヨーク州エネルギー研究開発公社より助成金を受け取る(2011年07月)

 Gテック天然ガスシステムズ社(G-TEC Natural Gas Systems)は、ニューヨーク州エネルギー研究開発公社(New York State Energy Research and Development Authority:NYSERDA)クリーン・エネルギー・ビジネス成長開発計画(Clean Energy Business Growth and Development Program)から、燃料電池の研究開発のために天然ガス増圧機システムを推進するための助成金を受け取った。
http://www.gas-tec.com/fuelcell.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第1回「経営者(燃料電池自動車)コース」開催 ★新設★【再掲】

 11月17日(木)、自動車関連企業の経営幹部の皆様を対象に、第1回経営者(燃料電池自動車)コースを開催します。燃料電池自動車の基礎知識の習得を目指すとともに、2015年の燃料電池自動車市場化に向けた経営判断に役立つ業界動向の最新情報をお伝えします。

 水素とは何か、これまでの自動車と燃料電池自動車は何がちがうのか。2015年の市場化をきっかけに何が変わるのか。

 皆様の疑問に一流の講師陣がお応えします。水素ビジネスへの参入を目指す経営者や幹部のみなさまのご参加を心からお待ちしています。
◇日程 11月17日(木)12:50?17:00
◇会場 九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 914、915号
    (福岡市西区元岡744番地)
    http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
◇定員 40名(定員に達し次第、申込を締め切ります)
◇受講料 3,000円/人
◇名刺交換会 2,000円/人
◇申込締切 11月10日(木)
◇カリキュラム
12:50〜13:00 開講式  戦略会議
13:00〜13:40 校長講話 渡邉浩之校長(トヨタ自動車(株)技監)13:50〜15:20 燃料電池自動車の市場化に向けた取組み

   大仲英巳氏(トヨタ自動車(株)FC開発本部主査・担当部長)15:30〜16:30 燃料電池自動車の普及に伴う業界動向予測
   丹下昭二氏(山梨大学客員教授)
16:40〜17:00 施設見学(選択制)
17:10〜18:30 交流会
★コース詳細はこちら
  http://www.f-suiso.jp/1st_fcv-course.html
★オンライン申込みはこちら

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20110915110527
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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