燃料電池ワールド Vol.974 (2011/08/04 08:50)

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□燃料電池ワールド Vol.974
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■2011年08月04日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年08月03日のWEB LINK NEWS
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2011/08/03 GMトップ、「燃料電池車の採算が合うのは2020年以降」(レスポンス)

 GMの日本法人によると、「2015年に燃料電池車を市販するという当初の計画に変更はない」とのこと。今回のアカーソンCEOの発言は、燃料電池車のコスト低減に苦しむ各自動車メーカーの胸の内を代弁したものとも受け取れそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110803-00000035-rps-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●フュエルセル2000、報告書「2011年アメリカの燃料電池――各州の状況」を発表(2011年06月)

 アメリカの燃料電池非営利法人「フュエルセル2000」は、新しい報告書「2011年アメリカの燃料電池――各州の状況」を発表した。108ページの報告書は、コネチカット州ダニエル・P・マロー知事の序文を掲載している。

 アメリカの燃料電池の発展はすばらしい成長を続けていて、国際競争力においても先頭を走っている。この報告書によれば、2010年4月以降、アメリカでは50MW以上の定置用燃料電池が設置または購入された。そして1500台のフォークリフトが配備または発注されている。

 この報告書は報道に基づいて、この1年間に行われた各州の政策や配置状況、施設、資金援助について網羅して記述している。昨年の報告書ではフュエルセル2000は、アメリカの燃料電池産業を引っ張るリーダーとして、カリフォルニア州、コネチカット州、ニューヨーク州、オハイオ州、サウスカロライナ州の5つの州を選んだが、これらの州は2011年も引き続き前進しており、さらにデラウェア、フロリダ、ハワイ、メリーランド、テキサスの各州が急成長を遂げている。
 報告書の重要な指摘では、
1、カリフォルニア州では現在または最近、1.2MWや2.8MWといったさまざまなサイズのメガワット級燃料電池が1ダース設置され、開設された。
2、30台の燃料電池バスまたは水素バスが、アラバマ州、カリフォルニア州、コネチカット州、デラウェア州、イリノイ州、マサチューセッツ州、ミシガン州、オハイオ州、サウスカロライナ州、テネシー州、テキサス州などの多数の州で運行され、計画されている。3、2011年中にカリフォルニア州は、少なくとも20カ所の公的な水素ステーションを運用または建設する計画である。また、ハワイ州は、2015年までに25のステーションを開設する計画であると発表した。
4、燃料電池会社は雇用を増大させている。例えば、ブルーム・エナジー社はカリフォルニア州での活動をさらに拡大させており、デラウェア州にも製造工場を開設する計画だと発表している。クリアエッジ・パワー社もこの1年間で500%以上も雇用を増やした。ビング・エナジー社はフロリダ州に移転して、州に何百人分もの仕事を持ってきている。

 報告書は特に、昨年の報告書以降に制定された政策や法律とともに、現在実施中または計画中の燃料電池の設置やフォークリフトの配備、水素ステーションの詳細について提供している。
http://www.fuelcells.org/statereport.html
※↑ここからダウンロードできる。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター
●第4回高度人材育成コース【募集開始!】【再掲】

 8月24日(水)から26日(金)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。

 燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。世界で活躍する研究者、企業の最前線で活躍する技術者が、最新動向を分かりやすく講義します。
 皆様のご参加を心からお待ちしております。
◇対象 大学生・大学院生、若手研究者等(原則35歳未満)
◇開催日程 8月24日(水)から8月26日(金)の3日間
◇会場 【1、2日目】九州大学伊都キャンパス稲盛財団記念館(福岡市西区元岡)

    【3日目】水素エネルギー製品研究試験センター(福岡県糸島市富)
◇受講料 無料(交通費、宿泊費は受講者負担)
◇交流会(名刺交換会)[初日の講義終了後。全員参加]

  参加無料 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2000円/人
◇募集人数(定員) 40名
◇申込締め切り 8月17日(水)(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◆コースの詳細・申し込みはこちらから(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
  http://www.f-suiso.jp/4th_koudo.html

●福岡水素エネルギー人材育成センター 平成23年度の開催予定

 今年度から、新たに「経営者(燃料電池自動車)コース」を追加。
 従来の「高度人材育成コース」も近日募集開始!
◇平成23年度の開催予定はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
  http://www.f-suiso.jp/jinzai.html

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