燃料電池ワールド Vol.944 (2011/06/22 08:50)

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□燃料電池ワールド Vol.944
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■2011年06月22日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 総会・記念講演会【再掲】

 7月22日(金)平成23年度の総会・記念講演会を開催します。

 今回の総会では、今年3月に実施し、韓国の政府機関、企業を訪問した「韓国水素産業調査団」の調査結果、2015年燃料電池普及開始に向けた今後の取り組み等についてご報告します。

 また、記念講演会では、戦略会議が進める社会実証「水素ハイウェイ」の一環として本年5月、日本初の「水素燃料電池スクーター」の実証が開始されたことを記念して、スズキ(株)開発本部 開発企画部 部長 真柴岳彦様から、水素燃料電池スクーターの開発、実証を進めるスズキ(株)の取り組みをご紹介いただきます。

 情報交換・懇親の場となる交流会とともに、是非、ご参加ください。
◇日時:7月22日(金)14:00〜18:00
◇場所:西鉄グランドホテル(福岡市中央区大名2-6-60 TEL(092)771-7171)
     アクセス http://www.grand-h.jp/access/
◇日程:
『福岡水素エネルギー戦略会議総会』 14:00〜15:00 《会場:プレジール(2階)》
  会長挨拶 黒木 啓介氏(新日本製鐵(株)取締役)
  知事挨拶 小川 洋氏(福岡県知事)
  来賓挨拶 九州経済産業局長、九州大学総長

  議事   戦略会議23年度事業計画、「韓国水素産業調査団」報告等『記念講演会』 15:10〜16:40
  記念講演1「燃料電池二輪車開発でのスズキの取組み」
    真柴 岳彦氏(スズキ株式会社開発本部開発企画部長)
  記念講演2 (調整中)
『交流会』 16:45〜18:00 《会場:鳳凰の間(2階)》
  ※当日、5,000円/人のご負担をお願いいたします。
■詳細・申込みはこちら http://www.f-suiso.jp/H23soukai.html

☆福岡水素エネルギー人材育成センター
●第13回技術者育成コース

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者を対象とした「技術者育成コース」を開催します。

 九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、水素関連技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。少人数で実施する実践的な実習が好評のコースです。

 今回から、新たに「高圧ガス保安法概論」と「水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)」の施設見学を追加します。
 みなさまのご参加をお待ちしています。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等

  *水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一
   定の知識を持った方向けの専門的な内容です
◇日程:7月12日(火)〜15日(金)4日間
◇会場:1日目 福岡県中小企業振興センター
    2日目(公財)水素エネルギー製品研究試験センター
    3、4日目 九州大学伊都キャンパス
◇定員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇締切:6月30日(木)
◇受講料:50,000円/人(交流会費3,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
  http://www.f-suiso.jp/13th_gijutusya.html
◇受講申込みはこちら(申込フォームが開きます)

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080908193159
●福岡水素エネルギー人材育成センター 平成23年度の開催予定

 今年度から、新たに「経営者(燃料電池自動車)コース」を追加。
 従来の「高度人材育成コース」も近日募集開始!
◇平成23年度の開催予定はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
 http://www.f-suiso.jp/jinzai.html

■2011年06月21日のWEB LINK NEWS
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2011/06/21 HV/EVなどの部材・材料は大きく拡大、2015〜20年には新技術も(Impress Watch)

 富士キメラ総研は、次世代自動車の部材・材料49品目の調査リポート「2011 次世代自動車のキーマテリアル市場の将来展望」を、5月23日に発売した。価格は9万9750円。

 ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)といった次世代自動車の、性能向上とコスト削減を図るための主要部材27品目と、材料22品目を調査した。

 これによると、2011年HV/PHV/EVの生産台数は日本93万台、世界121万台。今後もHVは年率20%で拡大し、2020年にはPHV179万台、EV145万台、FCV1万台と推測。2020年の世界の4輪生産台数1億992万台の9.2%を占めるとしている。

 この成長に合わせ、リチウムイオン二次電池、モータ、インバータ、高圧電線、燃料電池、充電器などの主要部材と、放熱/蓄熱部品・部材を合わせた27品目も、2020年には1兆7059億円(2010年比26.7倍)に成長する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110621-00000059-impress-ind

2011/06/21 売電量は買電量の約12倍! 大阪ガスが省エネ住宅の節電効果を公表(産経新聞)

 大阪ガスは21日、家庭用燃料電池を使ったガスコージェネレーション(熱電併給)システムと太陽電池、蓄電池を組み合わせた奈良県王寺町の省エネルギー住宅「スマートエネルギーハウス」で、積水ハウスと共同で進めている居住実験の途中結果を発表した。

 太陽光発電などによって関西電力に販売した電力量(売電量)が居住開始から4カ月平均で、関西電力から購入した電力量(買電量)の約12倍に上るとの節電効果が実証されたという。

 実験は2月に開始。2階建て、延べ床面積約140平方メートルの住宅に大ガス社員の3人世帯が生活している。出力約5キロワットの太陽光発電、出力700ワットの燃料電池などを組み合わせた結果、2〜5月の月間平均売電量は約450キロワット時(電力に時間を積算した量)で、買電量36キロワット時の約12倍に上ったことがわかった。

 実験は平成26年3月まで行う予定。大ガスは27年以降の商品化を目指している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110621-00000609-san-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●水素及び燃料電池技術諮問委員会、2010年次報告書を発表(2011年04月01日)

 水素及び燃料電池技術諮問委員会(Hydrogen and Fuel Cell Technical Advisory Committee:HTAC)は、「2010水素及び燃料電池の商用化と技術展開」と題した年次報告書を発表した。8ページの報告書であるが、これには、水素及び燃料電池に関する技術や幾つかの適応分野への取り組みが述べられており、2010年時点でのアメリカの活動が一覧できる。
http://www1.eere.energy.gov/hydrogenandfuelcells/news_detail.html?news_id=16850
※↑報告書はここからダウンロードできる。
〔参考〕水素及び燃料電池技術諮問委員会(Hydrogen and Fuel Cell Technical Advisory Committee:HTAC)は、2005年のエネルギー政策法に基づいて創設された。ブッシュ政権の水素燃料イニシアティブを促進させるための機関であり、メンバーを見ると、この海外ニュースでもおなじみの会社名がぞろぞろ入っている。

 NEDO海外レポート NO.981, 2006.7.5 「エネルギー省長官、水素・燃料電池技術諮問委員会のメンバーを発表」に同委員会の詳しい情報がある。
www.nedo.go.jp/content/100106775.pdf

 さらに、2006年時点での米国の水素エネルギーに対する取り組みの報告書として、社団法人日本舶用工業会の「米国における新エネルギーを利用した動力機関に関する技術開発動向調査」(2007年3月)がある。水素燃料と燃料電池に関する技術と政策も含めた全体像とともに、船舶への燃料電池利用に重点を置いている245ページの報告書で、この中にも諮問委員会の記述がある。
www.jstra.jp/html/PDF/beikokuniokerushinenerugi-.pdf

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第2回国際燃料電池サマーセミナー2011【再掲】

 大学院生を中心とした若手研究者のサマーセミナーです。固体高分子形燃料電池に関する国内外の新進気鋭の研究者による招待講演、ポスター発表と少人数のグループディスカッションを設け、参加者の主体的な議論と交流の場を提供します。なお学生参加者にはポスター発表をお願いします。
◇日時:8月29日(月)?9月1日(木)
◇場所:小海リエックスホテル(長野県南佐久郡小海町松原湖高原)
     http://www.reex.co.jp/KOUMI/HOTEL/index.html
◇参加申込締切:7月1日(金)
◇予稿原稿締切:7月22日(金)
◇参加費(1、2、3の合計)
1.参加登録費:大学院生(修士・博士課程)5,000円

        一般若手研究者(企業研究員、博士研究員、助教など)19,000円2.宿泊費:23,000円
3.懇親会費:大学院生 4,000円
       一般若手研究者 8,000円
◇定員:70名(予定)
◇参加申込方法:下記本セミナーHPよりお申込み下さい。申し込みの際には、氏名、所

        属、連絡先(住所、TEL、E-mail)及びポスター題目をご記入下さい。
         http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/ifcss/
◇お問い合わせ:国際燃料電池サマーセミナー2011事務局

         山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター 犬飼潤治
          E-mail: ifcss-tr@yamanashi.ac.jp
◇主催:山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター・クリーンエネルギー研究センター
◇共催:NEDO、山梨県ほか

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