燃料電池ワールド Vol.943 (2011/06/21 10:42)

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□燃料電池ワールド Vol.943
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■2011年06月21日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 総会・記念講演会【再掲】

 7月22日(金)平成23年度の総会・記念講演会を開催します。

 今回の総会では、今年3月に実施し、韓国の政府機関、企業を訪問した「韓国水素産業調査団」の調査結果、2015年燃料電池普及開始に向けた今後の取り組み等についてご報告します。

 また、記念講演会では、戦略会議が進める社会実証「水素ハイウェイ」の一環として本年5月、日本初の「水素燃料電池スクーター」の実証が開始されたことを記念して、スズキ(株)開発本部 開発企画部 部長 真柴岳彦様から、水素燃料電池スクーターの開発、実証を進めるスズキ(株)の取り組みをご紹介いただきます。

 情報交換・懇親の場となる交流会とともに、是非、ご参加ください。
◇日時:7月22日(金)14:00〜18:00
◇場所:西鉄グランドホテル(福岡市中央区大名2-6-60 TEL(092)771-7171)
     アクセス http://www.grand-h.jp/access/
◇日程:
『福岡水素エネルギー戦略会議総会』 14:00〜15:00 《会場:プレジール(2階)》
  会長挨拶 黒木 啓介氏(新日本製鐵(株)取締役)
  知事挨拶 小川 洋氏(福岡県知事)
  来賓挨拶 九州経済産業局長、九州大学総長

  議事   戦略会議23年度事業計画、「韓国水素産業調査団」報告等『記念講演会』 15:10〜16:40
  記念講演1「燃料電池二輪車開発でのスズキの取組み」
    真柴 岳彦氏(スズキ株式会社開発本部開発企画部長)
  記念講演2 (調整中)
『交流会』 16:45〜18:00 《会場:鳳凰の間(2階)》
  ※当日、5,000円/人のご負担をお願いいたします。
■詳細・申込みはこちら http://www.f-suiso.jp/H23soukai.html

☆福岡水素エネルギー人材育成センター
●第13回技術者育成コース

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者を対象とした「技術者育成コース」を開催します。

 九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、水素関連技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。少人数で実施する実践的な実習が好評のコースです。

 今回から、新たに「高圧ガス保安法概論」と「水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)」の施設見学を追加します。
 みなさまのご参加をお待ちしています。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等

  *水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一
   定の知識を持った方向けの専門的な内容です
◇日程:7月12日(火)〜15日(金)4日間
◇会場:1日目 福岡県中小企業振興センター
    2日目(公財)水素エネルギー製品研究試験センター
    3、4日目 九州大学伊都キャンパス
◇定員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇締切:6月30日(木)
◇受講料:50,000円/人(交流会費3,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
  http://www.f-suiso.jp/13th_gijutusya.html
◇受講申込みはこちら(申込フォームが開きます)

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080908193159
●福岡水素エネルギー人材育成センター 平成23年度の開催予定

 今年度から、新たに「経営者(燃料電池自動車)コース」を追加。
 従来の「高度人材育成コース」も近日募集開始!
◇平成23年度の開催予定はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
 http://www.f-suiso.jp/jinzai.html

■2011年06月20日のWEB LINK NEWS
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2011/06/20 東京ガスの「エネファーム」自己負担150万円でも2か月待ち(NEWS ポストセブン)

 〈このたびの福島第一原子力発電所の事故により、お客さまに大変なご迷惑とご心配をおかけしていることを、心より深くお詫び申し上げます〉

 これはいわゆる詫び状ではない。東京電力が電気料金の支払いを遅滞している利用者に宛てた電気料金の請求書に含まれる一節、である。いまや東電は未払い顧客に対してまで平身低頭しなければならないほど萎縮している。

 そんな東電を尻目に、ここにきて勢いを増しているのが東京ガスである。

 同社では、各家庭のガス機器の保安点検や検針、営業活動などを一手に担う地域会社「東京ガスライフバル」をエリア毎に展開している。東京西部エリアの営業マンは興奮気味に話す。

 「震災後、『エネファーム』の問い合わせが殺到し、正直、生産が追いつかないほど。3月末に申し込んだお客さまにもようやく5月に導入できたくらい。いま申し込んでも、1
〜2か月待ちは覚悟していただかないといけない状況なんです」

 東京ガスをはじめガス各社で販売する「エネファーム」とは、都市ガスやLPガスなどから取り出した水素と空気中の酸素を反応させて発電する仕組みの家庭用燃料電池で、発電時に発生する排熱を給湯や暖房にも回せるシステムだ(1階屋外にスペースが確保できる戸建て住宅のみ設置可能)。それゆえ価格も決して安くはない。

 2009年5月の発売当初は346万5000円、現行機種でも276万1500円。国の補助金制度で最大105万円までの補助金が受けられるようになっているが、値引きなどを考慮しても自己負担額は150万円程度にのぼる。にもかかわらず、原発事故がもたらした電力不足に対する不安から引き合いが相次ぎ、東京ガス本社でも「問い合わせは震災前の10倍くらいまで増えた」(同社広報部)という。
 ※週刊ポスト2011年7月1日号
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110620-00000014-pseven-pol

2011/06/20 パナソニックの今期営業益は3年ぶり減へ、上期の震災影響を織り込み(ロイター)

 [東京 20日 ロイター] パナソニック<6752.T>は20日、東日本大震災の影響で開示を見送っていた2012年3月期の連結業績予想(米国会計基準)を発表した。

 それによると、営業利益は3年ぶり減益で、前期比11.5%減の2700億円。震災を受けて、デジタル製品の供給減やカーエレクトロニクス製品などの販売減による上半期の落ち込みが響く。

 この一方で復興需要として、LED照明、乾電池、太陽光発電システム、燃料電池、住宅関連製品の販売の伸びも想定しており、営業利益に500億円のプラス要因になるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110620-00000905-reu-bus_all
※写真あり

2011/06/20 ゴードン・マレー、新世代バットモービルをデザイン(レスポンス)

 米国の人気コミックで、映画化もされている『バットマン』シリーズ。その中に登場する「バットモービル」が、新しく生まれ変わった。

 これは、英国で開催される「バットマンライブ・ワールドアリーナツアー」に合わせて製作されたもの。デザインを担当したのは、マクラーレン『F1』を手がけたことで知られるカーデザイナー、ゴードン・マレー氏だ。

 新世代バットモービルのデザインは、F1マシンがモチーフ。オールカーボンファイバー製で空力性能を追求したボディや、怪しい光を放つホイールが目を引く。このホイールはバーチャルデザインだが、LEDを使うことで、ステージ上でも走行しているように見える効果を生んでいる。

 パワーユニットも未来的で、水素による燃料電池で駆動するという想定。レーザーブラスターやレーダー探知をかわすステルス技術も導入されているという。

 この新世代バットモービル、「実現するとしたら、20年ぐらい先」というのが、ゴードン・マレー氏のコメントだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110620-00000030-rps-ind
※写真あり

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●フュエルセル・エナジー社、燃料ガスに関する2つの下請け契約を受注(2011年04月12日)

 フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy)は、合計170万ドルの2つの下請け契約を受注した。

 ひとつは、食品加工や農業、汚水処理場などから出るバイオガスを、再生可能なバイオガスとして使えるように脱硫する技術を検証するもので、バイオガスを燃料とする燃料電池のコストを引き下げることが目的である。同社は20MWのバイオガス燃料の燃料電池発電プラントを所有している。この契約はエネルギー省によるもので、元請けはTDAリサーチ社(TDA Research, Inc.)である。

 今ひとつは環境保護庁からで、大気中に二酸化炭素を戻さない技術に関するもの。精油所やパルプ、製紙工場などの産業で操業時に排出されるガスは二酸化炭素を含んでいるが、燃料電池の燃料となる。燃料電池は酸素を大気中から得ているが、大気の代わりに燃料ガスから二酸化炭素を分離、捕捉して消費することで、二酸化炭素削減のコストを下げられないだろうか、という燃料電池「ダイレクト・フュエルセルズ(Direct FuelCells〓:DFC〓)」の有効性を実証することが目的である。燃料電池の新しい可能性を探るものだ、と同社は説明している。
http://fcel.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=568335

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第2回国際燃料電池サマーセミナー2011【再掲】

 大学院生を中心とした若手研究者のサマーセミナーです。固体高分子形燃料電池に関する国内外の新進気鋭の研究者による招待講演、ポスター発表と少人数のグループディスカッションを設け、参加者の主体的な議論と交流の場を提供します。なお学生参加者にはポスター発表をお願いします。
◇日時:8月29日(月)?9月1日(木)
◇場所:小海リエックスホテル(長野県南佐久郡小海町松原湖高原)
     http://www.reex.co.jp/KOUMI/HOTEL/index.html
◇参加申込締切:7月1日(金)
◇予稿原稿締切:7月22日(金)
◇参加費(1、2、3の合計)
1.参加登録費:大学院生(修士・博士課程)5,000円

        一般若手研究者(企業研究員、博士研究員、助教など)19,000円2.宿泊費:23,000円
3.懇親会費:大学院生 4,000円
       一般若手研究者 8,000円
◇定員:70名(予定)
◇参加申込方法:下記本セミナーHPよりお申込み下さい。申し込みの際には、氏名、所

        属、連絡先(住所、TEL、E-mail)及びポスター題目をご記入下さい。
         http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/ifcss/
◇お問い合わせ:国際燃料電池サマーセミナー2011事務局

         山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター 犬飼潤治
          E-mail: ifcss-tr@yamanashi.ac.jp
◇主催:山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター・クリーンエネルギー研究センター
◇共催:NEDO、山梨県ほか

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