燃料電池ワールド Vol.931 (2011/06/03 08:50)

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□燃料電池ワールド Vol.931
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■2011年06月03日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年06月02日のWEB LINK NEWS
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2011/06/02 燃料電池車で世界一周達成=125日間、3万キロ走破―独ダイムラー(時事通信)

 【フランクフルト時事】ドイツ自動車大手ダイムラーの燃料電池車「Bクラス・Fセル」3台が1日、125日間での世界一周を達成し、シュツットガルトの同社本社に帰還した。途中で事故に遭うトラブルもあったものの、計画通り欧州各国や米国、中国など14カ国、計3万キロ超を走破。同社は「燃料電池車の有用性を示せた」としている。

 燃料電池車は、水素と酸素の化学反応で得た電気で走る車。水素を補給できる施設はまだ少ないため、今回は補給車が同行した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110602-00000029-jij-int
写真は、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110602-00000011-jijp-bus_all.view-000

2011/06/02 東日本大震災:県復興計画原案、全戸に太陽光発電 漁港、農地を大規模化 /宮城(毎日新聞)

 東日本大震災からの復興策をまとめた「県震災復興計画」の原案で、県は居住地の高台移転や水産業の協業化や民間参入、農業の集約化を明確に打ち出した。復興住宅の全戸への太陽光発電装置の整備など、有識者による県震災復興会議での提案も盛り込んだ。

 自然エネルギーの導入にも積極的な姿勢を示し「エコタウン」の形成を掲げた。県震災復興会議で小宮山宏・三菱総合研究所理事長が提案した太陽光発電設備の整備のほか、燃料電池や蓄電池を備えた「エネルギーハウス」の普及促進を図る。

 県は同会議の意見を反映させ、8月までに最終案を策定し、9月定例県議会に提案する方針。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110602-00000021-mailo-l04

2011/06/02 大ガス、原発半基分の省電力化 12年度末までに(京都新聞)

 大阪ガスは2日、ガスコージェネレーション(熱電併給)の設置やガス空調の活用などを進め、2012年度末までに新たに原発約半基分に当たる約44万キロワット分を省電力化できる、との見通しを明らかにした。

 ガスコージェネはガスを使ってエンジンや燃料電池で発電し、排熱も給湯などに利用するシステム。12年度末までに▽ガスコージェネの稼働率向上や新規設置▽更新時期を迎えた電気式空調をガス式空調へ置き換え▽ガス工業炉やガス厨房(ちゅうぼう)機器の活用?などを進め、ピーク時の電力負荷を減らす。

 すでに10年度末までに、ガスコージェネやガス空調の普及、同社の発電設備による電力小売りなどで約660万キロワットの電力平準化につながったとしている。

 同社の家庭用顧客の2割が、ご飯を炊いたり、料理を温める際に電化製品からガスこんろに切り替えると、約7・8万キロワットの電力削減につながるとの試算も示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110602-00000031-kyt-l26

■海外ニュース
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<輸送>
●スズキのスクーター、欧州統一型式認証を取得(2011年03月09日)

 スズキの燃料電池スクーター「バーグマン・フュエルセル・スクーター(Burgman Fuel Cell Scooter)」は、欧州統一型式認証(Whole Vehicle Type Approval:WVTA)を取得した世界で最初の燃料電池搭載車両となった。搭載している燃料電池は、インテリジェント・エナジー社(Intelligent Energy)がスズキ(Suzuki Motor Corporation)と共同開発したもの。この認証によりバークマン・フュエルセル・スクーターは、EU域内で個別に検査や試験をすることなく公道を走ることができ、車両やその部品はEU全域で製造販売が認められる。
http://www.intelligent-energy.com/news_events_and_press/news/85/

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第2回国際燃料電池サマーセミナー2011【再掲】

 大学院生を中心とした若手研究者のサマーセミナーです。固体高分子形燃料電池に関する国内外の新進気鋭の研究者による招待講演、ポスター発表と少人数のグループディスカッションを設け、参加者の主体的な議論と交流の場を提供します。なお学生参加者にはポスター発表をお願いします。
◇日時:8月29日(月)?9月1日(木)
◇場所:小海リエックスホテル(長野県南佐久郡小海町松原湖高原)
     http://www.reex.co.jp/KOUMI/HOTEL/index.html
◇参加申込締切:7月1日(金)
◇予稿原稿締切:7月22日(金)
◇参加費(1、2、3の合計)
1.参加登録費:大学院生(修士・博士課程)5,000円

        一般若手研究者(企業研究員、博士研究員、助教など)19,000円2.宿泊費:23,000円
3.懇親会費:大学院生 4,000円
       一般若手研究者 8,000円
◇定員:70名(予定)
◇参加申込方法:下記本セミナーHPよりお申込み下さい。申し込みの際には、氏名、所

        属、連絡先(住所、TEL、E-mail)及びポスター題目をご記入下さい。
         http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/ifcss/
◇お問い合わせ:国際燃料電池サマーセミナー2011事務局

         山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター 犬飼潤治
          E-mail: ifcss-tr@yamanashi.ac.jp
◇主催:山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター・クリーンエネルギー研究センター
◇共催:NEDO、山梨県ほか

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