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□燃料電池ワールド Vol.932
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■2011年06月06日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■2011年06月03〜05日のWEB LINK NEWS
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2011/06/03 ダイムラー、水素ステーション20か所を増設へ ドイツ(レスポンス)
ダイムラーは、リンデグループと協力して今後3年間に水素充填ステーションをドイツ国内に20か所新設すると発表した。
ドイツ国内には現在、水素充填ステーションが30か所ある。
ダイムラーとリンデは、ドイツの南北、東西の軸に沿って水素充填インフラを整備していく方針。シュトゥットガルトやベルリン、ハンブルグなど、ドイツの主要都市に設置し、燃料電池車がドイツの主要都市を走行できるようインフラを整備する。2012年から開始する予定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110603-00000011-rps-bus_all
※写真あり
2011/06/03 次世代自動車・海水淡水化…知財推進計画を決定(読売新聞)
政府の知的財産戦略本部(本部長・菅首相)は3日、先端産業分野での国際競争力の向上や、東日本大震災で傷ついた日本のブランド力の回復などを目指す「知的財産推進計画2011」を決定した。
世界的にビジネスチャンスの拡大が見込める産業分野について、各府省が今後3〜4年の間に取り組む施策を工程表で示した。燃料電池車などの次世代自動車や、海水の淡水化といった水処理などを取り上げ、国際的な技術標準を日本主導で確立することを目指す。
大震災対応では、日本の食や文化、観光に関する情報発信を強化し、イメージの回復を図る。具体的には、海外で日本の情報をブログなどで発信している人たちのネットワーク化を進めることなどを打ち出した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110603-00000813-yom-pol
2011/06/05 バイオコーク技研 どこでも採取可能な原料技術活用で水素発電 被災地向け電源装置で実用化に弾み(産経新聞)
バイオベンチャーのバイオコーク技研(東京都港区)は、手に入りやすい水素を使って発電する新タイプの電源装置の実用化にめどをつけた。海水に含まれ豆腐づくりにも使われるにがりの成分と、地中の鉱物を組み合わせた水素貯蔵材料を活用。水素貯蔵材料から取り出した水素と、空気中の酸素を反応させて電気を生み出す。非常用電源装置として商品化し、東日本大震災の被災地などでの活用を見込む。
使用する水素貯蔵材料は、にがり成分の塩化マグネシウムと土の中にあるドロマイトと呼ばれる鉱物を組み合わせた水素化マグネシウムという化合物。これに水を加えると、水素が大量に発生し、それを酸素と化学反応させて発電する。
水素と酸素から電気を生み出す仕組みは燃料電池と同じだ。
同社によると、1グラムの水素貯蔵材料に水を加えると、約1.8リットルの水素が発生し、2〜3ワットの明るさのLEDランプを1時間程度点灯できる電気が得られるという。
同社は、出力100ワットの非常用電源装置を近く発売する計画。本体に50グラムの水素貯蔵材料と300ミリリットルの水を充填(じゅうてん)したカートリッジを取り付ける。1本のカートリッジで、10ワットのLED電球を10時間点灯できる。携帯電話の充電やパソコンの電源などにも使える。
装置には補助電源として二次電池を搭載し、カートリッジを外してもしばらくは電力供給が継続する。上杉浩之社長は「量産時点で10万円以内に収めたい」と話している。
同社は来春をめどに平均的な戸建て住宅の1日分の電力をまかなえる3キロワットタイプの装置の発売も計画している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110605-00000517-san-bus_all
※写真あり
■海外ニュース
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<輸送>
●ホンダ、プラグインFCXクラリティを発表(2011年04月20日)
ホンダは、外部出力が可能な電源機能を備えた燃料電池自動車「FCXクラリティ(FCX Clarity)」を2012年3月31日までに発表する計画を進めている。この新たな取り組みは、埼玉県と共同で行っているホンダの次世代パーソナルモビリティ電気自動車実証実験の一環であり、ホンダは、一般家庭およそ2世帯分で使う電力に相当する10kWまたはそれ以上の外部出力ができる電源機能を持ったFCXクラリティ燃料電池電気自動車を準備する
http://world.honda.com/news/2011/c110420Solar-Hydrogen-Station/index.html
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第2回国際燃料電池サマーセミナー2011【再掲】
大学院生を中心とした若手研究者のサマーセミナーです。固体高分子形燃料電池に関する国内外の新進気鋭の研究者による招待講演、ポスター発表と少人数のグループディスカッションを設け、参加者の主体的な議論と交流の場を提供します。なお学生参加者にはポスター発表をお願いします。
◇日時:8月29日(月)?9月1日(木)
◇場所:小海リエックスホテル(長野県南佐久郡小海町松原湖高原)
http://www.reex.co.jp/KOUMI/HOTEL/index.html
◇参加申込締切:7月1日(金)
◇予稿原稿締切:7月22日(金)
◇参加費(1、2、3の合計)
1.参加登録費:大学院生(修士・博士課程)5,000円
一般若手研究者(企業研究員、博士研究員、助教など)19,000円2.宿泊費:23,000円
3.懇親会費:大学院生 4,000円
一般若手研究者 8,000円
◇定員:70名(予定)
◇参加申込方法:下記本セミナーHPよりお申込み下さい。申し込みの際には、氏名、所
属、連絡先(住所、TEL、E-mail)及びポスター題目をご記入下さい。
http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/ifcss/
◇お問い合わせ:国際燃料電池サマーセミナー2011事務局
山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター 犬飼潤治
E-mail: ifcss-tr@yamanashi.ac.jp
◇主催:山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター・クリーンエネルギー研究センター
◇共催:NEDO、山梨県ほか
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