燃料電池ワールド Vol.926 (2011/05/26 10:32)

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□燃料電池ワールド Vol.926
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■2011年05月26日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年05月25日のWEB LINK NEWS
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2011/05/25 量産化すればカートリッジは1個200円に? 次世代電池は燃料電池かソーラーか?(DIGITAL DIM)

 燃料電池は大型、というイメージがあるが、『AF?M3000』は手のひらサイズで、重さ128g。
 ここまで小型化できた秘密は?
「燃料電池は水素と酸素の化学反応で発電しています。従来のシステムでは、水素を溜めておくために水素ボンベなどが必要でした。本機は、水素発生剤と水によって、"その場で水素を作り出す方式"により小型化に成功しました」(アクアフェアリーCTO・石坂 整氏)

 燃料カートリッジは密閉状態で10年間保管可能。量産すればカートリッジは1個200円、本体も1万円以下にできるという。

 これに対して、太陽電池はソーラーパネルで発電した電気を充電池に溜めて使う。充電時間を短くするには大面積のパネルが必要になるのが悩みの種だった。現在は高効率のパネルを使えば、1時間太陽に当てて『iPhone』の連続通話40分ぶんまで充電可能になった。
 どちらも、ブレークまであと一歩。期待大の次世代電池である。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110525-00000001-dime-ent
※写真あり

2011/05/25 プロトン性セラミック燃料電池、韓国政府支援事業へ(聯合ニュース)

 【ソウル25日聯合ニュース】韓国の教育科学技術部は25日、クリーン技術の融合研究産業に関することしの支援事業として、プロトン性セラミック燃料電池(PCFC)の技術開発を選定したと発表した。

 同部ではクリーン技術の開発に必要な基盤技術の研究や専門家の育成に向け、4年間にわたり最大で20億ウォン(約1億4895万円)を毎年支援している。

 「プロトン」は水素原子がイオン化した物質を意味する。従来のセラミック燃料電池(SOFC)は酸素イオンを活用するが、プロトン性セラミック燃料電池は水素イオンを使うため、作動温度は低く、性能ははるかに高いとされている。

 SOFCは800度以上の高温で機能する短所があるため、国内外の研究者や企業は20年間商用化研究を行ってきたが、安全性や経済性の確保が課題となっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110525-00000026-yonh-kr

2011/05/25 福島第一原発、メルトスルーの可能性も(TBS系(JNN))

 また、すでに1号機についても新たに分かったことがあります。それは「水素の量」です。水素実験の映像。小さな車のバッテリーから出るわずかな水素の反応で、これだけの爆発となります。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110525-00000002-jnn-soci
※水素爆発の実験映像があります。

■海外ニュース
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<定置用電源>
●クリアエッジ社、韓国ガス安全公社の認証を獲得(2011年03月30日)

 クリアエッジ・パワー社(ClearEdge Power)は、5kW級高温型陽子交換膜型燃料電池(high temperature proton exchange membrane fuel cell、日本では固体高分子型)に対する韓国ガス安全公社(Korean Gas Safety Corporation:KGS)の国際安全認証を与えられた初めての燃料電池メーカーとなった。この認証を受けることは、韓国で燃料電池の市販を行うのに必須の事項であり、そしてまた、中国や日本、タイ、香港、シンガポール、オーストラリア、ヨーロッパの一部を含むアジアの隅々で認知されることでもある。この認証は、LS電産社(LS Industrial Systems)との4000万ドルの販売契約に基づくもの。
http://www.businesswire.com/news/home/20110330005455/en/American-Fuel-Cell-Manufacturer-ClearEdge-Power-Kind

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【再掲】
●第11回経営者コース

 水素・燃料電池の基礎から定置用燃料電池分野への参入のために求められること、国内外のビジネス動向までを一流の講師陣が具体的、かつ丁寧に解説します。

 施設見学では、普及が進む家庭用燃料電池エネファーム、2015年の市場化を待つ燃料電池自動車、九州大学水素ステーションをご覧いただきます。
 交流会と併せて、情報収集・人脈形成にご活用ください!!
◇対象:水素関連分野への新規参入を目指す企業の経営幹部等
◇日程:6月2日(木)12:50〜17:10
◇会場:九州大学伊都キャンパス (福岡市西区元岡744番地)
◇定員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇締切:5月20日(金)
◇受講料:3000円/人(交流会費2,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
 http://www.f-suiso.jp/11th_keieisha.html
◇受講申込みはこちら(申込フォームが開きます)

 https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20110408095321
●福岡水素エネルギー人材育成センター 平成23年度の開催予定
今年度から、新たに「経営者(燃料電池自動車)コース」を追加。従来の「経営者コース」「技術者育成コース」「高度人材育成コース」も新たなカリキュラムを加えて開催します!
◇平成23年度の開催予定はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
 http://www.f-suiso.jp/jinzai.html

☆第2回国際燃料電池サマーセミナー2011【再掲】

 大学院生を中心とした若手研究者のサマーセミナーです。固体高分子形燃料電池に関する国内外の新進気鋭の研究者による招待講演、ポスター発表と少人数のグループディスカッションを設け、参加者の主体的な議論と交流の場を提供します。なお学生参加者にはポスター発表をお願いします。
◇日時:8月29日(月)?9月1日(木)
◇場所:小海リエックスホテル(長野県南佐久郡小海町松原湖高原)
     http://www.reex.co.jp/KOUMI/HOTEL/index.html
◇参加申込締切:7月1日(金)
◇予稿原稿締切:7月22日(金)
◇参加費(1、2、3の合計)
1.参加登録費:大学院生(修士・博士課程)5,000円

        一般若手研究者(企業研究員、博士研究員、助教など)19,000円2.宿泊費:23,000円
3.懇親会費:8,000円
◇定員:70名(予定)
◇参加申込方法:下記本セミナーHPよりお申込み下さい。申し込みの際には、氏名、所

        属、連絡先(住所、TEL、E-mail)及びポスター題目をご記入下さい。
         http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/ifcss/
◇お問い合わせ:国際燃料電池サマーセミナー2011事務局

         山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター 犬飼潤治
          E-mail: ifcss-tr@yamanashi.ac.jp
◇主催:山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター・クリーンエネルギー研究センター
◇共催:NEDO、山梨県ほか

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