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□燃料電池ワールド Vol.874
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■2011年03月07日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
※前号(03月04日発行)の発刊号数を「Vol.872」としてしまいましたが間違いで、「Vol.873」が正しい号数です。
■燃料電池関連イベント
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☆大阪科学技術センター 燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会
第200回記念講演会「ここから始まるスマート技術と分散電源」
http://www.ostec-tec.info/08/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=24
◇開催日:3月17日(木)
◇時 間:13:00?17:30(講演会)、17:30?(交流会)
◇場 所:大阪科学技術センタービル 大ホール
◇講演会参加費:
協賛団体会員は(大学・公的研究機関)5000円、(企業)1万円、それ以外の一般参加の方は1万5000円 (燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会会員は無料)
◇交流会参加費:5000円(燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会会員は無料)
◇定 員:200名
◇プログラム:
【講演会】進行:稲葉稔氏(同志社大学教授、燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会代表)1、講演「(国内外のスマートコミュニティの話)」
諸住 哲氏((独)新エネルギー・産業技術総合開発機構スマートコミュニティ部主任研究員)(予定)
2、講演「(スマートグリッド海外の状況を中心に)」
山内 朗氏(野村総合研究所事業戦略コンサルティング1部上級コンサルタント)3、講演「燃料電池・太陽電池・蓄電池を活用したスマートエネルギーハウスの開発について」
団栗知男氏(大阪ガス(株)エンジニアリング部スマートエネルギーハウス推進室室長)4、講演「家庭用エネルギーマネージメントシステムについて」
品川幹夫氏(パナソニック電工(株)先行技術開発研究所サスティナブルエネルギー研究室室長)
5、総合討議「スマートグリッド時代に求められる燃料電池とは」
【交流会】17:30(講演会終了後)? B102号室
◇申し込み:
http://www.ostec-tec.info/08/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=24
◇主 催:大阪科学技術センター 燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会
◇協 賛:(社)化学工学会関西支部、(社)化学工学会エネルギー部会、(社)近畿化学協会、(社)電気化学会関西支部、(社)電気化学会電池技術委員会、(社)日本電機工業会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会
☆FC FESTA 2011 ビジネスミーティング in 関西
http://www.fc-festa.jp/
昨年度「FC FESTA 2009 in 大阪」に引き続き、大阪科学技術センターでは燃料電池に関するセミナーやニーズ発表会等が行われる「FC FESTA 2011 ビジネスミーティング in 関西」を開催します!!
燃料電池の最新技術開発動向を紹介するセミナー、エネファーム技術開発に関するニーズ発表会に是非ご参加ください。
◇会 期:3月24日(木) セミナー 13:30?18:00
3月25日(金) ニーズ発表会 10:00?13:00
◇会 場:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)(大阪市北区中之島5丁目3番51号)
◇参加料:無料
◇定 員:セミナー300名、追加200名(中継)
ニーズ発表会150名
注)セミナーは2月4日定員に達し、締め切りましたが、新たに会場を確保し、追加受付を開始しました。
◇セミナー内容
1、「燃料電池に関する政府の取組み」
飯田健太氏(経済産業省資源エネルギー庁新エネルギー対策課燃料電池推進室室長)2、「トヨタ自動車における燃料電池自動車開発の現状と今後の展望」
大仲英巳氏(トヨタ自動車(株)FC開発部担当部長)
3、「水素エネルギーシステムの普及に向けた課題と取り組み」
斎藤健一郎氏(JX日鉱日石エネルギー(株)研究開発本部研究開発企画部副部長)4、「大阪ガスにおける家庭用燃料電池の普及拡大に向けた取り組み」
池内信司氏(大阪ガス(株)リビング事業部計画部燃料電池推進チームマネジャー)5、「パナソニックにおけるエネファームの最新開発状況?普及拡大に向けた取り組み?」
清水俊克氏(パナソニック(株)理事、ホームアプライアンス社燃料電池プロジェクトプロジェクトリーダー)
6、パネルディスカッション「燃料電池・水素エネルギーのローカル・グローバル普及戦略」
◇申し込み:http://www.fc-festa.jp/
◇問い合わせ:財団法人大阪科学技術センター技術・情報振興部内
「FC FESTA」事務局 TEL:06-6443-5322 FAX:06-6443-5319
メールアドレス:fc-osaka@ostec.or.jp
◇主 催:経済産業省資源エネルギー庁、おおさかFCV推進会議、(財)大阪科学技術センター
■2011年03月04〜06日のWEB LINK NEWS
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2011/03/04 <電気自動車>ベンツ「スマートEV」を借りた 長距離ドライブに挑戦(毎日新聞)
◇初めて見る「5%」
埼玉の自宅から130キロ余り離れた神奈川・小田原に向かっている。お世話になった小田原支局の先輩記者に会うために、横浜に住む後輩と出かけた。車を持ったらドライブしてみたい、という欲求を電気自動車で試してみようというわけだ。
◇JAFはレッカー移動
◇「手違いで鍵を」
◇むき出しのコードが心配
◇ドイツでは
電気自動車で遠出ができるかという挑戦。できないことはないが、充電地点を確認しておくべきだろう。複数ピックアップしておいてもハプニングは起こる。
メルセデス・ベンツ日本コンセプト製品課の小西大介さんによると、ドイツでは、遠出する場合は燃料電池車、市内など小回りのきく場所で電気自動車を勧めているという。
◇結局、電気代は
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110304-00000027-maiall-bus_all
※写真あり
2011/03/04 【NewsBrief】電気自動車は選択肢の一つ=フォード会長(ウォール・ストリート・ジャーナル)
米自動車大手フォードのウィリアム・フォード会長は3日、ウォール・ストリート・ジャーナルがカリフォルニア州サンタバーバラで主催した環境経済会合で、電気自動車への投資に関してヘッジをかけていると語った。需要が不透明であり、今後ほかの技術が実現可能であることが判明するかもしれないためだという。
同社「フォーカス」の電気自動車版は来年発売の予定。日産自動車や米ゼネラル・モーターズは既に電気自動車を発売している。
同会長は「電気に投資を集中している」としながらも、「どの技術が勝つかまだわからない。引き続き水素にも投資している。バイオ燃料にもだ」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110304-00000003-wsj-bus_all
2011/03/05 【FC EXPO11】岩谷産業の水素自転車に来場者注目(レスポンス)
カセットコンロなどを販売する岩谷産業は、東京ビッグサイトで開催された「FC EXPO2011」(国際水素・燃料電池展)に水素自転車『hydrogen Bicycle』を出展した。
この自転車は電動アシスト自転車の燃料電池版。後部のキャリア部分にカートリッジ式の水素タンクを装着し、その水素をエネルギー源にして発電、モーターでアシストを行うというものだ。25km/hまでアシストする。
同社はこれまでにも同展に水素自転車を展示してきたが、今回は二輪ではなく三輪車。「安定性を高めるために三輪構造にした」そうだ。そのほかにも、出力を安定させるためにカートリッジ部分の改良も行った。
すでに、福岡県北九州市と佐賀県玄海町の2つの自治体でそれぞれ2台ずつ活躍中で、評判もいいとのこと。特にイベントでは人気を呼び、自転車の回りには多くの人が集まってくるという。今回の展示会でも次々に来場者がやって来て、自転車について質問をしていた。しかし、価格が数百万円と聞くと、ため息を漏らす人も少なくなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110305-00000001-rps-bus_all
※写真あり
2011/03/05 【FC EXPO11】モバイル機器充電用の小型燃料電池、4月発売(レスポンス)
東京ビッグサイトで開催された「FC EXPO2011」(国際水素・燃料電池展)には、さまざまな燃料電池関連の商品が展示された。なかでも画期的だったのが、モバイル機器充電用の小型燃料電池「AF-M3000」だ。
同製品は京都のベンチャー企業、アクアフェアリーが開発したもので、手のひらサイズという大きさだ。重量は128g。水素化カルシウムと水を反応させて水素をつくり、電力を生み出す。
最大出力は2.5W以上、出力電力5.2V。水素化カリウムはカートリッジ式になっていて、一つにつき約90分充電できる。「普通の充電器だと、フル充電にするのに数時間かかりますが、これならカートリッジを変えるだけで済みます。使いたいときにすぐ使えるわけです」と同社関係者。
4月から発売する予定で、価格は2万6250円。カートリッジは5個で2625円。すでに引き合いも多く、受注も数件あったとのこと。「今はほとんど手づくりという状態なので、価格も高いかも知れませんが、今後注文が増え、量産化できるようになれば、1万円以下で販売できると思います」と同社関係者は話していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110305-00000002-rps-bus_all
※写真あり
2011/03/05 家庭のエネルギーを考え直す(オルタナ)
日本全体のCO2排出量の4分の1近くが家庭からの排出である。家庭内のエネルギー消費を考えようと、シンポジウム「家庭のエネルギーを考え直そう」が3月4日に都内で開催された。
国立環境研究所の「日本の部門別二酸化炭素排出量(間接排出量)」(08年)によると、家庭からのCO2排出量は、1億7100万トンで全体の14.1%。自家用の自動車を加えると、家庭からの排出量は約20%になる。
一般家庭の消費エネルギー割合は、給湯が30%、暖房が22%、厨房が9%(08エネルギー・経済統計要覧)なので、電気だけでなく、「熱分野」での省エネの取り組みは重要だ。
そこで、大阪ガスは、「スマートエネルギーハウス」の実現に向けて、2011年2月に居住実験を開始した。実験住宅には、燃料電池、太陽電池、リチウムイオン蓄電池を搭載し、CO2排出量差し引きゼロを目指す。太陽光発電とエネファームの「ダブル発電」を導入すれば、従来システムに比べてCO2排出量が、約63%削減可能になるという。
東京財団上席研究員の石川和男氏は、「日本は資源小国で、ガソリンは必ず高騰する。危機管理の上でも、『もったいない』という意識から、エネルギー消費について意識が高まれば」と述べた。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110305-00000301-alterna-soci
■海外ニュース
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<ポータブル/バックアップ電源>
●アダプティブ・マテリアルズ社、エレクトニクス・ホールディング社に買収される(2011年01月04日)
アダプティブ・マテリアルズ社(Adaptive Materials)は、英国で国際的な防衛・宇宙産業を手がけるウルトラ・エレクトロニクス・ホールディングス社(Ultra Electronics Holdings plc)によって買収された。ウルトラ・エレクトロニクス社は当面、2300万ドルを支払い、2013年末を目処にアダプティブ社の業績を評価することにしている。アダプティブ・マテリアルズ社はミシガン州アナーバーの工場で、プロパンを燃料とする固体酸化物型燃料電池(solid oxide fuel cell)の開発・製造を続ける予定である。
http://www.adaptivematerials.com/adaptive-materials-acquired-by-ultra-electronics
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆次世代汎用主力FCの座を目指して--固体酸化物形燃料電池「SOFC」の新展開【再掲】
http://www.nts-book.co.jp/seminar/03/s03.html
固体酸化物形燃料電池(SOFC)は、従来型SOFCの大型・高温連続運転で実用化されたことから、小型高効率性はじめ新規ニーズに合致すべく、高性能かつ汎用性を高めるための研究開発が活発に進められています。特に、家庭用コジェネシステムなどへの適用を主な対象として、あるいは自動車など輸送機関への適用可能性の検討では、世界的にも大変期待が高まっています。
本セミナーでは、固体酸化物形燃料電池「SOFC」の新しい展開について、研究の第一線で開発に取り組む研究者・技術者が2日間にわたり現状から最新技術動向までを体系的に講演します。
◇日 時
1日目(Aコース)2011年3月8日(火) 9:50?16:40
2日目(Bコース)2011年3月9日(水) 9:30?16:45
◇会 場 ホテル機山館 地下会議室 <東京都文京区本郷4-37-20>
◇受講料 (A&Bコース)2日申込みの場合 71,820円(1人/税込み)
(AorBコース)1日申込みの場合 49,560円(1人/税込み)
◇プログラム概要
【1日目(3月8日)】
第1講 固体酸化物電解質形燃料電池の材料開発動向
石原 達己氏(九州大学大学院)
第2講 マイクロ固体酸化物型燃料電池の開発と実用化への課題
鈴木 俊男氏(産業技術総合研究所)
第3講 固体酸化型燃料電池用電極開発とシミュレーション解析
鹿園 直毅氏(東京大学生産技術研究所)
第4講 NTTにおける固体酸化物形燃料電池の開発
林 克也氏(日本電信電話)
第5講 SOFCの自動車・補助電源としての適用可能性
恩田 和夫氏(豊橋技術科学大学)
【2日目(3月9日)】
第6講 家庭用SOFCの革新技術と東京ガスのハイブリッドFC開発への取り組み
矢加部久孝氏(東京ガス)
第7講 耐久性向上へ向けたSOFCのセル・スタック温度および熱応力分布解析
中島 裕典氏(九州大学大学院)
第8講 アンモニアを燃料に用いたSOFC開発への取り組み
吉田 洋之氏(関西電力)
第9講 固体酸化物形燃料電池実証研究(NEDO)の取り組み
深江 守氏(新エネルギー・産業技術総合研究機構)
第10講 SOFCおよびPEFCにおける直接型燃料電池の研究開発動向と今後の展望
中川 紳好氏(群馬大学大学院)
第11講 燃料電池の実用化ポテンシャルとその課題?SOFCを中心に?
水崎純一郎氏(東北大学多元物質科学研究所)
◇詳細・申し込み http://www.nts-book.co.jp/seminar/03/s03.html
◇主 催 株式会社エヌ・ティー・エス http://www.nts-book.co.jp/
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■メルマガ「燃料電池ワールド」
□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
□連絡先:pemdream@gmail.com
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