燃料電池ワールド Vol.859 (2011/02/10 10:14)

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□燃料電池ワールド Vol.859
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■2011年02月10日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆水素貯蔵材料フォーラム2011【再掲】
 http://unit.aist.go.jp/energy/hydro-star/hsforum2011.html

 燃料電池自動車と水素スタンドの商用化を2015年に開始する事を目指して研究開発が急ピッチで進められています。しかし、水素の貯蔵輸送に関しては、未だに課題が多く残されています。

 水素貯蔵材料は、コンパクトに水素を輸送貯蔵できるため、注目されていますが、重量、作動温度、耐久性等で改善が必要とされています。そこで、水素貯蔵材料の現状を把握すると共に将来の展望を描くために「水素貯蔵材料フォーラム2011」を開催することにいたしました。
◇日 時:3月1日(木)13:00?17:00
◇場 所:東京国際交流館 国際交流会議場(東京都江東区青海2-2-1)
     http://www.tiec.jasso.go.jp/info/map.html
◇参加費:無料
◇定 員:250名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「水素貯蔵材料に関わるNEDO事業の推進について」(仮題)

 細井敬氏((独)NEDO技術開発機構新エネルギー部燃料電池・水素グループ)「水素貯蔵材料先端基盤研究事業の最新状況」(仮題)

 秋葉悦男氏((独)産業技術総合研究所エネルギー技術研究部門客員研究員(プロジェクトリーダー))
「水素貯蔵材料に期待するもの」(仮題)
 広瀬雄彦氏(トヨタ自動車株式会社)
「水素の配送の現状と将来」(仮題)
 小堀良浩氏(JX日鉱日石株式会社)
「ハイブリッドタンクの開発と課題」(仮題)
 角掛繁氏(日本重化学工業株式会社)
「水素貯蔵材料開発と中性子散乱」

 大友季哉氏(高エネルギー加速器研究機構教授 (プロジェクトサブリーダー))【パネルディスカッション】
・司会:秋葉悦男氏((独)産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 客員研究員(プロジェクトリーダー))
・パネリスト:(8名 五十音順)
 経済産業省資源エネルギー庁燃料電池推進室

 岡崎健氏(東京工業大学大学院教授(前水素エネルギー協会会長))
 尾上清明氏(九州大学大学院特任教授)
 小堀良浩氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社)
 坂口順一氏(千代田化工建設株式会社)
 阪口善樹氏(サムテック株式会社)
 広瀬雄彦氏(トヨタ自動車株式会社)
 細井敬氏((独)NEDO技術開発機構新エネルギー部)
◇申し込み:http://unit.aist.go.jp/energy/hydro-star/hsforum/regist.html
◇お問い合わせ:独立行政法人産業技術総合研究所水素貯蔵材料先端基盤研究事業(HYDRO★STAR)推進室(担当窓口:延島)
   TEL/FAX:029-861-4476
   E-mail:hydro-star@m.aist.go.jp
◇主 催:独立行政法人産業技術総合研究所、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

■2011年02月09日のWEB LINK NEWS
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2011/02/09 余剰電力買取制度ってどれくらい儲かる?(web R25)

 一昔前まで、馴染みのなかった自家発電。最近では、お湯を沸かすときの熱で発電する熱電併給システムや、ガスを化学反応させて電気と熱を発生させる燃料電池などの新しい発電技術が身近に存在しています。

 だけど、電気って、いくらで買い取ってくれるんでしょうか? 経済産業省 資源エネルギー庁 再生可能エネルギー推進室に問い合わせてみました。
「住宅用の太陽光発電システムで、平成23年3月31日までに電力会社へ買取り契約を申し込んでいる場合は1kWh48円で売ることができます。例えば、一般家庭に多く普及している出力4kWの太陽光発電システムの場合、1日に発電される電力は、11kWhほど。その内の4割が消費電力になるので、単純計算すると1日あたりの余剰電力は約7kWhになります」(再生可能エネルギー推進室 担当者)

 では、肝心の設置費用は、どれくらいかかるんでしょうか。太陽光発電システムの販売・施行を手がける徳屋の水流添卓さんに聞いてみました。
「うちの場合、1kWの太陽光発電システムの初期費用は55万?65万円くらいです。補助金制度を利用すれば、1kW当たり、国から7万円、都内在住なら10万円の手当てが出ます。補助金を出す市町村もあるので、それらの制度を上手く活用し、なおかつ発電に適した環境なら10?13年くらいで初期費用の採算をとれる計算になります」(水流添さん)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110209-00000012-rnijugo-ent

2011/02/09 環境にやさしい駅づくり:中央線四ツ谷駅、改良工事着手へ--第1弾 /東京(毎日新聞)

 JR東日本は8日、環境にやさしい駅づくりの第1弾として中央線四ツ谷駅をモデル駅に指定し、近く改良工事に着手すると発表した。

 ホームやコンコースにLED照明を導入、事務室に家庭用燃料電池や駅舎屋上に太陽光発電パネル、節水トイレを設置し、一般家庭の38世帯分に相当する年間189トンのCO2を削減。緑豊かな江戸城外堀跡に合わせて線路脇の壁面を緑のシールで貼り、エコ情報表示板を付けるなど省エネ意識を喚起する。「エコステーション計画」は1支社に1駅を目標にしており、次回は京葉線海浜幕張駅を改良する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110209-00000012-mailo-l13

2011/02/09 東京ガスとパナソニックのエネファーム、発電効率高め70万円ダウン(レスポンス)

 東京ガスとパナソニックは、家庭用燃料電池「エネファーム」の新製品を共同開発した。新製品は、パナソニックが製造し、東京ガスが4月1日から発売する。

 新製品は、世界最高の定格発電効率37%以上の現行品よりも、発電効率を向上し、定格発電効率40%を実現した。また、発電を行なう燃料電池ユニットのシステム構成を簡素化するとともに、希少金属を使用して発電する燃料電池スタックなどの基幹部品を小型化することなどで、価格を現行品よりも約70万円安い276万1500円(工事費など別)に設定した。

 火力発電所による電気と、都市ガス給湯暖房機からの給湯・暖房を行なう方式と比べ、定格発電時にCO2排出量を約48%削減でき、一次エネルギー消費量を約35%削減できる。一般家庭の年間光熱費も約5?6万円節約でき、年間のCO2排出量を約1.5t削減できる。

 パナソニックは2011年度に、エネファームを前年度実績の2倍となる年間6000台以上の生産体制を構築し、東京ガスも前年度目標の2倍となる5000台の販売を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110209-00000014-rps-bus_all
※写真あり

2011/02/09 びわ湖毎日マラソン:環境キャンペーン 自然エネルギー「学んで」 /滋賀(毎日新聞)

 3月6日に大津市の皇子山陸上競技場を発着点に行われる「びわ湖毎日マラソン」(毎日新聞社、日本陸連など主催)で、ボランティアでつくる県地球温暖化防止活動推進員のメンバーが当日、競技場前に風力や太陽光発電などの自然エネルギーを体験できるブースを設置する。

 マラソンの環境キャンペーンの一環。水素で動くラジコンカーや、太陽光で回る観覧車の模型などを並べ、仕組みを説明しながら来場者に動かしてもらう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110209-00000216-mailo-l25

■海外ニュース
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<輸送>
●GM、米国海軍に燃料電池自動車を納入(2010年12月20日)

 ゼネラルモーターズ(General Motors:GM)は、「ハワイ水素構想(Hawaii Hydrogen Initiative:H2I)」の一つのステップとして米国海軍に燃料電池車「イクイノックス(Equinox)」を納入した。GMと、企業や団体、大学などの11のパートナーは、2015年までにハワイに燃料電池自動車向けの水素燃料インフラを創り出す「ハワイ水素構想」を実現するために協働しており、オアフ島に最大25の水素ステーションを設置する計画である。
http://media.gm.com/content/media/us/en/news/news_detail.brand_gm.html/content/Pages/news/us/en/2010/Dec/1220_navy〔参考〕「ハワイ水素構想(Hawaii Hydrogen Initiative:H2I)」の詳細は以下に。
http://www.gmjapan.co.jp/newsrelease/detail/7638/

■情報提供(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆『現代化学』2011年2月号(発売中,800円)【再掲】
「次世代リチウムイオン電池の最前線〜新型リチウム―空気電池の開発〜」記事執筆:産業総合技術研究所 周 豪慎博士
【記事の要点】

 長距離運転が可能な電気自動車に搭載するには、現行のリチウムイオン電池では容量が不十分です。そこで、理論的に大容量が可能な「リチウム―空気電池」が次世代電池の有力候補として注目されています。

 周博士らは、リチウムイオン電池と燃料電池のよいところを組み合わせ,正極区域を燃料電池型とした「燃料電池型リチウム―空気電池」を提案・開発しています。

 リチウムのリサイクル利用も念頭に置いたユニット構成についても触れています。
○提供元 月刊誌『現代化学』編集室 TEL:03-3946-5311
○直接予約購読のお申込みはこちら↓
http://www.tkd-pbl.com/news/nc243.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第5回イワタニ水素エネルギーフォーラム【再掲】
http://www.iwatani.co.jp/jpn/information/detail.php?idx=1141
●東京会場
◇日 時:2011年2月24日(木)13:00?17:00
◇場 所:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内)
◇参加費:無料
◇定員:400名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「2015年水素ステーションと燃料電池自動車の普及に向けて」
来賓挨拶

 飯田健太氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課燃料電池推進室長)
特別講演「トヨタの燃料電池自動車の開発と挑戦」

 河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社第2技術開発本部FC開発部部長)特別講演 「ホンダの燃料電池電気自動車開発と水素社会に向けた取組み」

 守谷隆史氏(株式会社ホンダ技術研究所四輪R&Dセンター執行役員、第1技術開発室室長)
特別講演 「市場化を目指した燃料電池自動車の開発 コストと耐久性への挑戦」

 飯山明裕氏(日産自動車株式会社総合研究所EVシステム研究所所長)特別講演 「水素供給インフラの構築に向けて」

 吉田正寛氏(水素供給・利用技術研究組合理事長、JX日鉱日石エネルギー株式会社執行役員)
◇申し込み https://ssl.iwatani.co.jp/h2_forum/form/form.php?r=tokyo
◇お問い合わせ イワタニ水素エネルギーフォーラム事務局(受付時間 平日9:00〜
17:30) TEL:03-5405-7030 FAX:03-5405-7022 http://www.iwatani.co.jp/jpn/
◇主催 岩谷産業株式会社
◇後援 おおさかFCV推進会議、財団法人大阪科学技術センター、社団法人関西経済連合会、水素エネルギー協会、水素供給・利用技術研究組合、財団法人地球環境産業技術研究機構、社団法人日本化学会、燃料電池実用化推進協議会、福岡水素エネルギー戦略会議、NPO法人PEM-DREAM

☆FC EXPO 2011(第7回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2011年3月2日(水)?4日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

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