燃料電池ワールド Vol.848 (2011/01/26 10:22)

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□燃料電池ワールド Vol.848
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■2011年01月26日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆FC EXPO 2011(第7回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2011年3月2日(水)?4日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

■2011年01月25日のWEB LINK NEWS
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2011/01/25 ダイムラーと東レ、「5分で成形」が合弁を実現(レスポンス)

 東レの小泉愼一副社長は24日、都内で会見し、独ダイムラーと合弁で自動車部品の製造・販売会社を設立することを発表した。新会社では、炭素繊維複合材料(CFRP)を用いた部品を手がける。

 小泉副社長は「従来30分かかっていたCFRPの成形を5分間に短縮する技術が、事業化につながった」と振り返った。「これまでCFRPは成形に時間がかかるため、加工コストが高くなり、採用はF1を筆頭とするスーパーカー、一部の超高級車に限られてきたが、今回の技術を使えば大幅なコストダウンを実現することができる。(500万円以上の)高級車などにもCFRP部品の本格的な採用拡大が期待できる」と述べた。

 さらに小泉副社長は「航続距離の延長が大きな課題になっている電気自動車や燃料電池車などはガソリン車に比べて車両の軽量化がより必要となる。この分野でもCFRP部品の本格的な採用が期待される」と見通しを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110125-00000003-rps-bus_all
※写真あり

2011/01/25 クリーンエネルギー展:「セグウェイ」試乗人気--つくば /茨城(毎日新聞)

 二酸化炭素排出量が少ない太陽光や燃料電池によるエネルギーを発電し、使い方を実演する「クリーンエネルギー展」が、つくば市中央公園レストハウスで開かれている。充電したバッテリーで動く搭乗型移動ロボット「セグウェイ」(米国製)の体験試乗もでき、人気を集めている。

 低炭素社会を目指す同市が主催し、レストハウスに太陽光発電のソーラーパネルや、純水素燃料電池を同展のために設置した。その場で発電した電力を画面で表示。晴天だと太陽光と燃料電池合わせて最大2000ワット程度を獲得できるが、曇りになると太陽光発電は少なくなる。

 発電した電力はセグウェイと電動アシスト自転車の試乗や、特設の足湯の熱源に活用。身近な活用法を体験できるのが特徴だ。

 同展は2月16日まで。開催時間は午前10時から午後4時。セグウェイ試乗は16歳以上。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110125-00000101-mailo-l08

2011/01/25 エコなCNGハイブリッドバス、首都圏で運行開始(聯合ニュース)【ソウル25日聯合ニュース】環境部は25日、温室効果ガスの排出量を大幅に削減できる圧縮天然ガス(CNG)ハイブリッドバスを首都圏で試験的に運行させる方針を明らかにした。

 同部は現在運行しているCNGバスのうち、耐用年数が過ぎたバス30台をことし下半期にCNGハイブリッドバスに入れ替えるよう、補助金を支給する計画だ。同部関係者によると、従来のCNGバスとの価格差や燃料節約分などを考慮し、補助金の規模を検討している。3月中には確定する予定だという。

 同部は今後、全国すべての路線バスを段階的にCNGハイブリッドバスに入れ替えるとともに、環境性をさらに高めたHCNG(水素とCNGを混合したもの)ハイブリッドバスの開発にも力を入れる方針だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110125-00000036-yonh-kr
※写真あり

■海外ニュース
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<素材/部品/試験>
●NuVant社、新しいガス拡散層と電極を製品品揃えに加える(2010年12月22日)

 NuVant Systems社は、炭素多孔体薄膜(carbon microporous layer)とともにうまく働く燃料電池電極構成部品の品揃えに、「エイラート(ELAT)」ブランドのガス拡散層(gas diffusion layer)とガス拡散電極(gas diffusion electrode)を加えた。

 また、NuVant社はまもなく、アルカリ型燃料電池(alkaline fuel cell)用に非白金族金属(non-platinum group metal:non-PGM)「エイラート」電極を提供する予定である。
http://www.nwitimes.com/business/local/article_aebecc91-884f-5f4e-bcd7-b494e8695976.html【燃料電池ワールドの関連記事】
Vol.272 2007/03/19発行「NuVantは追加のDOD資金を獲得」

■情報提供(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆『現代化学』2011年2月号(発売中,800円)【再掲】
「次世代リチウムイオン電池の最前線〜新型リチウム―空気電池の開発〜」記事執筆:産業総合技術研究所 周 豪慎博士
【記事の要点】

 長距離運転が可能な電気自動車に搭載するには、現行のリチウムイオン電池では容量が不十分です。そこで、理論的に大容量が可能な「リチウム―空気電池」が次世代電池の有力候補として注目されています。

 周博士らは、リチウムイオン電池と燃料電池のよいところを組み合わせ,正極区域を燃料電池型とした「燃料電池型リチウム―空気電池」を提案・開発しています。

 リチウムのリサイクル利用も念頭に置いたユニット構成についても触れています。
○提供元 月刊誌『現代化学』編集室 TEL:03-3946-5311
○直接予約購読のお申込みはこちら↓
http://www.tkd-pbl.com/news/nc243.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第5回イワタニ水素エネルギーフォーラム【再掲】
http://www.iwatani.co.jp/jpn/information/detail.php?idx=1141
●東京会場
◇日 時:2011年2月24日(木)13:00?17:00
◇場 所:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内)
◇参加費:無料
◇定員:400名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「2015年水素ステーションと燃料電池自動車の普及に向けて」
来賓挨拶

 飯田健太氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課燃料電池推進室長)
特別講演「トヨタの燃料電池自動車の開発と挑戦」

 河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社第2技術開発本部FC開発部部長)特別講演 「ホンダの燃料電池電気自動車開発と水素社会に向けた取組み」

 守谷隆史氏(株式会社ホンダ技術研究所四輪R&Dセンター執行役員、第1技術開発室室長)
特別講演 「市場化を目指した燃料電池自動車の開発 コストと耐久性への挑戦」

 飯山明裕氏(日産自動車株式会社総合研究所EVシステム研究所所長)特別講演 「水素供給インフラの構築に向けて」

 吉田正寛氏(水素供給・利用技術研究組合理事長、JX日鉱日石エネルギー株式会社執行役員)
◇申し込み https://ssl.iwatani.co.jp/h2_forum/form/form.php?r=tokyo
○お問い合わせ イワタニ水素エネルギーフォーラム事務局(受付時間 平日9:00〜
17:30) TEL:03-5405-7030 FAX:03-5405-7022 http://www.iwatani.co.jp/jpn/
○主催 岩谷産業株式会社
○後援 おおさかFCV推進会議、財団法人大阪科学技術センター、社団法人関西経済連合会、水素エネルギー協会、水素供給・利用技術研究組合、財団法人地球環境産業技術研究機構、社団法人日本化学会、燃料電池実用化推進協議会、福岡水素エネルギー戦略会議、NPO法人PEM-DREAM

☆『水素先端世界フォーラム2011』開催!
http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/)

 2011年2月2日(水)?3日(木)、「水素先端世界フォーラム2011」を開催します。5回目を迎える今回は、2015年の燃料電池自動車市場化を目指した取り組みについて日米欧の自動車、インフラ企業から、最新の動向を発表するほか、ノルウェー、フィンランド、オーストラリアといった世界各国から講演者を招へいします。

 水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。フォーラムへの参加は無料です。みなさまの参加をお待ちしています。【プログラム概要】
◆2月2日(水)/グランドハイアット福岡(福岡市博多区)
※同時通訳あり、入場無料(レセプションは別途)
○9:30?12:00 セッション1『2015年 燃料電池自動車の市場化に向けて』
・飯山 明裕氏(日産自動車(株)総合研究所EVシステム研究所所長)
・George P. Hansen氏(ゼネラルモーターズ燃料電池事業本部)
・Andreas Opfermann氏(リンデガス&エンジニアリング)
○13:15?17:00 セッション2『水素エネルギー社会の実現に向けた各国の戦略』
・Antonio Ruiz氏(米国エネルギー省)
・HYDROGENIUS及び世界各国からの招へい研究者
○17:30?19:00 レセプション(参加費 5000円)
◆2月3日(木)/九州大学伊都キャンパス(福岡市西区)
※同時通訳なし、参加無料
○世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究チーム等の研究者による研究発表
○ポスターセッション 
○HYDROGENIUS、HyTReC、水素ステーションの施設見学。
◆主催 (独)産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、九州大学
◆後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、水素エネルギー協会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター
◆詳細・お申込み
ホームページオンラインフォームにてお申し込みください。
URL:http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/
<フォーラム運営事務局/(株)コングレ九州支社内>

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 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
 □連絡先:pemdream@gmail.com

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