燃料電池ワールド Vol.847 (2011/01/25 08:50)

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□燃料電池ワールド Vol.847
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■2011年01月25日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆FC EXPO 2011(第7回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2011年3月2日(水)?4日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

■2011年01月24日のWEB LINK NEWS
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2011/01/24 レアアースとは?安定確保には?リサイクル技術育成が鍵(産経新聞)

 各種産業にはさまざまな金属が使われており、国ごとの生産・消費事情に基づき、重要な位置づけの金属がレアメタルに指定されている。埋蔵量で決まるわけではない。日本では経済産業省が、二次電池に使われるリチウムや液晶の電極になるインジウムなど47元素を定義している。

 このうちランタノイド系列の15元素に、スカンジウム、イットリウムを加えた17元素がレアアース(希土類)だ。ハイテク素材に少量添加するだけで性能が飛躍的に向上するため「産業のビタミン」とも呼ばれる。

 代表的な利用例は、鉄やホウ素にネオジムとジスプロシウムを加えて作る「ネオジム磁石」。永久磁石として最も強力で、急成長が見込まれる電気自動車のモーターや、コンピューターのハードディスクに欠かせない。ほかにも燃料電池や蛍光材、超電導素材、原子炉の制御棒など、レアアースの用途は幅広い。

 世界産出量の97%を中国が占め、世界消費の24%を占める日本は、輸入量の92%を中国に依存している。

 中国では、レアアースを含む特殊な鉱床に硫酸アンモニウムなどの強酸溶液を注入してレアアースを溶出させて取り出し、深刻な土壌汚染や土壌流出を引き起こしている。

 得られたレアアースは日本で大量に消費されるが、使用済み製品は大半が捨てられ、次々と新たに輸入されている。岡部教授は「これでは、地球環境は悪くなる一方だ」と強調する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110124-00000082-san-soci

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ITCパワー社の水素現地実証試験、参加企業増える(2010年12月07、09,16日)

 ITMパワー社(ITM Power)の搬送可能な高圧燃料ユニット「HFuel」を用いて行う水素現地実証試験(Hydrogen On Site Trials:HOST)に参加する企業がさまざまな業種に拡大しているが、12月にもアメイ社(Amey)、ラック社(RAC)、オートグラス社(Autoglass〓)が加わった。
http://www.itm-power.com/news/46/Amey+Joins+HOST.html
http://www.itm-power.com/news/47/RAC+joins+HOST.html
http://www.itm-power.com/news/49/Autoglass%AE+Joins+HOST.html〔参考〕アメイ社(Amey)  高速道路、一般道路、学校、廃棄物、鉄道、住宅などほとんど誰でもが関係している公益事業インフラのサービスを提供している。ラック社(RAC) およそ700万人の顧客を抱える英国の主要な自動車サービス組織である。道路の回復や保険、車両検査などのサービスを提供している。オートグラス社(Autoglass〓) 世界最大の車両ガラスの修理と交換を行う会社。【燃料電池ワールドの過去記事】
Vol.812 2010/11/26発行「ITMパワー社、英国建築研究所と覚書を(2010年10月28日)、水素現地実証試験に多くの団体・企業が参加(10月26日)」
Vol.827 2010/12/20発行「ITMパワー社の水素現地実証試験、さらに4社が参加を決める(2010年11月15、16、17、23、30日)」

 ■情報提供(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆『現代化学』2011年2月号(1月17日発売,800円)【再掲】「次世代リチウムイオン電池の最前線〜新型リチウム―空気電池の開発〜」記事執筆:産業総合技術研究所 周 豪慎博士
【記事の要点】

 長距離運転が可能な電気自動車に搭載するには、現行のリチウムイオン電池では容量が不十分です。そこで、理論的に大容量が可能な「リチウム―空気電池」が次世代電池の有力候補として注目されています。

 周博士らは、リチウムイオン電池と燃料電池のよいところを組み合わせ,正極区域を燃料電池型とした「燃料電池型リチウム―空気電池」を提案・開発しています。

 リチウムのリサイクル利用も念頭に置いたユニット構成についても触れています。
○提供元 月刊誌『現代化学』編集室 TEL:03-3946-5311
○直接予約購読のお申込みはこちら↓
http://www.tkd-pbl.com/news/nc243.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第5回イワタニ水素エネルギーフォーラム【再掲】
http://www.iwatani.co.jp/jpn/information/detail.php?idx=1141
●東京会場
◇日 時:2011年2月24日(木)13:00?17:00
◇場 所:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内)
◇参加費:無料
◇定員:400名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「2015年水素ステーションと燃料電池自動車の普及に向けて」
来賓挨拶

 飯田健太氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課燃料電池推進室長)
特別講演「トヨタの燃料電池自動車の開発と挑戦」

 河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社第2技術開発本部FC開発部部長)特別講演 「ホンダの燃料電池電気自動車開発と水素社会に向けた取組み」

 守谷隆史氏(株式会社ホンダ技術研究所四輪R&Dセンター執行役員、第1技術開発室室長)
特別講演 「市場化を目指した燃料電池自動車の開発 コストと耐久性への挑戦」

 飯山明裕氏(日産自動車株式会社総合研究所EVシステム研究所所長)特別講演 「水素供給インフラの構築に向けて」

 吉田正寛氏(水素供給・利用技術研究組合理事長、JX日鉱日石エネルギー株式会社執行役員)
◇申し込み https://ssl.iwatani.co.jp/h2_forum/form/form.php?r=tokyo
○お問い合わせ イワタニ水素エネルギーフォーラム事務局(受付時間 平日9:00〜
17:30) TEL:03-5405-7030 FAX:03-5405-7022 http://www.iwatani.co.jp/jpn/
○主催 岩谷産業株式会社
○後援 おおさかFCV推進会議、財団法人大阪科学技術センター、社団法人関西経済連合会、水素エネルギー協会、水素供給・利用技術研究組合、財団法人地球環境産業技術研究機構、社団法人日本化学会、燃料電池実用化推進協議会、福岡水素エネルギー戦略会議、NPO法人PEM-DREAM

☆『水素先端世界フォーラム2011』開催!
http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/)

 2011年2月2日(水)?3日(木)、「水素先端世界フォーラム2011」を開催します。5回目を迎える今回は、2015年の燃料電池自動車市場化を目指した取り組みについて日米欧の自動車、インフラ企業から、最新の動向を発表するほか、ノルウェー、フィンランド、オーストラリアといった世界各国から講演者を招へいします。

 水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。フォーラムへの参加は無料です。みなさまの参加をお待ちしています。【プログラム概要】
◆2月2日(水)/グランドハイアット福岡(福岡市博多区)
※同時通訳あり、入場無料(レセプションは別途)
○9:30?12:00 セッション1『2015年 燃料電池自動車の市場化に向けて』
・飯山 明裕氏(日産自動車(株)総合研究所EVシステム研究所所長)
・George P. Hansen氏(ゼネラルモーターズ燃料電池事業本部)
・Andreas Opfermann氏(リンデガス&エンジニアリング)
○13:15?17:00 セッション2『水素エネルギー社会の実現に向けた各国の戦略』
・Antonio Ruiz氏(米国エネルギー省)
・HYDROGENIUS及び世界各国からの招へい研究者
○17:30?19:00 レセプション(参加費 5000円)
◆2月3日(木)/九州大学伊都キャンパス(福岡市西区)
※同時通訳なし、参加無料
○世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究チーム等の研究者による研究発表
○ポスターセッション 
○HYDROGENIUS、HyTReC、水素ステーションの施設見学。
◆主催 (独)産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、九州大学
◆後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、水素エネルギー協会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター
◆申込み締切 平成22年1月24日(月)
◆詳細・お申込み
ホームページオンラインフォームにてお申し込みください。
URL:http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/
<フォーラム運営事務局/(株)コングレ九州支社内>

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 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
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