燃料電池ワールド Vol.832 (2010/12/28 09:30)

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□燃料電池ワールド Vol.832
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■2010年12月28日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

※今年は今号で終わりです。来年は1月4日から始めます。
■燃料電池関連イベント
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☆第5回イワタニ水素エネルギーフォーラム【再掲】
http://www.iwatani.co.jp/jpn/information/detail.php?idx=1141
●大阪会場
◇日 時:2011年1月25日(火)13:00?17:00
◇場 所:ホテル阪急インターナショナル(大阪市北区茶屋町)
◇参加費:無料
◇定員:300名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「水素エネルギー社会実現に向けた各地域の取り組み」
来賓挨拶「水素エネルギーが切り拓く未来」
 安藤晴彦氏(内閣参事官、知的財産戦略推進事務局)
基調講演「福岡水素戦略?Hy-Lifeプロジェクト?」
 麻生渡氏(福岡県知事)
特別講演「水素エネルギー社会の実現に向けた大阪地区の取組みについて」
 北野義幸氏(大阪FCV推進会議会長、大阪府商工労働部理事)
特別講演 「高圧水素充填インフラと充填基準の国際標準化への挑戦」

 門出政則氏(佐賀大学大学院教授、海洋エネルギー研究センター長)特別講演「トヨタの燃料電池自動車の開発と挑戦」

 河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社第2技術開発本部FC開発部部長)
◇申し込み https://ssl.iwatani.co.jp/h2_forum/form/form.php?r=osaka
●東京会場
◇日 時:2011年2月24日(木)13:00?17:00
◇場 所:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内)
◇参加費:無料
◇定員:400名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「2015年水素ステーションと燃料電池自動車の普及に向けて」
来賓挨拶

 飯田健太氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課燃料電池推進室長)
特別講演「トヨタの燃料電池自動車の開発と挑戦」

 河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社第2技術開発本部FC開発部部長)特別講演 「ホンダの燃料電池電気自動車開発と水素社会に向けた取組み」

 守谷隆史氏(株式会社ホンダ技術研究所四輪R&Dセンター執行役員、第1技術開発室室長)
特別講演 「市場化を目指した燃料電池自動車の開発 コストと耐久性への挑戦」

 飯山明裕氏(日産自動車株式会社総合研究所EVシステム研究所所長)特別講演 「水素供給インフラの構築に向けて」

 吉田正寛氏(水素供給・利用技術研究組合理事長、JX日鉱日石エネルギー株式会社執行役員)
◇申し込み https://ssl.iwatani.co.jp/h2_forum/form/form.php?r=tokyo

○お問い合わせ イワタニ水素エネルギーフォーラム事務局(受付時間 平日9:00〜
17:30) TEL:03-5405-7030 FAX:03-5405-7022 http://www.iwatani.co.jp/jpn/
○主催 岩谷産業株式会社
○後援 おおさかFCV推進会議、財団法人大阪科学技術センター、社団法人関西経済連合会、水素エネルギー協会、水素供給・利用技術研究組合、財団法人地球環境産業技術研究機構、社団法人日本化学会、燃料電池実用化推進協議会、福岡水素エネルギー戦略会議、NPO法人PEM-DREAM

■2010年12月27日のWEB LINK NEWS
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2010/12/27 JXエネルギーや三井物産など、LPガス事業を統合で合意(レスポンス)

 JX日鉱日石エネルギー、三井物産、丸紅、三井丸紅液化ガス(MLG)は、液化石油ガス(LPガス)事業統合に向けて2011年3月1日付けで、JXのLPガス事業をMLGに移管し、統合新会社を発足させること合意した。

 MLGは三井物産が60%、丸紅が40%出資する合弁会社。JXとLPガス事業を統合することでLPガス事業のサプライチェーン全般にわたる合理化を図り、経営基盤を強化する。

 統合新会社は、LPガスを効率的、安定的に供給するとともに、全国的なネットワークを通じ燃料電池などの新エネルギー事業にも積極的に取り組む方針だ。

 JXのLPガス事業を分社化した上で、MLGに事業を移管することで統合新会社を発足させる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101227-00000001-rps-bus_all

2010/12/27 ヒュンダイ、燃料電池車を2015年に市販…航続650km(レスポンス)

 ヒュンダイは22日、次世代燃料電池車の開発を終え、実証テストを経た後、2015年に市販することを明らかにした。

 同社の燃料電池車は、SUVの『ツーソンix』をベースに開発。『ツーソンix35 FCEV』と命名された。従来の『ツーソンFCEV』と比較して、燃料電池システムを20%小型化。燃費性能も高め、最大航続距離は76%引き上げている。

 2つの水素タンクは、従来の2倍の700バールの圧力で水素を貯蔵。また、エネルギー貯蔵装置が、100kWのスーパーキャパシタから、21kWのバッテリーに変わったのも、従来との違いだ。

 これにより、ツーソンix35 FCEVは、最大航続距離650kmと従来の370kmよりも76%向上。燃費はガソリン換算値で31km/リットルと、従来よりも15%引き上げている。最高速は160km/hで変わりはない。

 ヒュンダイは2011年から同車の実証テストを行い、2015年に市販する計画。同社は「主要部品の95%以上が韓国製」と説明し、メイド・イン・コリアをアピールしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101227-00000034-rps-ind
※写真あり

■海外ニュース
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フュエルセル・エナジー社特集〈下〉
<定置用電源>
●DFC3000、カリフォルニア州大気資源局と米国規格協会/カナダ規格の認証を取得(2010年11月17日)

 フュエルセル・エナジー社の天然ガスを燃料とする2.8MW級DFC3000燃料電池発電プラントが、2007年に制定されたカリフォルニア州大気資源局(California Air Resources Board:CARB)の分散型電源排ガス基準(distributed generation emission standards)に適合していると認証された。この証明によって、地方の大気質管理委員会(Air Quality Management District)は、依頼者を地方の大気浄化規則から免除することを選ぶことができる。

 加えて、DFC3000は、発電プラントが米国の製品安全基準に適合しているという認証を取得した。定置用燃料電池発電システムのアメリカ基準である2004年の米国規格協会/カナダ規格アメリカFC1(ANSI/CSA America FC1-2004)の認証は、地方自治体や保険業者が、発電プラントが設計や構築、品質、安全、そして操業などで必要とする条件を満たし、既存の電力網に安全に接続できることを確認することに対する保証である。
http://fcel.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=531268

<軍事利用>
●国防総省と契約を結ぶ(2010年11月18日)

 フュエルセル・エナジー社は、米国陸軍工兵司令部(U.S. Army Corps of Engineers)技術者研究開発センター建築技術調査研究所(Engineer Research and Development Center, Construction Engineering Research Laboratory:ERDC-CERL)によって実施された米国国防総省(U.S. Department of Defense:DoD)との契約を発表した。

 その契約とは、カリフォルニア州ダブリンに位置する米国陸軍基地軍需品備蓄訓練エリア(U.S. Army Camp Parks Reserve Forces Training Area)に、他の基地で運転しているDFC300燃料電池発電プラントを移動して設置し、サービスを行うことである。

 この燃料電池発電プラントは基地内の変電所に電力を供給して、その電気は商用電力系統によって提供されている電流に変換されることになる。現地の準備は遅くとも2010年に始められ、2011年の夏までに発電プラントは操業することが期待されている。
http://fcel.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=531596【燃料電池ワールドの過去記事】
Vol.5810 2009/12/04発行「フュエルセル・エナジー社、水素分離器で150万ドルを受け取る(2009/10/05)」

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆『水素先端世界フォーラム2011』開催!
http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/)

 2011年2月2日(水)?3日(木)、「水素先端世界フォーラム2011」を開催します。5回目を迎える今回は、2015年の燃料電池自動車市場化を目指した取り組みについて日米欧の自動車、インフラ企業から、最新の動向を発表するほか、ノルウェー、フィンランド、オーストラリアといった世界各国から講演者を招へいします。

 水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。フォーラムへの参加は無料です。みなさまの参加をお待ちしています。【プログラム概要】
◆2月2日(水)/グランドハイアット福岡(福岡市博多区)
※同時通訳あり、入場無料(レセプションは別途)
○9:30?12:00 セッション1『2015年 燃料電池自動車の市場化に向けて』
・飯山 明裕氏(日産自動車(株)総合研究所EVシステム研究所所長)
・George P. Hansen氏(ゼネラルモーターズ燃料電池事業本部)
・Andreas Opfermann氏(リンデガス&エンジニアリング)
○13:15?17:00 セッション2『水素エネルギー社会の実現に向けた各国の戦略』
・Antonio Ruiz氏(米国エネルギー省)
・HYDROGENIUS及び世界各国からの招へい研究者
○17:30?19:00 レセプション(参加費 5000円)
◆2月3日(木)/九州大学伊都キャンパス(福岡市西区)
※同時通訳なし、参加無料
○世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究チーム等の研究者による研究発表
○ポスターセッション 
○HYDROGENIUS、HyTReC、水素ステーションの施設見学。
◆主催 (独)産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、九州大学
◆後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、水素エネルギー協会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター
◆申込み締切 平成22年1月24日(月)
◆詳細・お申込み
ホームページオンラインフォームにてお申し込みください。
URL:http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/
<フォーラム運営事務局/(株)コングレ九州支社内>

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 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
 □連絡先:pemdream@gmail.com

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 まぐまぐ http://www.kaijo.com/  
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