燃料電池ワールド Vol.831 (2010/12/27 09:56)

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□燃料電池ワールド Vol.831
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■2010年12月27日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆第5回イワタニ水素エネルギーフォーラム
http://www.iwatani.co.jp/jpn/information/detail.php?idx=1141
●大阪会場
◇日 時:2011年1月25日(火)13:00?17:00
◇場 所:ホテル阪急インターナショナル(大阪市北区茶屋町)
◇参加費:無料
◇定員:300名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「水素エネルギー社会実現に向けた各地域の取り組み」
来賓挨拶「水素エネルギーが切り拓く未来」
 安藤晴彦氏(内閣参事官、知的財産戦略推進事務局)
基調講演「福岡水素戦略?Hy-Lifeプロジェクト?」
 麻生渡氏(福岡県知事)
特別講演「水素エネルギー社会の実現に向けた大阪地区の取組みについて」
 北野義幸氏(大阪FCV推進会議会長、大阪府商工労働部理事)
特別講演 「高圧水素充填インフラと充填基準の国際標準化への挑戦」

 門出政則氏(佐賀大学大学院教授、海洋エネルギー研究センター長)特別講演「トヨタの燃料電池自動車の開発と挑戦」

 河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社第2技術開発本部FC開発部部長)
◇申し込み https://ssl.iwatani.co.jp/h2_forum/form/form.php?r=osaka
●東京会場
◇日 時:2011年2月24日(木)13:00?17:00
◇場 所:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内)
◇参加費:無料
◇定員:400名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「2015年水素ステーションと燃料電池自動車の普及に向けて」
来賓挨拶

 飯田健太氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課燃料電池推進室長)
特別講演「トヨタの燃料電池自動車の開発と挑戦」

 河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社第2技術開発本部FC開発部部長)特別講演 「ホンダの燃料電池電気自動車開発と水素社会に向けた取組み」

 守谷隆史氏(株式会社ホンダ技術研究所四輪R&Dセンター執行役員、第1技術開発室室長)
特別講演 「市場化を目指した燃料電池自動車の開発 コストと耐久性への挑戦」

 飯山明裕氏(日産自動車株式会社総合研究所EVシステム研究所所長)特別講演 「水素供給インフラの構築に向けて」

 吉田正寛氏(水素供給・利用技術研究組合理事長、JX日鉱日石エネルギー株式会社執行役員)
◇申し込み https://ssl.iwatani.co.jp/h2_forum/form/form.php?r=tokyo

○お問い合わせ イワタニ水素エネルギーフォーラム事務局(受付時間 平日9:00〜
17:30) TEL:03-5405-7030 FAX:03-5405-7022 http://www.iwatani.co.jp/jpn/
○主催 岩谷産業株式会社
○後援 おおさかFCV推進会議、財団法人大阪科学技術センター、社団法人関西経済連合会、水素エネルギー協会、水素供給・利用技術研究組合、財団法人地球環境産業技術研究機構、社団法人日本化学会、燃料電池実用化推進協議会、福岡水素エネルギー戦略会議、NPO法人PEM-DREAM

■2010年12月24〜26日のWEB LINK NEWS
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特にありません。

■海外ニュース
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フュエルセル・エナジー社特集〈上〉
<定置用電源>
●カリフォルニアの施設に3基の燃料電池プラントを販売(2010年11月04日)

 フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy, Inc.)は、総計4.5MWに達する燃料電池発電プラント3基を、バイオフュエルズ・フュエルセルズ社(BioFuels Fuel Cells, LLC)に販売した。これらの燃料電池は、カリフォルニア州サンディエゴの3カ所にそれぞれ設置される予定である。2.8MW級のDFC3000はカリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California at San Diego)に、1.4MW級のDFC1500はサウスベイ水再生場(South Bay Water Reclamation Plant)、そして300kW級のDFC300はポイントロマ下水処理場(Point Loma Wastewater Treatment Plant)に設置される。

 これらのユニットはガスパイプラインで結ばれ、主要な燃料源としてポイントロマ下水処理場からの精製バイオガスを利用することになる。サンディエゴ市では、このバイオガス活用事業はバイオガスの代金としてバイオフュエルズ・エナジー社(BioFuels Energy)が支払う金額から10年以上にわたって260万ドルの歳入をもたらすだろうと見積もっている。加えて市では、バイオフュエルズ・エナジー社との10年間の電力購入契約により、サウスベイ水再生場が使う電気代を78万ドル削減できると期待している。
http://fcel.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=527033〔参考〕バイオフュエルズ・フュエルセルズ社(BioFuels Fuel Cells, LLC) バイオフュエルズ・エナジー社と投資ファンドのニュー・エナジーキャピタル社(New Energy Capital)が所有するカリフォルニアの再生可能エネルギー会社。
バイオフュエルズ・エナジー社(BioFuels Energy) カリフォルニア州エンシニータスに本社を置き、埋め立て式ゴミ廃棄場や汚水処理場からの廃棄物を原料として革新的な再生可能エネルギー事業を開発している。

●インランド・エンパイア広域下水道公社、サンノゼ/サンタクララ水質管理プラントが設置する燃料電池を販売(2010年11月08、11日)

 フュエルセル・エナジー社はまた、インランド・エンパイア広域下水道公社(Inland Empire Utilities Agency:IEUA)が操業する下水処理場に設置される予定の2.8MW級燃料電池DFC3000を販売した。インランド・エンパイア広域下水道公社はカリフォルニア州チノを拠点としてさまざまな水を扱う水道局である。汚水処理工程から発生する再生可能バイオガスは、燃料電池の主要な燃料として使われる。

 また、カリフォルニア州サンノゼにあるサンノゼ/サンタクララ水質管理プラント(San Jose/Santa Clara Water Pollution Control Plant)は、1.4MW級DFC1500発電プラントを設置する予定である。
これら2つのユニットは、20年間の電力購買契約のもとで購入された。そして2012年より早く操業されることが期待されている。
http://fcel.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=527847
http://fcel.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=529580【燃料電池ワールドの過去記事】
Vol.800 2010/11/09発行「インランド・エンパイア広域下水道公社、バイオガスを燃料とする燃料電池を使った20年間電力売買契約を結ぶ(2010年10月26日)」

●DFC3000、カリフォルニア州大気資源局と米国規格協会/カナダ規格の認定を取得(2010年11月17日)

 フュエルセル・エナジー社の天然ガスを燃料とする2.8MW級DFC3000燃料電池発電プラントが、2007年に制定されたカリフォルニア州大気資源局(California Air Resources Board:CARB)の分散型電源排ガス基準(distributed generation emission standards)に適合していると証明された。この証明によって、地方の大気質管理委員会(Air Quality Management District)は、依頼者を地方の大気浄化規則から免除することを選ぶことができる。

 加えて、DFC3000は、発電プラントが米国の製品安全基準に適合しているという証明を取得した。定置用燃料電池発電システムのアメリカ基準である2004年の米国規格協会/カナダ規格アメリカFC1(ANSI/CSA America FC1-2004)の認証は、地方自治体や保険業者が、発電プラントが設計や構築、品質、安全、そして操業などで必要とする条件を満たし、既存の電力網に安全に接続できることを確認することに対する保証である。
http://fcel.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=531268

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆『水素先端世界フォーラム2011』開催!
http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/)

 2011年2月2日(水)?3日(木)、「水素先端世界フォーラム2011」を開催します。5回目を迎える今回は、2015年の燃料電池自動車市場化を目指した取り組みについて日米欧の自動車、インフラ企業から、最新の動向を発表するほか、ノルウェー、フィンランド、オーストラリアといった世界各国から講演者を招へいします。

 水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。フォーラムへの参加は無料です。みなさまの参加をお待ちしています。【プログラム概要】
◆2月2日(水)/グランドハイアット福岡(福岡市博多区)
※同時通訳あり、入場無料(レセプションは別途)
○9:30?12:00 セッション1『2015年 燃料電池自動車の市場化に向けて』
・飯山 明裕氏(日産自動車(株)総合研究所EVシステム研究所所長)
・George P. Hansen氏(ゼネラルモーターズ燃料電池事業本部)
・Andreas Opfermann氏(リンデガス&エンジニアリング)
○13:15?17:00 セッション2『水素エネルギー社会の実現に向けた各国の戦略』
・Antonio Ruiz氏(米国エネルギー省)
・HYDROGENIUS及び世界各国からの招へい研究者
○17:30?19:00 レセプション(参加費 5000円)
◆2月3日(木)/九州大学伊都キャンパス(福岡市西区)
※同時通訳なし、参加無料
○世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究チーム等の研究者による研究発表
○ポスターセッション 
○HYDROGENIUS、HyTReC、水素ステーションの施設見学。
◆主催 (独)産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、九州大学
◆後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、水素エネルギー協会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター
◆申込み締切 平成22年1月24日(月)
◆詳細・お申込み
ホームページオンラインフォームにてお申し込みください。
URL:http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/
<フォーラム運営事務局/(株)コングレ九州支社内>

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■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
 □連絡先:pemdream@gmail.com

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 まぐまぐ http://www.kaijo.com/  
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 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


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