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□燃料電池ワールド Vol.826
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■2010年12月17日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■燃料電池関連イベント
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☆『水素先端世界フォーラム2011』開催!【再掲】
(http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/)
2011年2月2日(水)?3日(木)、「水素先端世界フォーラム2011」を開催します。5回目を迎える今回は、2015年の燃料電池自動車市場化を目指した取り組みについて日米欧の自動車、インフラ企業から、最新の動向を発表するほか、ノルウェー、フィンランド、オーストラリアといった世界各国から講演者を招へいします。
水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。フォーラムへの参加は無料です。みなさまの参加をお待ちしています。【プログラム概要】
◆2月2日(水)/グランドハイアット福岡(福岡市博多区)
※同時通訳あり、入場無料(レセプションは別途)
○9:30?12:00 セッション1『2015年 燃料電池自動車の市場化に向けて』
・飯山 明裕氏(日産自動車(株)総合研究所EVシステム研究所所長)
・George P. Hansen氏(ゼネラルモーターズ燃料電池事業本部)
・Andreas Opfermann氏(リンデガス&エンジニアリング)
○13:15?17:00 セッション2『水素エネルギー社会の実現に向けた各国の戦略』
・Antonio Ruiz氏(米国エネルギー省)
・HYDROGENIUS及び世界各国からの招へい研究者
○17:30?19:00 レセプション(参加費 5000円)
◆2月3日(木)/九州大学伊都キャンパス(福岡市西区)
※同時通訳なし、参加無料
○世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究チーム等の研究者による研究発表
○ポスターセッション
○HYDROGENIUS、HyTReC、水素ステーションの施設見学。
◆主催 (独)産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、九州大学
◆後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、水素エネルギー協会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター
◆申込み締切 平成22年1月24日(月)
◆詳細・お申込み
ホームページオンラインフォームにてお申し込みください。
URL:http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/
<フォーラム運営事務局/(株)コングレ九州支社内>
■2010年12月15〜16日のWEB LINK NEWS
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2010/12/15 全国初のEV付き住宅、来年1月に5棟を分譲へ/横浜(カナロコ)
日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」を標準装備した一戸建て住宅が来年1月、全国で初めて横浜市内で発売されることになった。地元の工藤建設(横浜市青葉区)が開発・分譲を手掛ける。地元業者が全国に先駆けて売り出すことで、環境技術の高さとEV先進県の取り組みをアピールする。
工藤建設が同市都筑区で手掛けている分譲一戸建て住宅16棟のうち、5棟をEV付きで分譲する。建物にはEV用屋外充電器のほか、太陽光発電や家庭用燃料電池システムなど最先端の省エネ住宅技術をふんだんに盛り込む。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101215-00000013-kana-l14
2010/12/15 スマートハウス関連市場、2020年には11倍に(サーチナ)
富士経済は、スマートハウスを「ICTを使って太陽光発電や蓄電池などを含めた家庭エネルギーの最適化やネットワークで繋がれた複数の家電の消費電力を制御する住宅」と定義し、そのスマートハウスに関連する製品・システムの世界市場を調査した。そして、その結果をまとめた報告書「スマートハウス関連技術・市場の現状と将来展望 2011」において、2020年の市場規模は2009年比11倍の18兆5293億円になると予測している。
報告書では、スマートハウスを構成する住宅用太陽光発電システムや家庭用燃料電池、電気自動車(EV)、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)、電力スマートメーターなど14製品を対象に市場動向などが分析されている。それによると、2010年の同市場規模は前年比27%増の2兆1486億円と見込まれており、内訳は海外が1兆1234億円、国内が1兆252億円で、EVやプラグイン・ハイブリッド車に関しては2020年に2009年比121倍の1930億円になると予測している。
住宅向け太陽光発電システムは2009年に国内で市場が急拡大しており、また、国内市場ではエアコンを中心としたネットワーク対応のスマート家電が約6割を占めているという。しかし、その他のスマートハウス関連製品は商品化されたばかりというものも多く、まだ完全なるシステム化までには至っていないようだ。今後は益々、環境配慮型の商品が脚光を浴びる傾向は強くなっていくことが予測されるだけに、スマートハウス関連製品・システム市場は有望な新市場として考えられているようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101215-00000056-scn-bus_all
2010/12/15 環境・エネルギーと医療介護=第4期科技計画案の重点-政府調査会(時事通信)
2011年度から5年間の第4期科学技術基本計画について、政府の総合科学技術会議の基本政策専門調査会は15日、環境・エネルギー分野と医療・介護分野の2大イノベーション(技術革新)を目標に、25兆円を研究開発に投資する案をまとめた。来年3月に閣議決定する。
25兆円は国内総生産(GDP)の1%に相当し、現行の3期計画と同額。2期計画の実績は目標24兆円に対し21兆1000億円、3期の実績も21兆6000億円にとどまる見通しだが、厳しい財政状況の中、予算配分に効果があったとして引き続き数値目標を掲げた。
環境・エネルギー分野では太陽光発電やバイオマス利用技術の飛躍的向上の他、次世代自動車の蓄電池や燃料電池、水素供給システムなどの開発を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101215-00000095-jij-pol
2010/12/16 未来のクルマで空港へ 燃料電池バス、きょうから営業運転実験(産経新聞)
燃料電池バスを都内の首都高速で営業運転する実験が16日から始まる。15日には大田区の羽田空港で運用開始式が行われ、実験に使われるバスが公開された。
実証実験「水素ハイウエープロジェクト」は東京ガスなど13社でつくる組合が、燃料電池車を実用に近い条件で走らせ、データを集めることなどを目的に行う。16日から、トヨタと日野自動車が作った燃料電池バスが、首都高速を通って羽田空港と東京シティーエアターミナル(中央区)、JR新宿駅西口(新宿区)間でそれぞれ1往復定期営業運転される。近く、燃料電池乗用車を使ったハイヤーも、都内と成田空港間で営業運転を始める。
また、15日には大田区京浜島の大田清掃工場内と杉並区宮前に、同プロジェクトで使われる燃料電池車に水素を供給する水素ステーションも設置された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101216-00000100-san-soci
※写真あり
2010/12/16 横内知事 再選マニフェスト 山梨(産経新聞)
1月の選挙で再選を目指す横内正明知事は15日、「未来やまなしへ行動力宣言」と題した選挙公約を発表した。経済、環境、観光、交通網、福祉、教育、財政改革の7分類、151項目におよぶ。
横内氏は「本県は東京という大消費地の隣に位置する地の利を持つ。果実生産量は日本一、環境技術や燃料電池などの研究が行われ、リニア中央新幹線や中部横断自動車道建設の計画があり、可能性の芽を持つ。これらの芽をどう伸ばすか、トップの行動力が求められている」とし、今後必要とされる県政課題の実現を目指すと語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101216-00000083-san-l19
■海外ニュース
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<軍事利用>
●ウルトラセル社、陸軍の試験に参加(2010年11月10日)
ウルトラセル社(UltraCell Corporation)は、米国陸軍のネット・ウォーリイ(Nett Warrior)エクササイズ限定ユーザー試験(Limited User Test:LUT)の一端としてカンザス州フォートライリィで行う携帯電源エクスカーション(Portable Power Excursion:PPE)試験のために燃料電池を提供した。ウルトラセル社は、試験のために燃料電池システム「XX25 3-Up」「XX55 3-Up」「XX55」を送った。そして、兵士用携帯電源と充電器を統合したシステムの性能を実証した。
http://ultracellpower.com/assets/PressReleases2010/UltraCell_LUT_exercise_11.10.10_FINAL.pdf(参考)ネット・ウォーリイ(Nett Warrior) 米軍の兵士用着衣。防弾プレート入りの防護ベストと一体化している。
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