燃料電池ワールド Vol.825 (2010/12/15 10:19)

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□燃料電池ワールド Vol.825
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■2010年12月15日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

※都合により明日16日のメルマガはお休みします。
■燃料電池関連イベント
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☆『水素先端世界フォーラム2011』開催!【再掲】
http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/)

 2011年2月2日(水)?3日(木)、「水素先端世界フォーラム2011」を開催します。5回目を迎える今回は、2015年の燃料電池自動車市場化を目指した取り組みについて日米欧の自動車、インフラ企業から、最新の動向を発表するほか、ノルウェー、フィンランド、オーストラリアといった世界各国から講演者を招へいします。

 水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。フォーラムへの参加は無料です。みなさまの参加をお待ちしています。【プログラム概要】
◆2月2日(水)/グランドハイアット福岡(福岡市博多区)
※同時通訳あり、入場無料(レセプションは別途)
○9:30?12:00 セッション1『2015年 燃料電池自動車の市場化に向けて』
・飯山 明裕氏(日産自動車(株)総合研究所EVシステム研究所所長)
・George P. Hansen氏(ゼネラルモーターズ燃料電池事業本部)
・Andreas Opfermann氏(リンデガス&エンジニアリング)
○13:15?17:00 セッション2『水素エネルギー社会の実現に向けた各国の戦略』
・Antonio Ruiz氏(米国エネルギー省)
・HYDROGENIUS及び世界各国からの招へい研究者
○17:30?19:00 レセプション(参加費 5000円)
◆2月3日(木)/九州大学伊都キャンパス(福岡市西区)
※同時通訳なし、参加無料
○世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究チーム等の研究者による研究発表
○ポスターセッション 
○HYDROGENIUS、HyTReC、水素ステーションの施設見学。
◆主催 (独)産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、九州大学
◆後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、水素エネルギー協会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター
◆申込み締切 平成22年1月24日(月)
◆詳細・お申込み
ホームページオンラインフォームにてお申し込みください。
URL:http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/
<フォーラム運営事務局/(株)コングレ九州支社内>

■2010年12月14日のWEB LINK NEWS
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2010/12/14 駐日欧州連合代表部、「EU Gateway Programme」で展示商談会を開催(BCN)

 駐日欧州連合代表部は、日・EU貿易投資促進キャンペーン「EU Gateway Programme」の一環として、11年2月1日、2日の2日間、ヒルトンホテル東京で環境・エネルギー関連技術分野の展示商談会を開催する。当日は会場で出展者セミナーを開催する予定。

 展示商談会で紹介するEU企業の製品・技術は、太陽光や風力などの再生可能エネルギー関連や燃料電池関連、産業廃棄物処理・リサイクル技術、モニタリング、測定・分析器、水処理技術など多岐にわたる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101214-00000001-bcn-sci

2010/12/14 エコが追い風「エネファーム」好調 太陽光との「ダブル発電」にも注目(J-CASTニュース)

 家庭用燃料電池の「エネファーム」を設置する住宅が増えている。導入コストに300万円超かかるが、いまなら1台あたり上限130万円の、国による民生用燃料電池導入支援事業の補助金が利用できることに加えて、ハウスメーカーが「エコ住宅」の販売促進に力を注いでいること、また住宅エコポイントが併用できることなどが「追い風」になっている。

 さらに最近は太陽光発電との「W(ダブル)発電」によって、「売電」効果が高まることが大きなメリットとして注目されている。家庭でできる地球温暖化防止やCO2削減策では、電力会社がオール電化住宅や「エコキュート」を推進、ガス会社も「エネファーム」を強力に推している。
■ハウスメーカーとの「二人三脚」が奏功

 日本ガス協会によると、2009年度の販売実績はガス会社大手4社で3800台に達した。大阪ガスの場合、販売目標の1300台を突破し、全体の約3分の1を占めるなど好調で、10年度も引き続き力を入れている。

 大阪ガスによると、2010年度の販売目標は1700台以上。これに対して、12月9日までの販売実績は1614台で、「目標の達成はほぼ間違いない」と話す。

 東京ガスは10年度の販売目標を2500台に設定。4?10月期で2300台を成約。「ほぼ計画どおりに推移しています」と、こちらも目標達成に自信をみせる。

 現在、エネファームを設置した住宅の多くは新築の戸建て住宅で、それらはハウスメーカーとの「二人三脚」の推進によるもの。大阪ガスでは、「エネファームは先進的で環境にやさしいということでハウスメーカーの評価も高い。『自宅で発電する』という、新しいイメージを打ち出せたガス機器はこれまでになかった」と胸を張る。
■エネルギー利用率アップで「節約」にも貢献

 ただ、エネファームを使うことでガスの使用量が増え、ガス料金が上がることを心配する人もいる。そんなことから、ガス会社はエネファームを導入している家庭のガス料金を優遇する料金プランを設けている。大阪ガスによると、ガスと電力を併用してきた家庭に比べて、光熱費で年間約6万9000円(戸建て住宅4人家族の場合)節約できるという。

 さらに、注目されているのが太陽光発電との「W(ダブル)発電」。太陽光発電は余った電力を電力会社に売ることができる。一方、エネファームはおもに家庭で消費する電力量の約70%をまかなえる。このため、両者を組み合わせることで売電量がアップして、家計は「オトク」というわけだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101214-00000000-jct-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<素材/部品/試験>
●ITMパワー社、膜材料の開発でカーボン・トラスト社の助成金を獲得(2010年11月02日)

 ITMパワー社(ITM Power)は、カーボン・トラスト社(Carbon Trust)の助成金10万8000ユーロ(16万7000米ドル)を獲得した。この助成金は、水素/酸素燃料電池で使われる同社の膜材料を自動車用燃料電池に適応させるための開発に使われる。
http://www.itm-power.com/news/40/High+Power+Density+Fuel+Cells.html【燃料電池ワールドの過去記事】
Vol.812 2010/11/26発行「ITMパワー社、英国建築研究所と覚書を(2010年10月28日)、水素現地実証試験に多くの団体・企業が参加(10月26日)」

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