燃料電池ワールド Vol.803 (2010/11/12 10:25)

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□燃料電池ワールド Vol.803
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■2010年11月12日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2010年11月11日のWEB LINK NEWS
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2010/11/11 トヨタ、小型EVを国内発売へ 12年に「iQ」ベースに開発(産経新聞)

 トヨタ自動車が、新型の電気自動車(EV)を2012年に国内で発売することが11日、分かった。小型車「iQ」をベースに開発。米国でも同時期に発売する見通しだ。全系列販売店で売り出す。家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)も12年までに市販する予定で、幅広いニースに対応したラインアップをそろえ、エコカー市場の主導権を握る戦略だ。

 トヨタは、ハイブリッド車(HV)をエコカーの主軸と位置づける一方で、「短距離はEV、長距離は燃料電池車」という全方位戦略をとっている。独自開発のEVのほか、米ベンチャー「テスラ・モーターズ」との共同開発を進め、12年の米国発売を計画している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101111-00000544-san-bus_all
※写真あり

2010/11/11 【エコプロダクツ10】JX日鉱日石、次世代SS「EVチャージステーション」を紹介(レスポンス)

 JX日鉱日石エネルギーは、12月9日から11日まで、東京ビッグサイトで開催される国内最大級の環境展示会「エコプロダクツ2010」に出展すると発表した。

 今回、展示ブースでは、家庭用燃料電池エネファーム、太陽光発電システム、ダブル発電、わが家で創エネ・プロジェクトなどの新エネルギー事業のほか、電気自動車(EV)チャージステーション・プロジェクト、水素ステーションなど次世代のサービスステーションへの取り組みを紹介する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101111-00000043-rps-bus_all

2010/11/11 中国の風力発電所、設備の3分の1が稼動休止 経営難で(新華社ニュース)

 中国の国家電力監管委員会が発表したリポートで、現在、国内の風力発電所は全般に経営が苦しく、一部では赤字も出ており、発電ユニット総数の3分の1が稼動を休止していることが分かった。

 同国では「再生可能エネルギー法」が公布された2006年以降、風力発電産業が急速に成長。09年まで年に2倍の勢いで拡大してきた。今年は全国で378件の新規建設プロジェクトが進んでいる。

 しかしコンサルタント企業、風脈可再生能源技術有限責任公司の葉毅総経理によれば、国内では08年ごろから風力発電が「買い手市場」となり、各社の業績にかげりが出てきた。別の業界関係者は、市場はほぼ国有電力企業に奪われ、民間企業はわずかしかない、と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101111-00000005-xinhua-int

■海外ニュース
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<定置用電源>
●英国の3企業、IGCCプラントに燃料電池設置へ(2010年10月04日)

 英国のエネルギー企業パワーフュエル・パワー社(Powerfuel Power Ltd)とB9コール社(B9 Coal Ltd)、AFCエナジー社(AFC Energy Plc)の3社は10月4日、拘束力のある基本合意書(binding Letter of Intent)を締結した。この合意書により、AFCエナジー社の300MW級アルカリ型燃料電池が、ドンカスター近郊のハットフィールドにあるパワーフュエル社が計画している石炭ガス化複合発電(integrated gasification combined cycle:IGCC)発電所に設置される。B9コール社は発電所建設の調整を行う。
http://www.afcenergy.com/news/latest_news/PR_AFC_PowerFuel_041010.html

〔訳注〕この事業の背景や進捗状況について、英国ヨークシャー開発公社日本代表事務所のサイトに分かりやすい記事が載っている。
http://www.yorkshirejapan.com/news/62.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第4回 山梨燃料電池実用化推進セミナー【再掲】

 燃料電池ビジネスに参入する上で、自社の技術をどのように生かせるのか、現在どのような技術が求められているのか、世界をリードする講師陣により必要な情報を提供いたしますので、皆様のご参加を心からお待ちしております。
◇開催日程 11月30日(火)14:00?17:30
◇会場 山梨大学燃料電池ナノ材料研究センターセミナー室(山梨県甲府市宮前町6-43)
◇参加費 3,000円
◇内容 
第1部 14:15?15:45
『スマートグリッドの動向と定置用燃料電池の位置づけ』
[講師]樺澤明裕氏(富士電機ホールディングス(株)技術開発本部エネルギー環境研究センターエネルギーシステム研究部グリッド制御グループ課長)
第2部 16:00?17:30
『燃料電池を利用したクリーンエネルギー社会の実現と課題』
[講師]内田誠氏(山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター教授)
◇申込締切 定員(30名)に達し次第、募集を締め切ります
◇詳細についてはこちら
  http://www.pref.yamanashi.jp/sangyo/news/index.php?id=77
◇主催 山梨燃料電池実用化推進会議
    山梨県地域産業活性化協議会

☆福岡水素エネルギー人材育成センター【再掲】
●第10回経営者コース

 水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等を対象に、水素の性質や燃料電池などに関する基本的な知識と市場の最新動向を短時間で習得いただくコースです。施設見学では、水素ステーション、燃料電池自動車、家庭用燃料電池の実物をご覧いただきます。
◇対象:水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等
◇日程:12月2日(木)12:50〜18:10
◇会場:九州大学伊都キャンパス (福岡市西区元岡744番地)
◇定員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇受講料:3000円/人(交流会費2,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
http://www.f-suiso.jp/10th_keieisha.html
◇受講申込みはこちら(申込フォームが開きます)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20090309105516
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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