燃料電池ワールド Vol.796 (2010/11/02 08:55)

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□燃料電池ワールド Vol.796
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■2010年11月02日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆第4回 山梨燃料電池実用化推進セミナー

 燃料電池ビジネスに参入する上で、自社の技術をどのように生かせるのか、現在どのような技術が求められているのか、世界をリードする講師陣により必要な情報を提供いたしますので、皆様のご参加を心からお待ちしております。
◇開催日程 11月30日(火)14:00?17:30
◇会場 山梨大学燃料電池ナノ材料研究センターセミナー室(山梨県甲府市宮前町6-43)
◇参加費 3,000円
◇内容 
第1部 14:15?15:45
『スマートグリッドの動向と定置用燃料電池の位置づけ』
[講師]樺澤明裕氏(富士電機ホールディングス(株)技術開発本部エネルギー環境研究センターエネルギーシステム研究部グリッド制御グループ課長)
第2部 16:00?17:30
『燃料電池を利用したクリーンエネルギー社会の実現と課題』
[講師]内田誠氏(山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター教授)
◇申込締切 定員(30名)に達し次第、募集を締め切ります
◇詳細についてはこちら
  http://www.pref.yamanashi.jp/sangyo/news/index.php?id=77
◇主催 山梨燃料電池実用化推進会議
    山梨県地域産業活性化協議会

■2010年11月01日のWEB LINK NEWS
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2010/11/01 ベイビー CLSか…メルセデスベンツ F800 に新展開(レスポンス)

 ダイムラーは10月29日、メルセデスベンツのコンセプトカー、『F800スタイル』の新写真を公開した。開発中と噂される『CLS』の派生コンパクト車として、注目できる。

 『F800スタイル』は今年3月、ジュネーブモーターショーで初公開。未来のテクノロジーを満載した実験車の位置づけだ。

 最大の特徴は、プラグインハイブリッドや燃料電池など、幅広いパワートレインに対応する新開発マルチドライブプラットホーム。プラグインハイブリッド仕様の場合、フロントに直噴V型6気筒ガソリンエンジン(300ps)を搭載。モーター(109ps)との組み合わせで、トータル出力409psを発生する。

 燃料電池仕様の場合では、フロントに燃料電池スタック、リアにモーターとリチウムイオンバッテリーを搭載。床下に、水素タンクをレイアウトする。モーターは、最大出力136ps、最大トルク29.6kgmを引き出す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101101-00000014-rps-ind
※写真あり

2010/11/01 日本がエネルギーの過度な輸入依存から脱却するためには(1)=中国(サーチナ)

 日本はエネルギーが極端に不足している国であり、輸入率は一貫して80%前後を維持、とくに経済の高度成長以来、エネルギー需要もそれに伴って増えてきた。

 世界の大部分のエネルギー市場で、日本の一部の関連企業がエネルギーの主導権を掌握し、配分を調整できることが、日本のエネルギー供給の安全を保障する核心的な力となっており、同時に自らも少なからぬ利益を得ている。中国網日本語版(チャイナネット)はこのほど、「日本はどうしたら、エネルギーの過度な輸入依存から脱却して世界のエネルギー市場で重要な役割を演じることができるのか」と題する記事を掲載した。以下は同記事より。
 電力会社がLNGを占有

 現在、全世界のLNG(液化天然ガス)は日本と韓国が50%以上を使用している。エネルギー・コンサルタント会社のアーガスによれば、日本の電力会社は今、海外の多数のLNGプロジェクトに参入することでエネルギーの安全を確保しようとしている。

 日本最大の電力会社は同時に、最大のLNG輸入企業でもあり、東京電力は9月、今後10年で総額3兆5000億円(約420億ドル)の投資計画を発表。うち約1兆円は海外での拡張、とくにLNG開発プロジェクトへの参画に充てる。東京電力の清水正孝取締役社長は「2020年までに、LNG消費量の少なくとも3分の1を自社が参与する海外プロジェクトで確保したい」との考えを明らかにした。

 実際、東京電力が現在擁(よう)する年間1800万トンの輸入契約は、その3分の2が今後10年以内に期限を迎えるか、または継続契約をしなければならならず、同社は事前に積極的な準備を開始。09年、東京電力とシェブロンは、今後20年にわたりオーストラリアで進めているLNG年産860万トンのウィートストーン・プロジェクトから310万トンを輸入するとの基本合意書に調印した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101101-00000061-scn-cn

■海外ニュース
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<輸送>
●SFCフュエルセルズ社、キャンピングカー製造業者や自動車取付業者数社と力を合わせる(2010年09月21、23日)

 SFCエナジー社(SFC Energy)の燃料電池「イーフォイ(EFOY)」は、フランスのキャンピングカー製造業者ノーチン社(Notin)の車両のオプションとして提供されている。そしてヨーロッパの大手キャンピングカー製造業者であるラッピドSAS社(Rapido SAS)は、新しいシリーズ10車種に標準装備することにしている。

 SFC社はまた、箱を構成単位としたL-BOXXという移動携帯用電源システムを発展させるためにソルティモ・インターナショナル社(Sortimo International GmbH)と協働している。ソルティモ社は、特殊車両のための取付保管システム製造業大手である。この柔軟な完成した方法はまた、移動通信基地での使用にも向いており、官庁や貿易、エネルギー供給業者、サービス・プロバイダーなどに照準を合わせている。
http://www.efoy.com/en/press-release/11270-notin-setzt-auf-nachhaltige-energieversorgung-seiner-reisemobile-mit-efoy-brennstoffzellen.html
http://www.efoy.com/en/press-release/11269-baureihe-10-von-rapido-serienmaessige-ausstattung-mit-efoy-brennstoffzelle.html
http://www.efoy.com/en/press-release/11266-sfc-und-sortimo-kooperation-zur-entwicklung-einer-autarken-und-modularen-energieversorgungsloesung-fuer-sonderfahrzeuge.html【燃料電池ワールドの過去記事】
Vol.338 2008/07/27発行「ラピッド社、SFC社の燃料電池をキャンピングカーに取り入れる(2008/06/25)」

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【再掲】
●第13回技術者育成コース

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等(水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です)
◇日程:11月16日(火)?19日(金)
◇会場:(1日目)福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区)

    (2?4日目)九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
◇定員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇受講料:5万円/人(交流会費3,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
http://www.f-suiso.jp/13th_gijutsusya.html
◇受講申し込みはこちら(申込フォームが開きます)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080908193159

●第10回経営者コース

 水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等を対象に、水素の性質や燃料電池などに関する基本的な知識と市場の最新動向を短時間で習得いただくコースです。施設見学では、水素ステーション、燃料電池自動車、家庭用燃料電池の実物をご覧いただきます。
◇対象:水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等
◇日程:12月2日(木)12:50〜18:10
◇会場:九州大学伊都キャンパス (福岡市西区元岡744番地)
◇定員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇受講料:3000円/人(交流会費2,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
http://www.f-suiso.jp/10th_keieisha.html
◇受講申込みはこちら(申込フォームが開きます)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20090309105516
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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