燃料電池ワールド Vol.795 (2010/11/01 10:46)

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□燃料電池ワールド Vol.795
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■2010年11月01日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2010年10月29〜31日のWEB LINK NEWS
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2010/10/29 パナホームの2010年度第2四半期決算は増収・増益で着地(サーチナ)

 パナホームは、2011年3月期第2四半期連結決算を発表。売上高は1,274億円(前年同期比2%増)、営業利益は32億円(同16億円増加)、経常利益は32億円(同16億円増加)、四半期純利益は10億円(同8億円増加)となり、売上、利益とも期初予想を上回った。

 商品・技術開発面では、パナソニックグループの環境技術を結集した『CO2±0(ゼロ)住宅』の研究棟を建設し、実証試験を開始した。高断熱・高気密な躯体に蓄熱材や真空断熱材の採用や、さらにはパナソニックグループの 最新家電・設備などによる省エネ、太陽光発電や燃料電池による創エネによって、環境性能のさらなる向上を進めていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000003-scn-biz

2010/10/29 ハイブリッド自動車、09年度出荷46万6631台…前年比3.85倍に(レスポンス)

 日本自動車工業会が29日公表した「2009年度低公害車等の出荷台数実績」によると、09年のハイブリッド自動車の出荷台数は、46万6631台(前年比385.3%、34万5530台増)となり、前年比で約3.9倍となることが判明した。

 09年度の低公害車等の出荷台数実績の全車種合計では、402万7624台 (前年比112.0%、43万0826台増) 。燃費基準達成(以下 低燃費)かつ平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)が全体の8割以上を占めた。

 内訳は、低燃費かつ平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆):322万6086台(前年比110.8%、31万5327台増)、低燃費かつ平成17年基準排出ガス50%低減レベル(☆☆☆):33万1546台(前年比60.9%、21万3289台減)。

 続いて、ハイブリッド自動車:46万6631台(前年比385.3%、34万5530台増)、電気自動車:1706台(1706台増)、天然ガス自動車:1197台(前年比50.3%、1182台減)、ディーゼル代替LPG車:450台(前年比73.9%、159台減)、水素自動車:5台(5台増)、燃料電池自動車:3台(前年比20.0%、12台減)、メタノール自動車:0台(±0台)。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000025-rps-bus_all
※写真あり

2010/10/29 <事業仕分け>エネルギー対策特会 10事業で「予算圧縮」(毎日新聞)

 「なぜ太陽『光』が経産省で、太陽『熱』は環境省なのか」。エネルギー特会の仕分けでは、経産省の「太陽光発電」補助金と、環境省の「太陽熱利用システム」の事業目的が重複していることに批判が集中した。環境省の担当者は明確な違いを説明できず「両省で調整し、最終的には財務省の査定もいただいて……」と応じるのが精いっぱいだった。

 同特会で石油や省エネ関連の事業を行っている「エネルギー需給勘定」では、経産・環境両省の重複事業が目立っている。太陽関連だけでなく、エコカーでも経産省がハイブリッド車を、環境省が燃料電池車を主に所管しており、仕分け人の玉木雄一郎衆院議員は「環境省の(事業の)唯一の基準は、経産省がやっていない事業をやること」と皮肉った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000102-mai-pol
※図あり

2010/10/30 仕分け人も仕分け必要 「勉強不足」 傍聴者から不満(産経新聞)
 調べれば簡単に分かる質問も目立った。

 「温泉発電と地熱発電がどう違うのか」(亀井亜紀子参院議員)「政府の燃料電池車の普及目標を教えてください」(大西健介衆院議員)…。

 傍聴人の機器メーカー会社員は「仕分け人が技術的に切り込めていないから、役所に逃げられてしまう」と落胆の表情を浮かべた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101030-00000121-san-pol

2010/10/30 事業仕分け 蓮舫行刷相が声荒らげる一幕も(日本テレビ系(NNN))

 政府の行政刷新会議による事業仕分け第3弾で、29日は5つの特別会計について議論され、燃料電池などを利用したエコカーの普及を促進する事業は、原則として「来年度の予算計上は見送り」と判定された。また、特許事業にかかわる特別会計の議論では、役所の守りの姿勢に蓮舫行政刷新相が声を荒らげる一幕もあった。

 「エネルギー対策特別会計」で行われている燃料電池などを利用したエコカーの普及促進事業は環境省が行っているものの、研究開発は経産省が進めている。このため、1つの役所に集約できるのではないかなどの指摘が上がった。仕分けの結果、燃料電池などを利用したエコカーの普及を促進する事業は、現在継続中の事業を除いて、「来年度の予算計上は見送り」と省庁の縦割り行政に厳しい判定が下された。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20101030-00000024-nnn-pol
※動画あり

2010/10/30 職場体験・豆記者がゆく:立川のガス展で燃料電池も取材--最終日 /東京(毎日新聞)

 職場体験最終日の29日、国分寺市立第一中学2年の斎藤利奈さん・白上萌夏さん・田中結さんの3人の豆記者は、立川市の東京ガス多摩ショールームを取材した=写真。
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 ショールームでは29?31日までガス展が開催されており、ガスコンロを使った料理教室や新型サウナの無料体験、足湯コーナーなどが設けられていた。体験した足湯は燃料電池でためられたお湯が使われていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101030-00000006-mailo-l13

2010/10/31 燃料をテーマにクラシックカーフェスタ 11月27日(レスポンス)

 トヨタ自動車は、「トヨタ博物館クラシックカーフェスタ in 神宮外苑」を11月27日に東京・明治神宮外苑(東京都新宿区)で開催する。

 トヨタの最先端技術を盛り込んで開発した『プリウス・プラグインハイブリッド』や燃料電池車『FCHV-adv』などとも対比させながら、燃料をテーマとした自動車の発達史を紹介する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101031-00000009-rps-bus_all
※写真あり

2010/10/31 「HVと乗り比べて」山内マツダ社長、燃費30キロのデミオに自信(産経新聞)

 マツダが、ハイブリッド車(HV)に匹敵するリッター30キロの燃費性能を実現するガソリンエンジンを開発し、来年発売する「デミオ」に搭載する。エコカーの覇権争いが激化する中、マツダは、ロータリーで培った技術を駆使し、ガソリン車で真っ向勝負をかける。山内孝社長にエコカー戦略を聞いた。
--電気自動車(EV)の投入は

 「水素ロータリーエンジン車を開発して準備はしている。ただ、EVは走行距離やコスト、価格の問題があり、主流にはなりえない。2020年でも、HVも含めたエンジンをベースとする車が9割を占めているだろう。バッテリーなど技術の進歩を見極めたい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101031-00000525-san-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<その他>
●コネチカット州先端技術センター、米国中小企業庁の融資を獲得(2010年09月20日)

 コネチカット州先端技術センター(Connecticut Center for Advanced Technology:CCAT)は、北東地域の企業に水素燃料電池技術と製品を商業的に広げる目的で、56万6573ドルの米国中小企業庁(Small Business Administration)融資保証を獲得した。この融資は、173件にのぼる全国レベルの応募の結果、コネチカット州水素・燃料電池連携連合(Connecticut Hydrogen-Fuel Cell Coalition/Cluster)と他の9つの地域的集団の独創的考案を中核とした先進的なプログラムに対して与えられている。コネチカット州の両団体は、燃料電池と水素技術、それらに関係した燃料システムの開発と製造、そして展開をとおして経済発展を遂げなければならない。
http://www.hartfordbusiness.com/news14860.html

〔訳注〕コネチカット州水素・燃料電池連携連合(Connecticut Hydrogen-Fuel Cell Coalition/Cluster)は、コネチカット州先端技術センター(Connecticut Center for Advanced Technology:CCAT)によって管理運営されている。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【再掲】
●第13回技術者育成コース

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等(水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です)
◇日程:11月16日(火)?19日(金)
◇会場:(1日目)福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区)

    (2?4日目)九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
◇定員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇受講料:5万円/人(交流会費3,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
http://www.f-suiso.jp/13th_gijutsusya.html
◇受講申し込みはこちら(申込フォームが開きます)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080908193159

●第10回経営者コース

 水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等を対象に、水素の性質や燃料電池などに関する基本的な知識と市場の最新動向を短時間で習得いただくコースです。施設見学では、水素ステーション、燃料電池自動車、家庭用燃料電池の実物をご覧いただきます。
◇対象:水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等
◇日程:12月2日(木)12:50〜18:10
◇会場:九州大学伊都キャンパス (福岡市西区元岡744番地)
◇定員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇受講料:3000円/人(交流会費2,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
http://www.f-suiso.jp/10th_keieisha.html
◇受講申込みはこちら(申込フォームが開きます)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20090309105516
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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