燃料電池ワールド Vol.794 (2010/10/29 11:04)

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□燃料電池ワールド Vol.794
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■2010年10月29日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2010年10月28日のWEB LINK NEWS
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2010/10/28 【ロサンゼルスモーターショー10】ホンダ、伊東社長自らEVコンセプトを発表へ(レスポンス)

 米国ホンダ自動車販売は27日、11月17日に開幕するロサンゼルスオートショー(ロサンゼルスモーターショー)に新型電気自動車のコンセプトモデルを出展することを発表した。

 同ショーでは、ホンダの次世代プラグインハイブリッドモデルのプラットフォームも同時に発表される予定だ。このEVコンセプトとプラグインHVの両モデルは、既に日米でリース販売されている燃料電池モデル『FCXクラリティ』をベースにしている点も注目だ。

 両コンセプトモデルとも、画像はもとより、搭載されるパワーユニットやバッテリー、レイアウトといった詳細は明らかにされていない。すべては17日のプレスカンファレンスの場で公開されることになっているが、走行用のパワーユニットがモーターであるFCXクラリティをベースにしたということで、発電用の燃料電池スタックと水素タンク以外の大部分が流用可能。短期間で市販モデルとして完成させることが可能であることは注目だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101028-00000007-rps-ind
※写真あり

2010/10/28 ボルボ、燃料電池車の実証実験を2012年開始(レスポンス)

 ボルボカーズは27日、燃料電池を使用してEVの航続距離を伸ばす実験を、2012年から開始すると発表した。

 この実験には、『C30』をベースに開発したEVプロトタイプ、『C30DRIVeエレクトリック』を活用。同車は4輪にインホイールモーターを搭載。0-96km/h加速は9秒、最高速は160km/hで、最大約100kmをゼロエミッション走行できる。

 本来のC30DRIVeエレクトリックは、レンジエクステンダー(走行距離延長)用の1.6リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載。バッテリー残量が少なくなると、このエンジンが始動。ジェネレーターを回してモーターに電力を供給すると同時に、バッテリーを充電する。

 今回ボルボは、このレンジエクステンダー用エンジンに代えて、燃料電池と水素タンクを搭載。水素ガスと燃料電池によって生み出した電力をモーターへ送り、レンジエクステンダーの機能を持たせることとした。最大航続距離は250kmを想定。ボルボによると、エンジンと比べて、COやNOx、SOxをゼロにでき、CO2も大幅に減らせる効果が期待できるという。

 ボルボはスウェーデンの電力会社と共同で、2012年から実証実験をスタート。同社のステファン・ジャコビー社長兼CEOは、「これはEVの市販に向けた大きな取り組み」と語っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101028-00000029-rps-ind
※写真あり

■海外ニュース
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<定置用電源>
●トヨタとアイシン、60台の固体酸化物型燃料電池システムを日本の実証研究事業に提供(2010年09月07日)

 トヨタ自動車(Toyota Motor Corporation:TMC)とアイシン精機(Aisin Seiki Co., Ltd.)は、「システム供給者(製造事業者)」として家庭用固体酸化物型燃料電池(solid-oxide fuel cell:SOFC)コージェネシステム60台を、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(New Energy and Industrial Technology Development Organization:NEDO)の「固体酸化物型燃料尾電池実証研究事業(Solid Oxide Fuel Cell Verification Project)」に提供する予定である。このコージェネシステムは、トヨタとアイシン、大阪ガス、京セラの4社によって共同開発されている。また、この事業には北海道ガス、東京ガス、東邦ガス、大阪ガス、西部ガスの5社が参画している。
http://www.asahi.com/english/TKY201009070304.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【再掲】
●第13回技術者育成コース

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等(水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です)
◇日程:11月16日(火)?19日(金)
◇会場:(1日目)福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区)

    (2?4日目)九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
◇定員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇受講料:5万円/人(交流会費3,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
http://www.f-suiso.jp/13th_gijutsusya.html
◇受講申し込みはこちら(申込フォームが開きます)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080908193159

●第10回経営者コース

 水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等を対象に、水素の性質や燃料電池などに関する基本的な知識と市場の最新動向を短時間で習得いただくコースです。施設見学では、水素ステーション、燃料電池自動車、家庭用燃料電池の実物をご覧いただきます。
◇対象:水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等
◇日程:12月2日(木)12:50〜18:10
◇会場:九州大学伊都キャンパス (福岡市西区元岡744番地)
◇定員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇受講料:3000円/人(交流会費2,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
http://www.f-suiso.jp/10th_keieisha.html
◇受講申込みはこちら(申込フォームが開きます)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20090309105516
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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