■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.793
■□□□□□□□□□
■2010年10月28日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■2010年10月27日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────
2010/10/27 日産、「フーガ ハイブリッド」発表会(Impress Watch)
日産自動車は10月26日、同社グローバル本社ギャラリーにおいて「フーガ ハイブリッド」の発表会を開催した。
同社の志賀俊之COOは、新型フーガが「次世代環境技術」を搭載してクラストップレベルの低燃費を実現したモデルのみに与えられるエンジン進化型エコカー「PURE DRIVE(ピュア ドライブ)」の第3弾にあたるとし、「搭載した1モーター2クラッチのパラレルハイブリッドシステムは優れた燃費とダイレクトな走りを高次元で両立する“究極のハイブリッド”としながら、エンジンとクラッチの制御が非常に難しいことから実用化が困難であると考えられてきた」と言う。
こうした課題をクリアできた理由は、1992年に開始したリチウムイオンバッテリーの研究・開発や、並行してモーター、インバーターなど、電動車両に欠かせない技術の研究・開発を行ってきた結果とし、「2000年に発売した日産初のハイブリッド車『ティーノ ハイブリッド』や電気自動車の『ハイパーミニ』、燃料電池車『エクストレイル FCV』にも、これらの技術を搭載し、市場での膨大なノウハウを蓄積してきた。こうした技術の蓄積がフーガ ハイブリッドに活かされている」としたほか、「フーガ ハイブリッドは日産の高い技術力を強く印象づけるクルマになるだろう」と述べ、締めくくった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101027-00000006-impress-ind
※写真あり
2010/10/27 JXの家庭用マルチエネルギーシステムが実用化(レスポンス)
JX日鉱日石エネルギーは、家庭用の「環境対応マルチエネルギーシステム」が岐阜県の次世代エネルギーインフラ構想の拠点である「GREENY(グリーニー)岐阜」に採用されたと発表した。
GREENY岐阜は、次世代エネルギーインフラ構想の家庭モデルで、イビケンが企画・運用する。
今回、家庭モデルに採用されたJXの家庭用環境対応マルチエネルギーシステムは、太陽光発電、風力発電、リチウムイオン蓄電池を直流で接続し、家庭内に直流でも給電することが可能。これにより、家庭内の負荷に応じて各機器の発電や充放電を制御することができるとともに、燃料電池(エネファーム)も含め家庭で必要な電力や給湯を調達する。
電力や給湯の使用状況がモニター画面に表示されるホームエネルギーマネジメントシステムも設置し、エネルギーを見える化する。系統電源の停電時でも電気とお湯を供給することができる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101027-00000033-rps-bus_all
※図あり
2010/10/27 G20サミット、ソウル市が電気・水素自動車支援(聯合ニュース)
【ソウル27日聯合ニュース】ソウルで20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)が開かれる11月11?12日、ソウル市が電気自動車38台、水素燃料自動車15台を支援する。
これらは市と各企業が協力して開発したもので、サミットを機に韓国企業の先端技術力と市の政策を世界にアピールしたい考えだ。会場となる三成洞のCOEXと周辺をつなぐシャトルバス、内信・外信記者の取材車両、出席者の移動車両として利用する。
電気自動車は現代自動車の「ブルーオン」10台と電気バス「エレクシティ」4台、GM大宇の「ラセッティプレミア電気自動車」10台など。水素燃料自動車は現代・起亜自動車の水素バス2台、「モハビ水素自動車」13台が準備された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101027-00000020-yonh-kr
※写真あり
■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<素材/部品/試験>
●アダプティブ・マテリアルズ社、中小企業技術革新制度から資金を獲得(2010年09月22日)
アダプティブ・マテリアルズ社(Adaptive Materials)は、2年間75万ドルの中小企業技術革新制度(Small Business Innovation Research:SBIR)補助金を獲得した。この制度は、戦場で中隊長が効果的に再生可能エネルギーシステムを使うことを助けるソフトウエアの開発に資金を提供している。
プロジェクトの第1段階でアダプティブ・マテリアルズ社は、携帯機器が必要とする最適な電源を決めるための分析を行うJAVAベースのソフトウエアプログラムを開発した。第2段階では、戦場での兵站の必要性を減らして全体として効率的になるように、燃料電池やバッテリー、他のエネルギー源などを混合して使うために携帯機器の性能を評価し、電源を適切に混合する情報を提供することになる。
http://www.adaptivematerials.com/adaptive-materials-awarded-750000-to-develop-renewable-energy-software-for-the-battlefield-leading-partnership-in-commercializing-military-energy-software
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆福岡水素エネルギー人材育成センター【再掲】
●第13回技術者育成コース
水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等(水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です)
◇日程:11月16日(火)?19日(金)
◇会場:(1日目)福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区)
(2?4日目)九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
◇定員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇受講料:5万円/人(交流会費3,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
http://www.f-suiso.jp/13th_gijutsusya.html
◇受講申し込みはこちら(申込フォームが開きます)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080908193159
●第10回経営者コース
水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等を対象に、水素の性質や燃料電池などに関する基本的な知識と市場の最新動向を短時間で習得いただくコースです。施設見学では、水素ステーション、燃料電池自動車、家庭用燃料電池の実物をご覧いただきます。
◇対象:水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等
◇日程:12月2日(木)12:50〜18:10
◇会場:九州大学伊都キャンパス (福岡市西区元岡744番地)
◇定員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇受講料:3000円/人(交流会費2,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
http://www.f-suiso.jp/10th_keieisha.html
◇受講申込みはこちら(申込フォームが開きます)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20090309105516
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
────────────────────────────────────
■メルマガ「燃料電池ワールド」
□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
□連絡先:pemdream@gmail.com
□解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。PEM-DREAMでの代行はできません。
まぐまぐ http://www.kaijo.com/
melma! http://melma.com/contents/taikai/
□マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)
**H2**