燃料電池ワールド Vol.785 (2010/10/14 08:52)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.785
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■2010年10月14日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【再掲】
●第13回技術者育成コース

 水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等を対象とした「技術者育成コース」を開催します。九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
◇対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等(水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です)
◇日程:11月16日(火)?19日(金)
◇会場:(1日目)福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区)

    (2?4日目)九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
◇定員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇受講料:5万円/人(交流会費3,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
http://www.f-suiso.jp/13th_gijutsusya.html
◇受講申し込みはこちら(申込フォームが開きます)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080908193159

●第10回経営者コース

 水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等を対象に、水素の性質や燃料電池などに関する基本的な知識と市場の最新動向を短時間で習得いただくコースです。施設見学では、水素ステーション、燃料電池自動車、家庭用燃料電池の実物をご覧いただきます。
◇対象:水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等
◇日程:12月2日(木)12:50〜18:10
◇会場:九州大学伊都キャンパス (福岡市西区元岡744番地)
◇定員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇受講料:3000円/人(交流会費2,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
http://www.f-suiso.jp/10th_keieisha.html
◇受講申込みはこちら(申込フォームが開きます)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20090309105516
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

■2010年10月13日のWEB LINK NEWS
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2010/10/13 東ガスの燃料電池設置モニター 甲信越で初の家庭実験 山梨(産経新聞)

 東京ガス山梨は甲府市と昭和町の床暖房を備えた新築住宅2棟を選んで、都市ガスを電気エネルギーに変える家庭用燃料電池システムの試作機によるモニター実証実験を行う。甲信越3県の都市ガス供給地域では初の家庭実験。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の協力を得て寒暖差が激しい中で得た実験データを分析、山梨県の環境条件に適合する燃料電池システムを開発し、平成24年度をめどに販売を開始する。

 東京ガス山梨の実証実験では、システム内の燃料処理装置で取り出した水素に含まれるアンモニア度をチェックする「セルタック」の稼働状況をみる。実験では技術が実用化レベルに到達しているが、夏暑く冬寒い山梨の気象環境の中での耐久性能、エネルギー使用状況を来年1月から1年間かけ分析する。現在はモニター家庭への取り付け準備に入っている。

 東京ガス山梨によると、山梨県内では24年4月から家庭用燃料電池システムの販売を開始する。値段は1基300万円程度(うち国庫補助金見込み130万円)に設定する計画だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101013-00000005-san-l19

2010/10/13 散歩道:水素エネルギー教室--石岡小 /茨城(毎日新聞)

 次世代エネルギー源として注目を浴びる水素と燃料電池についての理解を深めてもらおうと「水素エネルギー教室80」が12日、石岡小(桜井信校長)の5年生66人を対象に行われた。校庭には実際の水素燃料電池自動車が登場し、車エンジン部分を説明=写真。全員が試乗体験した。

 教室は、エネルギー関連産業の岩谷産業が創業80周年を記念して全国80校で行っている社会貢献事業。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101013-00000082-mailo-l08

■海外ニュース
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<ポータブル/バックアップ電源>
●アダプティブ・マテリアルズ社、国防高等研究計画局から150万ドルを獲得(2010年09月29日)

 アダプティブ・マテリアルズ社(Adaptive Materials)は、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency)との現契約オプション第2フェーズとして150万ドルを授与された。これは、同社が米国陸軍に50W級固体酸化物型燃料電池(solid oxide fuel cell)を提供するというもので、第1フェーズと第2フェーズの合計金額は250万ドルに上る。特にアダプティブ・マテリアルズ社が取り組んでいる課題は、陸軍の灯油系の兵站用燃料であるJP-8を用いて作動する燃料電池を野戦兵士たちが使えるように携帯電源として引き渡すことである。
http://www.adaptivematerials.com/adaptive-materials-wins-1-5m-contract-option-for-50-watt-army-fuel-cells〔訳注1〕国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency)は軍隊使用のための新技術開発および研究を行うアメリカ国防総省の機関で、大統領と国防長官の直轄の組織でありアメリカ軍から直接的な干渉を受けない組織になっている。DARPAの主な活動は最先端科学技術の速やかな軍事技術への転用である。その中でも軍や科学技術基金などの組織が投資を行わない隙間への投資を積極的に行う。そのため、固定観念に囚われない自由度の高い研究への投資を重視している性質から、一見すると空想的だったりトンデモに見えるような研究内容が多数ある。

 予算はアメリカ国防総省の科学技術開発費の25%と決められており、2007年度予算は32億ドル(約3400億円)になる。DARPAの研究施設という建物は存在せず、実際の研究はプロジェクトマネージャーが企業や大学の研究施設で行っている。インターネットの原型であるARPANETを開発したことで、よく知られている。
〔訳注2〕JP-8は、JP-4ジェット燃料の代わりとして使用するためにアメリカ合衆国で1990年に制定されたジェット燃料である。民間用のJet-Aと類似した組成を持ち、JP-4よりも高い安全性を持つ。少なくとも2025年まで使用されると思われる。高い安全性から近年では航空機用としてだけではなく戦車や車両のガスタービンやディーゼルエンジンの燃料としても使用されている。
(以上の注は「ウィキペディア」より)

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第3回 山梨燃料電池実用化推進セミナー【再掲】

 燃料電池ビジネスに参入する上で、自社の技術をどのように生かせるのか、現在どのような技術が求められているのか、世界をリードする講師陣により必要な情報を提供いたしますので、皆様のご参加を心からお待ちしております。
◇開催日程 10月28日(木)14:00?17:30
◇会 場 山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター セミナー室
     (山梨県甲府市宮前町6-43)
◇参加費 3,000円
◇内 容 
受 付 13:30〜14:00
第1部 14:15〜15:45
『定置用燃料電池の現状と今後の展望』
 [講師] 永田 裕二氏(東芝燃料電池システム株式会社技師長)
第2部 16:00〜17:30 
『小型燃料電池の国際標準化の動向と今後の展望』
 [講師] 田島 收氏(株式会社ENEOSセルテック品質保証部)
◇申込締切 定員(30名)に達し次第、募集を締め切ります
◇詳細についてはこちら
http://www.pref.yamanashi.jp/sangyo/news/index.php?id=76
◇主 催 山梨燃料電池実用化推進会議
     山梨県地域産業活性化協議会

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