燃料電池ワールド Vol.779 (2010/10/05 08:50)

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□燃料電池ワールド Vol.779
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■2010年10月05日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2010年10月04日のWEB LINK NEWS
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2010/10/04 燃料電池特集 第1回:なぜ注目されているのか?
(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト)

 アポロ13号で重要な鍵を握った燃料電池は、1960年代にNASAに採用されたことで実用化が始まり、注目を浴びた。NASAが評価したのは、燃料電池がクリーンなエネルギーであり、かつ体積当たりの発電量が多かった点だ。また、発電の副生産物として作り出される水が乗組員の飲料用としても利用可能なことから、有人宇宙船の発電装置として採用することになった。燃料電池が初めて宇宙船に搭載されたのは、宇宙遊泳などの船外活動を行うことなどを目的として行われた「ジェミニ計画」(1965?66年)においてである。その後も開発が続けられ、現在もその利便性からスペースシャトルに搭載され活躍を続けている。

 宇宙環境における利便性から実用化が始まった燃料電池だが、約40年経った今、再び新たなエネルギー技術として大きな注目を浴びている。
●燃料電池が求められるワケ
●水素の魅力とは?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101004-00000003-natiogeo-int

2010/10/04 「環境政策は反ビジネス」 経団連会長、環境相に苦言(産経新聞)

 日本経団連の米倉弘昌会長は4日、東京都内のホテルで松本龍環境相と意見交換し、政府の環境政策について「税や規制を強化する国として、内外にアンチビジネスのメッセージを送っているのではないか」と強い危惧(きぐ)を表明した。

 米倉会長は「経済が厳しい情勢にあるなか日本は唯一規制を強化している」と指摘し、「産業界の活力をそがぬようにしてほしい」と要望。松本環境相は「産業界の意見を聞きながら取り組んでいきたい」と述べた。

 政府が臨時国会に再提出を準備している、再生可能エネルギーの全量買い取り制度などを盛り込んだ地球温暖化対策基本法について、経団連首脳からは「産業界は世界最高水準の貢献をしている」(清水正孝副会長)、「企業の国際競争力をそぎ、雇用にも悪影響を与える」(坂根正弘副会長)と強い懸念の声が相次いだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101004-00000106-san-bus_all

2010/10/04 経済成長で最重要な方策は環境問題への取り組み(サーチナ)

 日本経済の成長に向け必要な方策として、日本経済団体連合会の会員企業らは最も重要なこととして「世界で最も優れた環境・エネルギー技術を活かし、環境問題への取り組み強化を通じた新たな需要の創出を図ること」(73.3%)と考えていることが分かった。

 この調査は日本経済団体連合会の会員企業や東京経営者協会会員企業、合わせて1892社を対象に人事・労務に関するトップ・マネジメントに対して、7月1日から8月20日までの間にアンケートを行った結果分かったもの。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101004-00000090-scn-bus_all

■海外ニュース
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<定置用電源>
●フュエルセル・エナジー社、エッグ・ランチ社の養鶏場に設置する燃料電池を販売(2010年08月17日)

 フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy, Inc.)に関する今月最後のニュースは、同社はG3パワーシステムズ社(G3 Power Systems, Inc.:G3)に1.4MW級燃料電池発電プラント「DFC1500」を販売した。G3社は、カリフォルニア州フレンチ・キャンプにあるオリベラ・エッグ・ランチ社(Olivera Egg Ranch, LLC)の養鶏場に設置する。燃料電池は燃料に再生可能なバイオガスを活用する予定で、オリベラ・エッグ・ランチ社が現在抱えている養鶏場の廃棄物問題を燃料電池の使用時に生産されるきれいな電気に変換することができる。
http://fcel.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=499819

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第3回 山梨燃料電池実用化推進セミナー【再掲】

 燃料電池ビジネスに参入する上で、自社の技術をどのように生かせるのか、現在どのような技術が求められているのか、世界をリードする講師陣により必要な情報を提供いたしますので、皆様のご参加を心からお待ちしております。
◇開催日程 10月28日(木)14:00?17:30
◇会 場 山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター セミナー室
     (山梨県甲府市宮前町6-43)
◇参加費 3,000円
◇内 容 
受 付 13:30〜14:00
第1部 14:15〜15:45
『定置用燃料電池の現状と今後の展望』
 [講師] 永田 裕二氏(東芝燃料電池システム株式会社技師長)
第2部 16:00〜17:30 
『小型燃料電池の国際標準化の動向と今後の展望』
 [講師] 田島 收氏(株式会社ENEOSセルテック品質保証部)
◇申込締切 定員(30名)に達し次第、募集を締め切ります
◇詳細についてはこちら
http://www.pref.yamanashi.jp/sangyo/news/index.php?id=76
◇主 催 山梨燃料電池実用化推進会議
     山梨県地域産業活性化協議会

☆SSKセミナー【再掲】
●経済産業省による再生可能エネルギー 全量買取制度と今後の施策
  ?再生可能エネルギーの導入拡大に向けた動き?
◇講 師=黒部 一隆氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課再生可能エネルギー推進室室長補佐)

 再生可能エネルギーは、海外からの輸入に頼らない純国産のエネルギーであり、二酸化炭素などの温室効果ガスをほとんど排出しないことから、エネルギーセキュリティー、地球温暖化対策の観点から非常に重要である。

 こうした中、経済産業省は再生可能エネルギーの導入拡大に向けて、平成21年11月からスタートしている太陽光発電の余剰電力買取制度のほか、再生可能エネルギーの全量買取制度の検討も行っており、8月4日に発表した制度の大枠(基本的な考え方をまとめたもの)を中心に紹介する。
1.制度の基本的な考え方
2.個別検討分野(買取対象、買取価格等)の説明
3.最新の検討状況、今後の展開について
4.質疑応答
◇日 時:10月8日(金)午後3時?午後5時
◇会 場:弘済会館(千代田区麹町5?1)
◇受講料:1名につき26,250円(消費税込)
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850
申込受付FAX 03?5532?8851
E-mail  info@ssk21.co.jp
または、下記HPから申し込みができます。
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_10363.html

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