燃料電池ワールド Vol.776 (2010/09/30 10:23)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.776
■□□□□□□□□□
■2010年09月30日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
□□□───────────────────────────
☆第3回 山梨燃料電池実用化推進セミナー【再掲】

 燃料電池ビジネスに参入する上で、自社の技術をどのように生かせるのか、現在どのような技術が求められているのか、世界をリードする講師陣により必要な情報を提供いたしますので、皆様のご参加を心からお待ちしております。
◇開催日程 10月28日(木)14:00?17:30
◇会 場 山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター セミナー室
     (山梨県甲府市宮前町6-43)
◇参加費 3,000円
◇内 容 
受 付 13:30〜14:00
第1部 14:15〜15:45
『定置用燃料電池の現状と今後の展望』
 [講師] 永田 裕二氏(東芝燃料電池システム株式会社技師長)
第2部 16:00〜17:30 
『小型燃料電池の国際標準化の動向と今後の展望』
 [講師] 田島 收氏(株式会社ENEOSセルテック品質保証部)
◇申込締切 定員(30名)に達し次第、募集を締め切ります
◇詳細についてはこちら
http://www.pref.yamanashi.jp/sangyo/news/index.php?id=76
◇主 催 山梨燃料電池実用化推進会議
     山梨県地域産業活性化協議会

☆SSKセミナー【再掲】
●経済産業省による再生可能エネルギー 全量買取制度と今後の施策
  ?再生可能エネルギーの導入拡大に向けた動き?
◇講 師=黒部 一隆氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課再生可能エネルギー推進室室長補佐)

 再生可能エネルギーは、海外からの輸入に頼らない純国産のエネルギーであり、二酸化炭素などの温室効果ガスをほとんど排出しないことから、エネルギーセキュリティー、地球温暖化対策の観点から非常に重要である。

 こうした中、経済産業省は再生可能エネルギーの導入拡大に向けて、平成21年11月からスタートしている太陽光発電の余剰電力買取制度のほか、再生可能エネルギーの全量買取制度の検討も行っており、8月4日に発表した制度の大枠(基本的な考え方をまとめたもの)を中心に紹介する。
1.制度の基本的な考え方
2.個別検討分野(買取対象、買取価格等)の説明
3.最新の検討状況、今後の展開について
4.質疑応答
◇日 時:10月8日(金)午後3時?午後5時
◇会 場:弘済会館(千代田区麹町5?1)
◇受講料:1名につき26,250円(消費税込)
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850
申込受付FAX 03?5532?8851
E-mail  info@ssk21.co.jp
または、下記HPから申し込みができます。
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_10363.html

■2010年09月29日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2010/09/29 西側諸国はわが国がレアアースを「武器化」することを恐れている(サーチナ)

 中国網日本語版(チャイナネット)によると、米メディアが「中国の税関当局がレアアース(希土類)の対日輸出を禁止した」と報じた。中国政府は直ちに否定したが、西側諸国はこれを「中国のレアアース独占」への懸念を広める新たな機会と見なし、「中国はレアアース資源を武器化している」と報じた。『環球時報』は27日、「西側諸国は中国がレアアースを“武器化”することを恐れている」という文章を掲載した。文章の内容は以下の通り。

 「中国が日本へのレアアース輸出を停止している」といううわさや、「レアアースは日本を屈服させる切り札」という一部憶測は、西側諸国に「中国のレアアース独占」への懸念を広める新たな機会を与えた。彼らは中国にレアアースを乞うようになることを懸念するとともに、自分たちのF-22戦闘機が飛べなくなるのを心配しているのである。

 エネルギー専門サイト『中国能源網』の韓暁平首席情報官は26日、「レアアースは新エネルギー分野に応用できるだけでなく、最先端武器の製造にも広く用いられ、国家の安全領域にかかわる。中国は資源を武器にはしていないし、私たちの資源を他人の武器にしてもならない」と述べた。

 西側メディアは、レアアースの輸出規制から多元的に力を誇示する中国のやり方が見て取れるとしているが、これはかつて西側諸国がしょっちゅう用いていた方法である。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100929-00000070-scn-cn

2010/09/29 NEDO、レアアース不要のHV用モーターを開発(Impress Watch)

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は9月29日、レアアース(希土類)を使わないHV(ハイブリッド車)用モーターを開発したと発表した。

 北海道大学大学院情報科学研究科 小笠原悟司教授、竹本真紹准教授の研究グループとともに開発したもの。

 レアアースを使用しない場合はフェライト磁石モーターを採用することになるが、こちらは磁力が弱く、高出力が得られない。

 従来のフェライト磁石モーターは、回転するローターディスクの上に磁石や鉄心を配置していたため、出力を上げることができなかった。このため、ローターディスクの代わりに磁石と鉄心を組み込んだ回転部を採用し、ローターディスクの問題を解決した。

 これにより、希土類磁石モーターと同等のサイズと出力(51.5kW)を得られるフェライト磁石モーターの試作に成功した。今後は検証と研究を続け、高性能化を図る。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100929-00000061-impress-ind
※図あり

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<その他>
●フュエルコン社、新社屋を公開(2010年08月10日)

 フュエルコン社(FuelCon)は、ドイツ、バレベン(Barleben)に新しく本社を構えた。この新しい施設には、製品展示ホールや試験センター、研究所、ミーティングルーム、事務所などが設置されている。
http://www.fuelcon.com/cms/index.php?id=pressemitteilungen_details&L=1&tx_ttnews[tt_news]=468&cHash=13ef454e6aad5195ce764ad4a575cbeb

────────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
 □連絡先:pemdream@gmail.com

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。PEM-DREAMでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.kaijo.com/  
 melma! http://melma.com/contents/taikai/
 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1