燃料電池ワールド Vol.767 (2010/09/15 10:27)

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□燃料電池ワールド Vol.767
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■2010年09月15日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆水素エネルギー先端技術展2010?日本有数の燃料電池・水素関連分野の見本市?【再掲】

 燃料電池・水素エネルギーに関する最先端の技術や製品の紹介に加え、国内外の著名な講師による水素エネルギーの最新の動向が聞ける絶好の機会です。

 「九州・国際テクノフェアー2010」の基調講演会で、トヨタ自動車(株)技監 渡邉浩之氏が「持続可能なモビリティ社会の実現に向けて〜水素社会とITS〜」と題して講演されます。

 「燃料電池・水素エネルギー専門技術セミナー」は事前申込制、先着順です。

 「第2回FC EXPOセミナー in 福岡」(経済産業省資源エネルギー庁/リードエグジビションジャパン株式会社主催)も同時開催します。(事前申込制、先着順です)
◇会期:9月29日(水)〜10月1日(金)10:00〜17:00
◇会場:西日本総合展示場(北九州市小倉北区浅野3-8-1)
http://www.he-t.jp/access.html
◇詳細・セミナーのお申し込みは「水素エネルギー先端技術展2010」ホームページから↓
http://www.he-t.jp/
◇FC EXPOセミナーの申し込みは「第2回FC EXPOセミナー in 福岡」ホームページから↓
http://www.fcexpo.jp/fukuoka/
◇渡邉浩之氏(トヨタ自動車(株)技監)の基調講演会の申し込みは「九州・国際テクノフェアー2010」ホームページから↓
http://www.it-kyushu.net/
◇主催:福岡水素エネルギー戦略会議、経済産業省九州経済産業局、福岡県、北九州市、

    福岡市、国立大学法人九州大学、(独)産業技術総合研究所水素材料先端科学研究
    センター、(財)西日本産業貿易コンベンション協会

☆第2回 山梨燃料電池実用化推進セミナー【再掲】

 燃料電池ビジネスに参入する上で、自社の技術をどのように生かせるのか、現在どのような技術が求められているのか、世界をリードする講師陣により必要な情報を提供いたしますので、皆様のご参加を心からお待ちしております。
◇開催日程 9月21日(火)14:00?17:30
◇会場 山梨大学燃料電池ナノ材料研究センターセミナー室(山梨県甲府市宮前町6-43)
◇参加費 3,000円
◇内容 
第1部 14:15?15:45
『日本における燃料電池自動車の開発動向と水素試験環境の整備』
[講師]中村博氏(公益財団法人水素エネルギー製品研究試験センター特別アドバイザー)第2部 16:00?17:30
『世界の燃料電池自動車(FCV)実証実験の動向と将来展望』
[講師]丹下昭二氏(山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター客員教授)
◇申込締切 定員(30名)に達し次第、募集を締め切ります
◇詳細についてはこちら
  http://www.pref.yamanashi.jp/sangyo/news/index.php?id=74
◇主催 山梨燃料電池実用化推進会議
    山梨県地域産業活性化協議会

■2010年09月15日のWEB LINK NEWS
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2010/09/14 燃料電池向け炭素繊維製の電極材、東邦ナテックスが開発(レスポンス)

 東邦テナックスは13日、燃料電池の電極部材として使用される炭素繊維織物製のガス拡散層(GDL)基材を開発、9月下旬から販売開始すると発表した。

 携帯機器や定置型電源、燃料電池自動車など、燃料電池が注目されている。この燃料電池の電極には、構成部材としてGDL基材が必要だが、性能として充分な導電性や排水性が求められることから、炭素繊維を使用したシート状基材が一般的に使用されている。しかし、従来使用されてきた炭素繊維シートには、柔軟性が乏しく、高速でのロール・トゥ・ロールなどの加工に適していないことや、接触抵抗が大きく、充分な発電性能を持たないなどの課題があった。

 今回開発したGDL基材は、樹脂などを使用しない織物構造となっていることから、従来のペーパータイプに比べて柔軟性があり、高い強度を持ち、高速でのロール・トゥ・ロール加工が可能。また、織物構造であることから、排水性層向上させることができ、より高出力で燃料電池が使用できるほか、織物の表面を均一化することで、接触抵抗の低いGDL基材が実現、発電性能の向上に貢献できる。

 同社では厚さの異なる2タイプのGDL基材を市場投入する予定で、2015年には10億円の売上げを見込んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100914-00000006-rps-bus_all
※写真あり

2010/09/14 奇瑞汽車、新エネ車電池で台湾と合弁―中国(サーチナ)

 奇瑞汽車グループの蕪湖奇瑞科技有限公司はこのほど、台湾のIT大手・明基友達集団傘下の明基材料と合弁会社の設立に関する協議を締結したと発表した。新会社では、リチウムイオン電池の隔離膜(セパレータ)用素材の研究開発と生産を行う。中国の各メディアが伝えた。

 新会社は安徽省蕪湖市の高新技術開発区内に設立する予定で、双方の持ち株比率は50%ずつで合意した。2010年中に実験施設を完成させ、2011年に工場の建設に着手した後、2012年からは量産体制に入る計画だ。

 奇瑞汽車は今後、新エネルギー車の開発において新会社で開発・生産した素材と燃料電池を用いる方針で、量産が進めば他の自動車メーカーにも素材を提供する考えを明らかにしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100914-00000084-scn-bus_all

■海外ニュース
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<ポータブル/バックアップ電源>
●アイダテック社、154台の燃料電池システムを受注(2010年08月09日)

 アイダテック社(IdaTech plc)は、スマトラ島やロンボク島などのインドネシアの島々に展開する事業の第3段階の一部として154台の燃料電池「エレクトラゲン(ElectraGen)」を受注した。アイダテック社のパートナーのカスケイディアント社(Cascadiant)は、エレクトラゲン燃料電池の設置と保守に関する第3段階拡張契約を獲得し、数社の無線通信業者とともにすでに100台以上の燃料電池をインドネシアを横切って設置を順調に進めている。
http://www.idatech.com/uploadDocs/080910_IdaTech_Cascadiant.pdf【燃料電池ワールドの過去記事】
Vol.678/2010年05月10日発行「アイダテック社、インドネシアの通信設備の契約を受注(2010/04/14)」

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